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学問の結果は社会に還元しなければならない

就活、めんどくさすぎるな?

自分は今大学3年生ですが諸事情により本格的な就活はもう1シーズン先です。

しかし周りの友人には就活真っ最中という人ももちろんいます。僕はこの就活というのがどうも嫌いです。色々と嫌な理由はあるのですが、一番は大学で学んだことを全く生かせない職場に行かざるを得ない可能性があるということですかね。

何度か私の大学を卒業して就職した先輩の話を聞くのですが、大学で学んだことを全く使わないという人も結構いるようです。でもそれって本当にいいのでしょうか?

僕を含めまともに大学という場所で学問をする人は何かしら自分で問題を見つけ、それについて知識を蓄えて考察をし、ある程度の答えを出すはずなのですが、それを完全に捨て去って社会人になるなんて全く無駄なことです。

なぜなら私たちが大学で取り組むのは実際の社会で起きている問題だったり課題であるはずだからです。これに対して何らかの答えや解決策を見出したなら、そこまでしっかりしたものでなくても考えを持っているのなら、それを社会に還元しなければ学生生活が報われません。

そういうことをするのは研究者として院に進む人だけで十分じゃないかなんて声もありそうですが、そうするのは圧倒的少数です。それにこういう人達でさえ最終的には学問の成果を捨てなければいけない可能性も出てきます。

私達学生に求められているのはまず何よりも勉強をしてその成果を社会に活かすことだと考えています。

何も就職先のことを考えて勉強する内容を選べということではありません。大学を職業訓練校のように捉えるこのような考えは強く否定しています。

そうではなくて、自分が好きに勉強した結果をどんな形でもいいから社会の中にある問題解決に使わなければいけないなということです。

そうすることで社会の問題が解決すればいいよね、ということです。また新たな問題が出てきたらまた解決策を見つけばいいのですし、問題が解決しなければまた違うやり方で考えてみるだけです。

こうすれば何にせよ社会の在り方は変わるし、それに伴って学問もまた新たなステージに進む。WIN-WINってやつですね。

せっかく長期間何か一つのことを真剣に研究するんだから、最終的にはそれを使って社会の中で生きていきたいなぁと考える今日この頃です。

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