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【Vol.2】w/コロナでのライブハウス再開ロードマップを考えてみた(沖縄県の場合)

1.5月14日(木)時点での私のアイディアまとめ

前回の記事をFacebookに上げたところ、たくさんの方からコメントやアイディアを頂きました(FBの当該記事はこちら)。また、その中に私が考えていたアイディアと同じ内容も含まれていましたので、ここでご紹介します。

それはどういうものかと申しますと、

ソーシャルディスタンスという課題、また、換気やヴォーカリストの飛沫対策を考えると、ライブハウスという閉ざされた空間を出て「屋外」を新たな拠点とすることを検討したほうが良いのではないか?

です。例えば、公共の野外イベント施設(公園内に作られたちょっとしたステージとか、ありますよね)を借りてライブハウスの冠で定期的に野外ライブイベントを開催するイメージです。これなら上記の課題も簡単に解決されますし、公園を管理している自治体もその場所の利用実績が増えるので嬉しいのではないか、という意見もありました。

ただ、やはりライブハウスはその場所、その空間自体が大きな魅力を発していることが多いので、そのハコを離れるということの心理的なハードルの高さはあると思います。それを指摘されている方もFacebookでいらっしゃいました。私もそれは充分理解できるのですが、でもいまこのように環境が否応なくドラスティックに変化していく中では、新しい考え方に早く切り替えていったほうがよいのではと感じています。

ということで、5月14日(木)時点での私のアイディアをいま一度整理しますと、

A)ライブハウスでライブを再開する場合、まずは出演者3名+お客さん6名からスタート。

B)並行して、定期的にライブハウス主催の野外ライブイベントを開催。

C)上記AとBに有料ライブ配信を絡めていく。

この3つを組み合わせながら新たなライブハウス運営の形を模索していくイメージなのではないか、と5月14日(木)までは考えておりました。

2.あれ?ソーシャルディスタンスは2mじゃなくていい?!

が、5月15日(金)になりまして、沖縄県から新たな発表がありました。こちらのページです。

いろいろと資料がアップされているのですが、こちらの「新しい生活様式の実践例」という資料に興味深いことが書かれていました。以下キャプチャです。

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「人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。」

あれ? ソーシャルディスタンス=2mではなくなっている??!!

ライブハウスという限られた空間では、2m空けるか1m空けるかでキャパシティが全く違ってきます。

前回の記事では2m空けたときの様子をシミュレートしてみました。以下です。

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これが、2mではなく1mで良いとなると、、??

3.ソーシャルディスタンス1mでの集客シミュレーション

ソーシャルディスタンスが1mで良いのなら、こんな感じや↓↓↓

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こんな感じもいけそうです↓↓↓

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実際にはライブハウスのハコの形に合わせて最適化することになると思いますが、いずれにしても2mと1mでは相当大きな違いが出てきますね。

でもまぁ実際に沖縄県が最低1mと言っているのだから、それでOKなのでしょう!

で、もっと言うと、

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↑こちらは前回もご案内した県庁発表の感染予防策の例です(PDFはこちら)。1mどころか、1席ずつ空ければ良いらしい。。。?!?

どっちを尊重すれば良いのかよくわかりませんが、まぁ安全策をとると1mですかね。。

4.「10名以上のイベントは延期」する必要があるのか?

そうそう、あともうひとつ気になっていることがありました。以前沖縄県が発表していた ”「段階的な活動再開」期においては、10名以上のイベントは延期すべし" という点です。

これも結構大きなポイントですので、実際そうなのか、5月14日(木)の朝に沖縄県新型コロナウイルス感染症対策本部に電話して直接聞いてみました。すると答えは「イベント開催の詳細については別途、近日中に発表する」とのことでした。

で、改めて5月15日(金)に発表された諸々の資料を見ていたところ、「(別添)今後の取り組み」という資料に以下の記述を発見しました。キャプチャを載せます。

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小さくて読めないと思いますが、ここに何が書いてあるかと言いますと、「イベントの開催自粛要請」という行の右下に ”18日をめどに「県主催イベントの実施ガイドライン」を策定” とあります。つまり5月18日(月)以降に、10名以上のイベントは延期すべきなのか、延期しなくてもいいのか、後者の場合はどのような条件になるのか、のガイドラインが発表されると思われます。

