気温33度ののバリ島から
バリにいると、この時期ツーリストで賑わう地域や、ショッピングモールとかでないかぎり、今日がクリスマスだとは全然感じない。
日本で普通に神道仏教の家で育ったけど周りには教会も多く、小さい時のクリスマスは、母が苗木から育てた小さなもみの木に、いろんな色の電球やら飾りをつけて、夜は教会から聖歌隊がクリスマスキャロルを歌いに来てくれて、翌日朝は枕元に小さな包みが置いてあった。
街ではクリスマス商戦でクリスマス・ソングがどの店からもうるさいくらい聞こえて来て、大きくなるとクリスマスに1人でいることがアカンことみたいなふうに思い込まされてるみたいで、みんなその日を一緒に過ごすカレシカノジョを求めていた。もちろんプレゼントは必須で。
むかしむかしシンガポールに偶然クリスマスの時期にいた事があり、街中眩しいくらいのイルミネーションで凄かった。シンガポールは第二次世界大戦中の3年日本軍による占領以外は、長くキリスト教国であるイギリスの植民地だったが、クリスマスの日、若者たちは自分の宗教関係なく、仏教徒もイスラム教徒もヒンドゥー教徒もみんな、ベントとして賑わっていた。
欧米のキリスト教国か、シンガポールのようにその植民地だった国々か、日本のようにキリスト教国に敗戦して、勝った方の国の文化が負けた方の国の国民に染み渡った国でないかぎり、今日はきっと何でもない普通の日だったかもしれないが…
全世界のキリスト教徒の数約22億人。世界人口の約3.5割。これにキリスト教徒以外でクリスマスをイベントとして捉える人を足したら、きっと世界中の人口の半分近くは、何らかの形でこの日0に何か特別なことをしているかもしれない。
だったらこの日は、私たちを含め多くの人の意識を合わせることのできるチャンスにできるかもしれない…🕊
例えば…
世界中のお腹を空かせた子どもたちが、今日は美味しいものをお腹いっぱい食べれる日であるよう🙏✨
クリスマスの精霊が、
世界中の孤独な人たちのこころに光を灯しますよう🙏✨
(🎄ヨーロッパでは一番、自○の多い時期らしいのです。特に高齢者の方の…
賑わいムードの中、孤独を感じてしまうのでしょうね…)
クリスマスを祝うすべての人が健やかで、しあわせを他の人と共有できて、広がって行きますよう🙏✨
私たち1人ひとりの心が穏やかで、争いの種がなくなりますよう🙏✨
🕊🕊
そして今年のクリスマスに贈りたい曲はやっぱりこれ。
『ハッピークリスマス
(戦争は終わった)』
ジョン・レノン
この曲がリリースされて、すでに半世紀以上が経ったけど、人間同士の争いはまだ終わっていない。
非暴力、不服従を貫いたインド独立の精神的指導者、ガンディーの言葉も。
生きていたらクリスマスが地上の誕生日で陽気なのが好きだった父。そんな人に贈るラテン・クリスマスの曲も♫✨
『 Feliz Navidad (ft. Thalia)』
Michael Bublé - Mis Deseos
そして言わずもがなこの曲。
一瞬、教授が逝ったのが今年だったのかいつだったのかわからなくなってしまった…
『戦場のメリークリスマス』
坂本龍一
未来に残るクラシック。
辻井伸行 さんが弾く
『戦場のメリークリスマス』
序盤から涙出ます。
↓ 写真は先日晴れ渡って、西側にお隣りのバトゥール山まで見えた日のアグン山。
気温33度
クリスマスっ氣(け)はゼロの
バリ島より🕊✨🙏🌟
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