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17/100 自分の親になる

こんにちは、毒親育ちのwatageです。
今回は自分の親になるをテーマに書きます。

ある日、図書館で毒親に育てられた女性の本を
読みました。

タイトルと作者名を忘れてしまったのですが、
印象に残っていることがあります。

それは、自分の親になること。

幼い自分に対して、
親に声をかけてほしかった言葉を
自分でかけるもの。

例えば、友人に「親孝行しなよ」と
言われたとき、
その女性の幼い自分は
泣き叫びました。

「親孝行なんてしたくない!
どうして私をいじめたお母さんに
親孝行しないといけないの?
そんなの嫌だよ!」

女性は自分に言います。

「そうだよね、親孝行したくないよね。
だってひどいことされたんだもの。
私は親孝行しないから安心して」

すると幼い自分は泣き止み、
安心したように笑うのです。

幼い自分が泣く度に、
女性は自分を慰めました。

そして、幼かった頃に
できなかったことをはじめたのです。

できなかった逆上がり、
続かなかった歯磨きカレンダー。

幼いころにやりたくてもできなかったことを
大人になった今実践してやり続ける。

すると女性は自信を取り戻していったのです。

泣いている幼い自分を慰め、
声をかけ、
自分の親になることで
自信を取り戻したというお話でした。

私にも幼い自分はいます。
みんな解離性同一性障害の
人格です。

4歳、5歳、13歳、14歳、19歳。
みんなそれぞれ傷ついています。

私は5人の親になるのです。

親になって、1人1人平等に甘やかせば
いつか心の傷が癒えるかもしれません。

私は毒親から精神的に解放されることを
願っています。

そのためには、実の親にではなく
自分という親に甘えてみる。

そうしたら、何か変わるかもしれません。
また経過を報告します。

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