なお、沖縄県ではなく政府の発表で以下を見つけました。

屋外200人以下・屋内100人以下のイベントを容認…宣言解除地域

政府は14日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を39県で解除するのに合わせ、解除地域でのイベント開催に関し、屋外では200人以下、屋内では100人以下の規模は容認するとの基準を発表した。基準では、屋外について、「200人以下、かつ人と人との距離を十分に確保できること」を求め、具体的な距離は2メートルが望ましいとした。屋内は「100人以下、かつ収容定員の半分以下の参加人数にすること」を目安とした。(読売新聞 2020/05/15 12:01 付けの記事)

つまり、屋内でお客さん100人でライブをしたいと思ったら、本来は200人以上収容できるハコでなければならない、と。ということは、やはり沖縄県がライブハウスのガイドライン例で言っているように、1席ずつ空ければいいような雰囲気。このぶんだと、5月18日(月)以降に沖縄県が発表するイベント実施ガイドラインもこの路線で来そうですね。これなら集客数に関してはかなりハードル下がりますね。

5.今日の記事のまとめ

ということで、今回の記事のポイントをまとめます。

・諸々の課題を払拭する手段として、ライブハウス主催の定期的な野外ライブイベントを検討してはどうか。

・ソーシャルディスタンスは1mあればいい(客席は1席ずつ空ければOKかも) → 工夫すればライブハウスの収容人数がだいぶ改善される可能性あり。

・10名以上のイベント開催については5月18日(月)以降にガイドラインが発表される見込みだが、恐らく政府の方針に沿った形になるのでは。

以上。

6.その他、気になっていること

沖縄15日連続で感染ゼロ 新型コロナで県発表 41人を検査【5月15日】

上記は沖縄タイムスの記事ですが、沖縄県では新規感染者ゼロが続いています。もちろん、感染者ゼロが続くのは非常に嬉しいニュースですし、諸々の活動再開にマストな条件でもあるわけですが、一方で、沖縄県内在住の私の友人がこの1ヶ月間検査拒否され続けています。37度くらいの微熱が1ヶ月&息苦しさを訴えつつも病院と保健所に何度も検査拒否され、本人どうすることもできず仕事も止めて自主隔離し、心身共に辛い思いをしている状況。しかも一人暮らしです。

もちろん早くライブを再開したいですが、上記のような状況があることを知ると、真実はどうなんだろう?とちょっと心配になったりもします。5月15日(金)の県の発表資料にはPCR検査も拡充すると書かれてはいましたが、具体的な目標数は記載されていませんでした。実際の状況がどうなのかを知ることができなければ、w/コロナでの本物の再起は難しいと感じます。

また、今回の沖縄県の自粛要請の緩和はかなり大規模な印象を受けたのですが、そんなに緩めて大丈夫なのかな、という気もしています。恐らく経済活動との兼ね合いでかなりギリギリを攻めているのではないかと。でもまぁコロナ対策については誰かが正解を持っているわけではありませんので、日々諸々のデータをサンプリングしながら舵取りをしていくしかないのだろうと理解しています。

と考えるとやはり、サンプリングの精度を上げることが非常に大切になってくるかと。あとは県民一人ひとりの意識の持ち方でしょうか。行政や医療の関係者の方々は毎日大変なご苦労をなさっていると思いますが、どうか引き続きよろしくお願いいたします。

<最後にひとこと>

沖縄県庁の方々のご苦労は想像に難くないわけですが、しかしとは言え県庁のコロナ対策特設サイトは見づらいですねぇ。。以下のようにページの最上部には更新日が打たれているのですが、実際にどの情報が更新されたのかが示されていないので、ひとつひとつPDFを開けて確認しないといけないという。どうして更新箇所がひとめでわかるように明記しないのかなと。。

自治体サイトはまさにこういう緊急時にコミュニケーションメディアとしての実力が問われるわけですが、これではちょっときびしいですね。。少しずつでもよいので改善を期待しています。

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沖縄でベース弾いてます。アーティストのライブやレコーディングのサポートなど。インプロやノイズ系の活動もしてます。親子で楽しむジャズライブ「親子ジャズ」を2016年より主宰。iOSアプリBeatMasterシリーズの発案者(現在はAppStoreから落とされてます)。
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