眠れぬ夜とベートーヴェン

クラシックは大して詳しくない。メジャーなものばかり常に聴いている。
カノン、エリーゼのために、トルコ行進曲
そんなものばかり、誰でも知っている音楽たち。でも眠れない真夜中に、ごく小さな音量でクラシックを流しながら珈琲を飲みつつダラける時間がたまらなく好きだ。
時折、煙草を吸いながら。
真夜中は外も静かで誰にも邪魔をされない、特別感がある。騒音が嫌いな自分にとってこれほど好都合かつ贅沢な時間はない。
 
こんな夜は写真のレタッチも進む。
夜更かしは心身の健康に悪いと分かっていても、贅沢なこの時間にハマってしまうと抜け出すのはなかなか困難だ。
  
緩やかに心地よく流れる時間は日常で荒んだ心も少しだけ救ってくれる。
合皮の安物でもソファーを買って良かったと思う。こういった家具一つでも自分にとっては心に栄養を与えてくれるから。
   
心地良さをそのままに、憂鬱に心が支配される前に、そろそろ薬を飲んで眠ろう。
という訳で
それでは、これを読んで下さっている何処かの誰かへ。
 
昨日も今日も毎日お疲れ様です。
ゆっくりお休みくださいね。

𝐺𝑜𝑜𝑑 𝑛𝑖𝑔ℎ𝑡