私の変わりに次のお店の物件を探すお客様達。
微笑ましいというか、感謝でいっぱい。
私は2013年にカフェを始めて、2020年にそこに区切りをつけ、1か月後新しい場所で再びカフェを始めました。
1つ目のカフェを閉める際、次の場所は決まっていなかったのですが、ひょんなご縁で次が見つかり、パッと作ることが出来ました。
そのパッとの中には、とても濃い時間が濃縮されていて、私一人では到底実現出来なかったであろう、人の想いが沢山詰まっております。
そして、新しい場所では1年4ヶ月カフェを続け、今はお菓子屋として店を経営しております。
開店当時から通い続けてくださる方々や、新しい場所で出会った方々に支えられて、
何も持っていない
へなちょこな人間もが何とか店が出来るんだという姿は、 何処かで誰かの励みになれば本望です。
昨年の8月。
カフェは私の夢だったのですが、一旦カフェを辞める決断をしました。
手放す悲しさは底知れず。
でも嫌なことは忘れるのが1番という能力に長け、楽しむ為に産まれてきた設定の私は、
心機一転、お菓子屋も楽しくやっております。
ただ、
一部のお客様達が私のカフェを諦めていない想いが深い。
歩きながら次のヨシミさんのお店は何処かなって見ているのよ~。
またコーヒーが飲める場所を作ってね~。
プレッシャーを掛けるわけでもなく、軽やかに私がまたカフェを作ることを信じて下さる。
カフェを作るのは簡単で、
(財力の部分ではなく行動力と想像力の部分)
多分、私は得意な分野。
お菓子を作ったり、カフェを経営するのではなく、そういった仕事の方が向いているのではないかと勧められた事もあります。
自分が頑張らなくても出来る当たり前な事。
気が付かいてない強みってあるんだなと教えていただきました。
それでも私は現場が好きなので、自分でお店を作って自分で立つスタイルが今はしっくりきています。
いくつお店が作れるのかなというワクワクは常にあって、楽しい想像はいくらでも膨らみます。
視線は今と未来へ行ったり来たり。
大切なのは、
私の出来る事で出合った場所を活かし、喜んで下さる方を増やす事。
何処に居てもその想いは変わらず、真面目にコツコツ。
お客様達のお気持ちはありがたく頂戴して、大切に温めていきたいと思います。
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