GUITARHYTHM active tour '91-'92 (布袋寅泰) #私を構成する42枚 より
私を構成する42枚
より20枚目の紹介は布袋寅泰の『GUITARHYTHM active tour '91-'92』(1992年)です。
私がギターを始めたのは中学3年の受験期でした。
noteでも何度か書いていますが、当初はゲームミュージックを弾いてみたくて何か楽器をと思ったのがきっかけです。『イースⅢ』というゲームです。
いきなり脱線しますが、『イース』は日本ファルコムというメーカーの作品で、ここには音楽も社内で制作しており、Falcom jdk BANDがあり、現在も活動しています。
そういうことで、かなり音楽には定評があったのです。
最近はHAGANEのギタリストである、よしださくら さんが弾いていました。
この曲はガチでHRナンバーでカッコイイです!
話を戻します。
そんなことで手にしたギターですが、練習するにはロックを、ということでBOØWY、ブルーハーツ、Xなどをコピーし、必然的に布袋寅泰のソロを聴くようになったのです。
布袋さんはやはりあの声が当初違和感ありました。
BOØWYのコーラスではいい味、といった感じでしたがメインボーカルとしてはどうなのか……
ドリームシアターのマイク・ポートノイがメインボーカルをやったら絶対にダメだと思いますしね笑
しかし、この絶妙な布袋ボイスに慣れるとカッコよく聴こえてくるのです。
と言っても布袋さんはギタリズム4までで、その後邦楽のロックを聴くことはほとんどなくなりました。
布袋さんのソロキャリアでも特筆するのは1stと2ndだと思います。
『さらば青春の光』でテレビ解禁後はメジャー路線に徹しましたが、この2作はかなりの野心作で、本当はこんな音楽をやりたかったんだな、と思わせてくれます。
特に2ndは2枚組でCDの装丁もかなり凝っていました。
プログレ色も強く、スルメ系でもあります。
BOØWYファンは戸惑ったでしょうね。
氷室京介はBOØWY路線を継承していましたから。
ということで、その2ndのツアーである本作は相当カッコいいです。
コンセプチャルでもあります。
コピーも結構しましたね。
BOØWY同様、スタジオ盤よりライブが好きですね。
そして2本目のギターとして、フェルナンデスのサスティナーモデル(布袋のデザインはないもの)を買ってしまいました。
あのハーモニクスへ変化するサスティナーでのアーミングをどうしてもしたかったのです笑
そしてカバーも何曲か入っており、それもまたいいです。
David Bowieの『Starman』
リマスターあったんですね。これは中々いいです。
Eddie Cochranの『C'MON EVERYBODY』
そして名曲であろう 『Fly Into Your Dream』
これもサスティナーが活躍します。
そう、これはドリームシアターの名曲 『The Spirit Carries On』に通じるものがあります!
ライブのOPとENDで演奏された、『GUITARHYTHM』、これも結構好きです。
この記事を書くのに久しぶりに聴いていましたが、やはりいい。
そして自分のギタープレイに布袋寅泰はかなり影響を及ぼしていると感じました。
布袋流の親指で6弦を押さえる弾き方で始めてしまったので、その後セーハに切り替えるのに少し苦労しました。
あれは手が大きかったり指が長い人はいいですが、自分は小さくて短いので合わなかったです。
でも、BOØWYの『BAD FEELING』やDeepPurpleの『Burn』では役に立ちました!