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パッケージデザインで培える5つのスキル

こんにちは!ばやしです。
今日はこれからデザイナーを目指す方に向けて、パッケージデザインを通じてどんなスキルが身につくのかをお話ししたいと思います。パッケージデザインの世界は奥が深く、そこから得られるスキルがたくさんありますよ!


1. グラフィックデザインスキル

まず、当然ながらグラフィックデザインのスキルは大いに向上します。IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールを駆使して、商品の魅力を引き出すデザインを作り上げます。色彩理論、レイアウト、タイポグラフィなど、デザインの基本から応用までしっかりと学べるのが魅力です。

2. マーケティングの知識

パッケージデザインは単なるビジュアル作りではありません。商品が消費者にどう受け取られるかを考慮し、購買意欲を引き出すデザインが求められます。そのため、マーケティングの知識も自然と身につきます。ターゲット市場の分析や競合商品の調査を通じて、デザインにマーケティングの視点を取り入れるスキルが培われます。

3. 消費者心理の理解

競合他社の商品が並ぶ商品棚のなかで、消費者がどんなデザインに惹かれるのか、どのようなパッケージが購入決定を促すのかを理解することも重要です(実際に売り場に足を運ぶことも結構ある)。消費者の心理を読み解き、その知識をデザインに反映させることで、より効果的なパッケージを作る力がつきます。これにより、消費者の視点から考える力が養われます。

4.印刷や素材に関する知識

パッケージデザインには印刷技術や製造プロセスに関する知識も求められます。適切な素材の選定や、製造工程を考慮したデザインを作成するための技術的なスキルも培われます。これにより、実際に商品化された際の完成度を高めることができます。

5.立体構造感覚

パッケージの形状提案から関わる場合は、製品理解力、素材知識、立体構造設計力も培われます。さらに、製造プロセスやコスト管理に関する知識も重身に着けることができそうです。デザインソフトのスキルだけでなく、手作業でのプロトタイピング能力も求められます。また、環境に配慮したサステナブルなデザインを考慮する力も重要なスキルとなります。

まとめ

パッケージデザインは、見た目の美しさだけでなく、マーケティングや消費者心理、技術的な知識など、幅広いスキルを総合的に要求される分野です。そのため、パッケージデザインから得られる経験とスキルは、デザイナーとしてのキャリアを大きく広げるものとなるでしょう。パッケージデザイン自体、印刷物のニーズが以前より減った現代においても、手堅くあり続けるニーズだと思うので、経験しておくと強いかもしれません。
以上、パッケージデザインを通じて培える能力を一部ピックアップしてみました!この記事が、何かのきっかけになるとうれしいです。
読了いただきありがとうございました!


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