金沢一人旅と父の教え
2月に温泉、日本酒、やきものを楽しむ旅に行ってきました。過去記事に書いた候補地の中で一番行きやすい金沢へ、サンダーバードに乗って。
一泊二日の一人旅。旅の後、ちょっとだけ本文を書いてサムネも描けたところで飽きて放置してました。今更感はありますが、サムネ没にするのがもったいないので投稿します。
まず初めに、金沢駅からバスに乗って21世紀美術館へ向かいました。徒歩でも行ける距離だったのと、結構バスが混んでたのもあり、歩きで行った方がストレス少なかったかもと思いました。
他の展示も一通り見てまわりましたが、近代(現代？)美術は難しいですね…綺麗とか可愛いとかとは違うベクトルで表現されている感じがして、見ていてどうも嚙み合わないというか楽しみ方が分からない。でも水の底から上を眺める浪漫は分かる。小さいころお風呂に入っている時に、ゴーグルをつけて潜って底から上を眺めたり、お湯と空気の境目を不思議に感じて、水面を摘まもうとしていたのを思い出しました。
そしてメインイベント。日本酒と金沢の魚介を味わう、です。
生酒（加熱処理なし）と火入れ（加熱処理あり）を選ばせてもらえる素敵仕様。私はフレッシュなのが好みなので生酒を選びました。他の銘柄と合わせて２合は飲んだはず。グラスも素敵。
お刺身もしめ鯖もめっちゃ美味しかったです。添えてあるとろろ昆布みたいなのも美味しかった。心の中で美味い美味いとかみしめながら日本酒飲んでました。実はホタルイカがちょっと苦手なのですが美味しい…かも？位の感じで完食。レンコンのはさみ揚げも揚げたてで美味しかった～。この一皿はありがたかった。
締めはあったかいのが食べたくて、ハマグリの酒蒸しを頼みました。だし汁てなんであんなに染みるのでしょう…！あとお品書きに「白エビの昆布締め」という料理があって、ものっ凄く食べたかったのですがお腹いっぱいで諦めました。次行く事があったら絶対頼みたいです。
ホテルへチェックインした後、温泉に入る。久しぶりの温泉はとても気持ちよかったです。翌朝も入りました。
お風呂上りにホテルのサービスの夜鳴きそばとアイスキャンディーをいただき、事前に購入していたお笑いライブの配信アーカイブを視聴、途中眠気と戦い、ふわふわした状態で見終えて就寝。（後半よく覚えてなかったので翌日もう一回観た）
①フレッシュで4本の中だと一番好き。また飲みたい。
②癖がなくて飲みやすい。開栓日以降の方が美味しく感じた。
③すっきり上品で美味しい。高級感のある感じ。
④シュワっとした発泡感が美味しい。これも開栓日以降の方が好き。
どれが良いか悩んでたらお店の人が話しかけてくれて、「4合瓶4本買いたいんですけどー」って言ったら「おおうっ」って言われました(笑)
好みの味を伝えると親切に一緒にあれこれ選んでいただけました。一番左の「吉田蔵 u 百万石乃白生酒」は昨晩お店で飲んだ中で一番美味しかったので同じの買えて嬉しかったです。あと配送お願いしてるところで、4本並べてくださって「写真撮っておきますか？」って聞かれました。こういうの助かる…！帰宅後、宅配便が届いてから、いっぺんに全部開けて飲み比べしたのが贅沢で楽しかったです。飲んでから1か月以上経ってるので味の感想が簡単すぎますね。
九谷焼も色々見てまわりました。猫柄の九谷焼って見たことなくて気に入って買っちゃいました。あと角皿のサイズと深さがちょうどよくて重宝してます。
金沢駅内、美味しそうなものがいっぱいあってわくわくしました。他にも桜味のきんつばとかくるみ松風というお菓子が美味しかったです。
父からの教えで、私が唯一採用しているのが「旅先でお金のことは気にしたらあかん」です。（無意識に引き継いでる教えもあるかもしれませんが）
たしかに、せっかくの旅先でケチケチしてたら楽しくないよな～と自分を甘やかしつつ、脳内でざっくりとした数字で電卓叩いている自分を押さえつつ、ちょっとお高めの日本酒を頼んだり、機嫌よくお買い物出来ました。
金沢、やっぱりお魚がめっちゃ美味しかった。あいにく定休日で行けなかった日本酒バルにも行きたいし、工芸メインの美術館もいくつかあったので是非また行きたいです。