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【No.01】独断と偏見で選ぶビジネス動画(2024年01月14日)

  • 顧客の潜在的なニーズに応えるために、キーエンスは積極的に顧客との対話を行い、問題を見つけて解決方法を探る姿勢を大切にしています。

  • キーエンスの商品開発フローは、まず全国の営業担当者が潜在的なニーズをニーズカードにまとめ、その後の企画部門で試作の企画書を提出するプロセスがある。

  • 顧客が欲しいと言ったものをただ作るのではなく、顧客のニーズを深く考え、それに合った商品やサービスを提案することが重要なポイントである。

  • キーエンスの成功競争として、粗利が高く、市販の類似製品の価格に比べても商品開発が成功している点が挙げられる。

  • キーエンスの平均年収が高い理由は、業績均衡型の賞や制度や粗利が高いことに配慮しており、これが社員に利益を還元する仕組みになっている。

  • キーエンスの商品開発フローは、潜在的なニーズの発見から企画書提出までを迅速かつ効果的に進め、顧客の課題解決に注力している。

  • ニーズカードから商品化までのプロセスは以下の通り:

    1. ニーズカードから30件ほどのアイデアが確実に上がり、その中から3つを検討。

    2. 審議されたアイデアに対して商品化承認を得るまでのステップ:

      • 技術目処が立った試作について深い市場調査と事業可能性の調査を行います。

      • 社長の承認を得て、数億円を投じて商品開発をスタート。

      • 複数の試作があり、1件程度が商品化承認が通るプロセスです。

    3. キーエンスでは商品開発の段階から粗利8割を想定し、付加価値を重視します。顧客に新しい価値もたらせない場合は開発しないという方針です。

  • キーエンスの開発プロセスは「顧客志向型プロダクトアウト」とされ、手軽に使えることに重点を置いています。

    • キーエンの商品は、競合製品よりもはるかに良いという価値を打ち出し、1万種類以上の商品のうち約7割が世界初あるいは業界初のもの。

    • 特に大ヒットした商品の例として、レーザー方式の元素分析装置が挙げられています。

  • キーエンスは組み合わせの天才として、技術を組み合わせて新しい商品を行っています。

    • キーエンスの商品開発担当者は、競合でも技術的にはできるが、うまく組み合わせられない提案をしてくることが成功の恩恵とされている。

  • 思考プロセスに関して、キーエンスは「誰でも使えるものにすること」を重視している。

    • 本発明の父トーマス・エジソンの例を引用し、一般証明用の実用的な製品を開発して成功を収めたエジソンの手法と共鳴させている。

    • キーエンスの商品開発担当者は、使いやすい商品を開発することがヒットの分かれ道であり、開発陣が一致団結して使いやすさを追求している。

  • 発想のプロセスにおいて、キーアイデアエンスはアイデア先生のプロセスに共通する5段階を経ています。

    1. 資料の収集:情報と材料を調査します。

    2. 資料のそしゃく:収集した材料を組み合わせ整理。

    3. 一旦、問題を放棄:アイデアが思いつかない時には忘れ、無意識に使える。

    4. 常にそれを考える:リラックスした状態でひらめきが降りてくる。

    5. アイデアを育てる:実現可能性を検証し、アイデアを形にする。

  • キーエンスの商品開発担当者には、顧客のニーズと未来の商品を結び付けるセンスが求められ、営業や開発のベテランが挑戦されている。


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