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ホリエモンはあなたの人生に役立つ。嫌いでもいいではないか!

堀江貴文氏。

彼はホリエモンと言うニックネームで世の中を轟かせている。
彼のことを嫌う人は多い。
私もその一人であった。

彼は尊大だ。自慢ばかりしている。
金儲けを得意とした守銭奴だ。
出来ない人を蔑んでいる。
彼の成功や才能、そして仕事への熱意と行動力は認めるけれど、成功してない私達はやっかみさえ感じる。

一見、そういう風に思えるからだ。

IT企業を起業し、ウェブサイト制作会社として始まった会社はM&AにM&Aを重ね、ついに社名を当時知名度のあったライブドアに変え、若くして会社を上場させ、時代の寵児と言われた。

球団買収やテレビ局買収、選挙出馬など世の中を賑わせているなか、さらに多くの人の注目を集める事件が起こった。

ライブドア事件。記憶に新しいと言う方も居ることだろう。

裁判の結果、彼は長野刑務所に収監される。

これで彼も終わった。

ざまあみろと思った人もいるだろう。

だが、実際はどうだ。

彼が出所するときの記者会見のフラッシュの眩しさ

小太りだったのに蛹から羽化したかの様な激痩せした容姿

まるで生まれ変わったかの様ではないか!

さらにツイッターのフォロワーは百万人を超え、さらに増え続けているではないか。(このエントリ執筆時点で1,509,852人)

書籍は何冊も出版し、彼の発行する有料メルマガは日本一の購読者を誇り、同時に30種類くらいの事業を平行して行っている。

まさにバケモノである。

まるで収監されたほうが良かったくらいの蘇り方である。

六本木ヒルズから長野刑務所と言う、ものすごい格差社会を図らずも実践してるのにもかかわらず、奈落の底に落っこちても見事立ち直っている。

私はその事実に驚愕した。

と同時に気がついた。これは、ヒントだ。

あなたは今、

人生で悩んでいることがあるかも知れない。
やりたいことがあってもうまく行ってないかもしれない。
さらにはやりたいことが見つけられないでいるかもしれない。
途方に暮れ、縄を手にしているかもしれない。
練炭を購入し、車の中に閉じこもろうとしてるかもしれない。

だが、ちょっと待って欲しい。

その前に彼を研究してみてはどうか。

別に嫌いのままで良いではないか。

幼い頃あなたはお母さんに

「好き嫌い言わないで何でも食べなさい!」

と言われたことはないだろうか。

実際、人参、ピーマンが嫌いだったかもしれない。

その時ママは、細かく切り刻んで、食卓に出したかもしれない。

切り刻まれた人参、ピーマンならあなたは何とか食べられたのではないか。

そう、嫌いのままで良い。

細かく切り刻むんだ。

それを食べてあなたは大きくなったではないか。

彼の思考や生き方を、分解して、気に入ったものだけを自分に合うように考えて、取り込んでいくのである。

彼のやり方をそのまま真似できるわけではない。

彼になるためには

東大に入り
ヒッチハイクし
学生の時点で起業し
さらに上場させ
その上捕まらなきゃならない

それは難しい。不可能に近い。

って言うか、嫌だろう。

そういう人生をトレースするのは無理だ。

だから、あなたなりのアレンジが必要なのである。

彼の資産は一時1208億くらいあったとも言われる。

でも、あなたに1208億は必要ないのではないか。

1億、2億で十分かもしれない。

なら、彼の1200分の1、600分の1でいい、ということになる。

もちろんそれは極端だが、彼の言うことなすことの一部があなたの人生に役立つことは間違いない。

ここで、中国を思い起こして欲しい。

日本は中国にGDPで抜かれたではないか。

中国は経済だけで言えば乗りに乗っている。

経済が停滞すると言われる社会主義でそれはなぜ可能なのか。

何故ソ連や東ドイツみたいに崩壊しないのか。

かつて中国には鄧小平と言う偉い人がいた。

肩書がないのに一番偉かった。

私は、その人の言葉を借りたい。

「資本主義は社会主義に役立つ」

社会主義国家なのに、資本主義を取り入れたのだ。

どんなイデオロギーだよそれは? っと突っ込みたくなるが、実際可能だったのだ。

だから中国は、香港マカオ返還も容易だったのである。

社会主義国家が資本主義の地域を飲み込んだのである。

それで、中国はGDP世界第2位だ。

経済発展だけ見れば、大したものだ。

そう、だから(私も含め)あなたも発展できるのだ。

いや、人間だから「成長」と言葉を置き換えようか。

結論を言いたい。

「ホリエモンはあなたの人生に役立つ」と。

嫌いのままで良いのである。

実際、多くの人に嫌われていても、彼は一切気にしてない。

アドラー心理学が流行っているが、それによると

「嫌われることを恐れなければ、自由になれる」

ということである。

ベストセラーの「嫌われる勇気」になぞって言えば彼は「嫌われる勇者」であり、自由なのである。

勇者さ加減はドラ○エやファイナルフ○ンタジー、あるいはスーパーマ○オブラザーズの主人公以上のそれである。

「彼の顔を見るぐらいなら、死んだ方がマシ!」と言う極端な人以外はせめてこの動画くらいは見て欲しい。(人生は自分で切り拓く、そのヒント)

「平成26年度近畿大学卒業式」 堀江貴文氏メッセージ - YouTube

(因みにちきりんさんもブログで推奨している)

時間がないなら早回しで見ればよいではないか。

ホリエモン大嫌いなのでなんでこんな人のスピーチが絶賛されるのかと試しに見てみました。なかなか良いスピーチでした。

↑動画のコメントにこういうのを見つけた。

筆者は、(筆者の知る限りで)彼の講演の中でこれが一番ではないか、と思っている。ホリエモン初心者にはまさにうってつけである。

もっと見たい、というご奇特な方はこちらも。テーマは失敗は成功のもと。(コレもちきりんさんが推奨済み)

そして、著作なら間違いなくコレを勧める。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

タダでちょい読みしたいならコレだ。

ゼロ 第0章 それでも僕は働きたい

以上、嫌いでもいいから彼の言葉に少しは着目することをおすすめする。

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