偶然はありえない
こんばんは。CHAILABLOGを運営しているYuichiです。日本語教師をしたり、京都で国際交流イベントを主催しております。最近は読書の虫になっています笑 今日はこちらから⬇️
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◆緻密な戦略
よく「ご縁があって」、「運良く」という言葉を耳にしますが、それは必ずしも偶然ではないということが本書を読んでわかりました。2016年8月にリリースされてからばYouTubeでは脅威の数億再生、世界第一位に!ジャスティンビーバーのツイートをきっかけに世界を股にかけたピコ太郎。当時は偶然バズっただけじゃんと思っていましたが、たまたま手に取った本書でバスの全貌が明らかになってきました。そこには緻密な戦略とこだわりが練られていたのです。
例えばネタ1つとってもお笑いの基本となるQAQAQAの基本が守られていたのです。例えばpen pineapple apple pen?となりますが、最後に答え合わせができる仕様となっています。
I have a pen うん?
I have an apple ふむふむ
oh apple Pen なるほど
I have a pen. I have a pineapple ふむふむ
Uh pineapple pen それで?
Apple pen pineapple pen. Uh pen pineapple apple pen なるほど!
と言った具合です。でも、くだらねー!!!!
老若男女誰でもわかるシンプルな単語で、かつ笑の基本の手法をとっている。まさに音楽とお笑いを掛け合わせた傑作です。
これも緻密な戦略が練られていることがわかると本書にはあります。また音楽1つとっても耳に残るテクノ音で強弱をつけ、よりそのセリフを際立たせています。そして背景もあえてピコ太郎さんに注目してもらうために白にしてあります。
ペンもりんごもパイナップルもあえて持たないことで視聴者に創造してもらっているのです。このようにバズるものに関しては、バズるだけの理由と製作者のこだわりがあるということに改めて気が付きました。
◆あなたのこだわりはどこか
さて自分に置き換えたときに、日本語教師、国際交流イベントを主催したとしてのこだわりはどこで出すか。どこでそのこだわりのカードを切るかは難しい問題になってきます。
例えば私の場合、日本語のクラスでは基本的に学生の言うことを否定しないようにしています。以前は「それは違う」と間違いはキッパリ伝えすぎてしまい、学生の自信とやる気を削いでしまっているありました。(若いですね)基本的に学生の考えを尊重し、うまく答えられなかったのは質問の質が悪かったと考えるようになってから、少しずつスムーズに教えられようになってきました。授業準備のPowerPoint等こだわりすぎ出すとキリがないのですが授業中のやりとりに関してはまだまだ改善点があると思います。
国際交流のイベントに関しては、初めての人が参加しやすい場所作りを心がけています。一定の英語力を求めてしまうのではなく、むしろ国際交流に興味がある人たちに届けていく。その仕組みをこれから作っていくところです。基本的によく来てくださる参加者は優しい方ばかりなので安心していますが、まだまだこだわれるところはありそうです。本書を読んで改めてこだわることの大切さに気がついたので、皆様にシェアさせていただきました。
◆イベント情報
京都オンラインインターナショナルパーティーは毎週木曜日日本時間の20:00から行います。次回は1月28日(木)です⭐️
Event | CHAILABLOG
京都で日本人と外国人を繋ぐオンラインイベントを主催しています。
https://www.meetup.com/ja-JP/Kyoto-Multilingual-Group-Across-the-Border/events/krnbcsycccblc/
・ゲームオタクスウェーデン人
・日本大好きアメリカ人
・元京都在住香港人
・山を愛する山ガール
・英語を勉強し始めた大学生
その他優しい参加者がいらっしゃいます。もしよろしければ覗いてみてください。
いつも読んでいただいてありがとうございます!
Yuichiでした⭐️
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