叔母になった私がやりたいこと。
私は長女で弟と妹がいます。
妹とは5歳年が離れていて、彼女は先日、出産致しました。
離れて暮らす妹。
本当は店を休業して駆けつけるはずだったのですが、
この時期ですから残念ながら願いは叶わず。
当日は一人で病院へと向った妹をとても頼もしく思いました。
私は彼女が産まれた時、
なんて可愛いのだろうと愛しくてたまらない想いになったのを今でも覚えています。
弟が産まれた時は私は2歳だったので、
全く記憶がないのですが…。
妹が産まれた時は、
弟では見ることの出来なかった、人が成長する瞬間というものを見てやろうと心に強く決めたのでした。
なぜか抱っこや哺乳瓶でミルクをあげるのが上手だったらしい私。
ふわふわの身体に、ぷくぷくのほっぺた。
ごくごくミルクを飲み干す食欲に、赤ちゃんの生命力を感じていました。
お昼寝する横に寄り添い、
なんでこんなに優しい匂いがするんだろうとクンクンと嗅ぎ…。
ぷくっと小さく開いた口からもれる寝息に癒された。
と、
妹が小さい頃の記憶は鮮明に覚えているのに、
いつの間にか彼女は成長していて、
私が見たかった背が伸びる瞬間とか人間の変化の過程は、気が付かない速さで進んでしまっていた。
今思うと私ってば変な5歳児(笑)
でも本気で彼女の成長をみたいと思っていたのです。
妹は大体、私の同級生や先生たちに可愛がられました。
ありがたいことにヨシミの妹は皆の妹、
そんな風に気にかけてもらっていたと思います。
そんな私の友人たちは妹の出産を喜び、
ちらっと妹の出産の話をしたお客様達からも
素敵な贈り物を頂いてしまいました。
妹は会ったこともない自分に姉の店のお客様達からプレゼントを頂けるのを不思議がっています。
私はそんな優しいお客様の存在も、
贈り物を頂ける妹の存在も誇らしい。
そして産まれたばかりの姪っ子。
私は誕生日が近いというだけでとても嬉しくて、
送られてくる画像を見てはニヤニヤしてしまう。
人の価値観が少しずつ変わろうとしている今、
よくぞ産まれてきましたと、
彼女がこれからどんな風に成長していくのか、
愛されることを知っている妹がどんな子育てをするのか、私はとても楽しみにしているのです。
そして、私に出来ることは?と考えます。
いつも小さいお客様達にも思うのですが、
私が好きなことを仕事にして
楽しそうに生きる姿を見てもらいたい。
身をもって体現したい、
この世界は楽しいよといういう事を。
辛くて悲しいこともあるけれど、
でも幸せになる事を選んで良いんだよと
楽しそうに仕事をしている大人もいることを知ってもらいたい。
まだ当分の間、
姪っ子には会えなさそうですが、
会えない時間に抱く想いを、
会える日まで貯めまくってやろうと
思う私です。
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