「バケツをひっくり返したような雨」ってなんやねん。
梅雨に入ったとか入ってないとか。
紫陽花もやれ満開ですな。紫陽花たくさんで有名なお寺の住職は、ここぞとばかりに夕方のニュースでウハウハとインタビューを受けている。
先日は、全国的に雨だった。警報クラスの雨が降るぞとテレビで騒いでた。お天気の人が「バケツをひっくり返したような雨が降ります」と言っていた。
さぞ、恥ずかしいだろうな。
こすりまくってる比喩表現を使うのは、とても恥ずかしいだろうな。お天気の人、バケツを超える表現を思いついているかもしれない。しかし、提案したところで、却下されるだろう。
長年君臨し続けている大雨表現=バケツには、敵わないんだろうな。高すぎる参入障壁を前になす術はないんだろうな。
そもそも「バケツをひっくり返したような」って誰が最初にいうてん。冷静に考えて「バケツをひっくり返したような雨」ってのは、さすがに言いすぎやろ。
雨のほうも困っとるわ。「いや、そこまで大雨違いますけどw💦バケツをひっくり返した雨って、あなた、それは言い過ぎでっせ。こっちもプレッシャーかかりますわ。勝手にハードルあげんといてください。ほんま勘弁してくださいよ」って思っとるわ。
てか、バケツをひっくり返したような雨ってさ。
そもそもバケツに入ってる水の量にもよるやろ。
バケツの大きさにもよるやろ。
バケツのひっくり返し方にもよるやろ。
バケツをひっくり返す人の性格にもよるやろ。
バケツに入ってる水をかけられる人のキャラにもよるやろ。
いや、そもそもどうやってバケツをひっくり返すかにもよるやろ。
人が悪意を持って、ヨイショ!どりゃー!とひっくり返すか、善意無過失でたまたま置いてあったバケツに足が当たって「あ、ごめん」てな具合でひっくり返すかにもよるやろ。
なんやねん。
「バケツをひっくり返したような雨」ってなんやねん。
誰が最初に言い出してん。「これや!」って思って、言ってみたら周りが「おお〜!さすがっす〜!それでいきましょ〜!」ってなったんかい。
最初に言うたやつ、周り固めてたやろ。自分の発言をバケツのようにひっくり返せへんような空気作ってたやろ。
は?バケツをひっくり返せへんような空気ってなんやねん。
一体全体なんやねんバケツ。
バケツってなんやねん。
ちょっと待って。
バケツの語源ってなんやねん。
うおおおい!
当て字とはいえ!
当て字とはいえ!
当て字とはいえー!
バケツって、馬の尻なのかよ!
バケツって、馬の穴なのかよ!
きたねーよ!
きたねーよ!バケツ!
おおおおおおい!
ひっくり返さねーでくれよ!
もう金輪際バケツひっくり返さねーでくれよ!
バケツをひっくり返したような雨なんて言わねーでくれよ!
きたねーから!
なんかすんごい汚く感じちゃうから!
大雨だからって、バケツをひっくり返さないでくれよなぁぁああぁ!!!!
・こぼれ話
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