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【オススメ書籍】3000億円の事業を生み出す「ビジネスプロデュース」
三宅さんというドリームインキュベータ執行役員の方が書いた書籍を読んだのでメモ。
三宅孝之(みやけ・たかゆき)
株式会社ドリームインキュベータ執行役員。京都大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了(工学修士)。経済産業省、A.T. カーニー株式会社を経てDI に参加。経済産業省では、ベンチャービジネスの制度設計、国際エネルギー政策立案に深く関わった他、情報通信、貿易、環境リサイクル、エネルギー、消費者取引、技術政策など幅広い政策立案の省内統括、法令策定に従事。DI では、環境エネルギー、まちづくり、ライフサイエンスなどをはじめとする様々な新しいフィールドの戦略策定及びビジネスプロデュースを実施。また、個別プロジェクトにおいても、メーカー、医療、IT、金融、エンターテインメント、流通小売など幅広いクライアントに対して、新規事業立案・実行支援、マーケティング戦略、マネジメント体制構築など成長を主とするテーマに関わっている。東洋経済オンライン「ビジネスプロデューサー列伝」シリーズのインタビュアーも務める。
①社会課題を起点に構想する。
・社会的課題や意義:課題が大きければ大きいほど、ビジネス規模も大きい
・妄想 :あったらいいなという状況を描く
・構想 :妄想を人にぶつけ、意見を聞き合理的な形に再構成
・戦略 :ビジネスを描く
目の前の社内・顧客のというレベルではなく、社会課題を起点にすることで大きくなる。
社会的課題を取り扱いながら、業界・政府を跨ぐような構想へ妄想。
持ってないものは、自前にこだわらない。
相手にどんな利点があるかを含め、思考し議論しにいく。
②撒き餌とお金を得るエンジンの話
昔の松下電工の話。
電設資材業界の人材育成を目的に、第二種電気工事士の資格取得試験研修を始めた。
当時の社長の思いが発端。
研修自体の内容すばたらしいが、教科書や工具は松下電工のもの。
一人前になった時に結果として松下電工の道具を使ってくれるという。
純粋に将来の業界全体のことを考えて実行したのかもしれないが、結果として大勢の電気工事士を生むことにもなった。
他にも、
・オリンパスが世界中で内視鏡を使って教えている
・資生堂が女子高生向けにメイク講座を行っていたなど
社会的課題解決を起点にしながらも、どこで利を得るかを思考すると今まではない切り取り方ができる。
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