カヴェコのインクとりどり
前回記事
今回は、前回記事のアルスポーツと同時購入したインクについてご紹介します。
カヴェコはカートリッジインクの色が幅広く用意されています。
この記事執筆開始時点(2021/11/09)で11色(※)が販売中です。
明るい色はかわいく、暗い色はシックに普段使いしやすく整えられており、つい全色集めたくなるカラーリングです。
が、少々困ったことに、カヴェコのインクは取り扱い店舗がかなり限られています。
アマゾンでは高値転売が横行しているので、別の信用できるお店で探すようにしましょう。
また、一度欠品するとなかなか再入荷もしないようなので、気になるインクカートリッジを見つけたら早めに抑えておくといいかもしれません。
僕は特にサマーパープルとミッドナイトブルーが好みですね。
ただ、色見本でひとめぼれしたはいいものの、ミッドナイトブルーはカートリッジ欠品が続いており、まだ入手できていなかったりします……。
購入したインク
僕が購入した色はサマーパープルとルビーレッド。
最近の僕は紫に憑りつかれているので、紫色のインクと聞いて選ばずにはいられませんでしたね。
それぞれガラスペンを使って、インクカードに色味を載せてみました。
色の載せ方が汚いのは目をつぶってください。僕の手はぶきっちょなのです。
サマーパープルは品が良い。紫大好きなので、この色見ているだけで心がふわふわしてきます。
ペン本体のバイブラントヴァイオレットにもよく似合っています。
ルビーレッドもいい色ですね。血痕こぼしたみたいで。僕こういう色好きです。
写真のインクカードを見ていただきたいのですが、濃くべちゃっと塗ってふちの部分がより濃くなっているところあるじゃないですか。そこがティッシュに染みた鼻血みたいで好きです。
逆に薄くのばすと血らしさは無くなって、ブドウジュースに似たかわいらしい印象になります。
真っ赤以外の赤系色は普段遣いが難しいのですが、それでもこういう表情の豊かさが好きでつい買ってしまうのですよね。
あと、単純に赤が好きです。青の次に赤が好き。『情熱の赤』って言うでしょ?
おわりに
書き始めたのは11月なのに、今は大晦日。12月の更新記事数ゼロにしないために大急ぎでまとめの文章を考えています。
時間かかりすぎでは?
インクカードにはガラスペンで色を載せました。
そうしてみると、カヴェコのインクは濃淡の出方がきれいなので、ふとめの筆で、インクフローたふたふで、ぶわーっと贅沢に使いたい気持ちになりますね。
太めのつけペンか絵筆でイラストを描いても映えそうです。
カヴェコはリアル店舗で本当に見かけないので、インクを買い足そうと思ったらネット店舗で入荷を待つしかないのが難点といえばそう。普段遣いには向かないと思います。
ですが、そうしてプラス送料払ってでも集めたくなる魅力があります。
カヴェコのペンを買うなら、インクも一緒に!
是非に是非におすすめいたします。
注釈
※)日本のサイトでは取り扱っているところが非常に少ないのですが、11色目はハイライターイエロー。万年筆のインクには珍しい、蛍光色です。舶来のぶっといやつに入れて、びっと線を引きたいですね。どこか「高級、特別な時の品」というイメージが根強い万年筆を、普段使いのペンケースに呼び込む画期的なインクだと思います。そのうち欲しいなぁ。
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