脚本研究:オーシャンズ11

ジャンル ------------------
金の羊毛

ログライン------------------
妻を寝取られた泥棒が、妻を取り柄返すためにラスベガスのカジノを襲う

テーマ------------------
愛する人は嫌われようと守れ

【オープニング・イメージ】
窃盗罪で服役中のダニーは、刑務官が再販の可能性を確かめる質問を受ける。

【テーマの提示】
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【セットアップ】
妻に逃げられてしまった泥棒のダニーは、ヤケになり窃盗罪で刑務所送りになってしまう。4年間の服役を終えたダニーは、刑務官から再犯の可能性を確認されるが、問題ないとされ、保護観察付きで仮釈放される。

【事件】
元妻がタチの悪い富豪の男と付き合っていることを知る。(本編開始時点で既に知っていた)

【悩みのとき】
出所後、すぐに仕事仲間であるラスティの元へと向かい、ラスベガスのカジノから金を盗む計画を話す。さっそく仲間を集め始めるが、仲間の1人からラスベガスで金庫破りをした泥棒の末路を聞かされる。

【第1ターニングポイント】
準備資金の提供者を見つけたダニーとラスティは、さらに8人の仲間を集め、11人でラスベガスへと向かう。

【お楽しみ】
前準備で、カジノに潜入し仕込みをするダニーたち。
金庫の実物大模型を製作し、当日の段取りを確認する。

下調べの際、カジノを取り仕切る富豪のベネディクトとダニーの元妻が恋人関係であることをしったラスティは、ダニーの目的が金ではなく、元妻を取り返すことだと気づき、不信感を抱く。

元妻と接触するダニー。やり直そうと話をするも、元妻にその気は無く話は平行線。ベネディクトの登場により話は遮られ、ダニーはその場を後にする。

【MP】
計画当日、仲間に秘密で元妻と接触したダニーは、カジノ側に身元がバレていることを知らされる。計画を成功させるため、ラスティはダニーを外すことを決める。

【迫り来る悪い奴ら】
計画から降ろされたダニーは、ラスティたちとは別行動でカジノへと向かうが、犯罪歴のあるダニーを怪しんだベネディクトが監視をつける。

【すべてを失って(BP)】
カジノで元妻に声をかけるダニー。「別れを言いに来た」と告げ、立ち去る。そして、ベネディクトの護衛たちに個室へと連れていかれる。

【心の暗闇】
観念するダニー。ベネディクトは来ず大男が現れ、密室に2人気にされる。

【第2ターニングポイント】
あらかじめ大男を買収していたダニーは、部屋から抜け出しラスティたちと合流。

【フィナーレ(解決)】
巧みな仕掛けで1億6千万の金を金庫から盗み出すことに成功したダニーたち。同時にベネディクトが、金を得るためなら妻をも差し出すことを証明したダニーの元に妻が戻る。

金庫泥棒はバレていないが、仮釈放中に州外へ出たことで、再び刑務所送りとなるダニー。3ヶ月から半年間の服役を終え、迎えに来た妻とラスティと共に刑務所を後にする。

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