ビジネス英語の学習法6:スピーキングとトーキングの違いと概要
①『ビジネス英語』=専門用語を伴う、大人が使う『英語』
②基礎文法の習得、そして単語力を増やす取り組みが大切
③ビジネス英語の下地作りは業界の英語記事を読むこと
(*ビジネス英語の下地:①専門用語と大人向けの単語の下地、②フレーズと言い回しの下地、③基礎文法の下地、さらにはビジネス英語を取得する目的の一つでもある④海外マーケットの情報を得る)
④ビジネス英語における、ライティングによるアウトプットは基礎文法の理解と英語の論法を手に入れる訓練が必要
⑤スピーキングに取り組むための3つのポイント:単語強化、英語の論法と文章の作成スキルを上げる、頭の中で質問文を作れるようになる
上記はこれまでnoteで書き綴ったビジネス英語の学習における要点をまとめたものになります。今回の記事も同様に、上記の記事の前提があったうえでの話になると思って読み進めて頂ければと思います。
それでは今日のテーマに移ってまいりましょう。
多くの生徒さんがスピーキングの上達を目指します。しかしながら、ビジネスシーンにおけるスピーキングには種類がある事を理解していた方が取り組みやすくなります。まずはこのことから説明を開始しましょう。タイトルにある通り、スピーキングとトーキングの違いと概要についてです。
それでは、まず初めにそれぞれの意味から理解を進めて参りましょう。
まず初めに、スピーキング("speaking")とトーキング("talking")の違いはなんとなくイメージがつくでしょうか?
USA - Google(Goolge検索のアメリカ版)などで、"speaking"と"talking"のそれぞれの画像を調べればなんとなくのイメージはつくと思います。それぞれの単語を検索し、画像をクリックすると、スピーキング("speaking")はマイクの前で話しているような画像やイラストが目につきます。一方でトーキング("talking")を調べるとソファーなどでふたり並んで座っている人が向かい合って話し合うような画像が目に入ってきます。この画像の違いが、スピーキング("speaking")とスピーキングとトーキング("talking")の違いとなるのです。
そしてビジネスのシーンではスピーキング("speaking")とトーキング("talking")ピーキング、両方のスキルが求められているといういう事は言うまでもありませんね。
では、マイクの前で一方的に話すようなスピーキング("speaking")を掘り下げてまいりましょう。
まず、スピーキング("speaking")は、Google検索での画像が示すように、一人が複数の人に向かって話すシーンを指す言葉になります。ビジネスシーンでこの代表なのものはプレゼンとなるでしょう。もしくは会議の際に自分が担当する業務の報告を述べる場合や、会議に参加しているスタッフに自分の意見を述べるというのもこの部類に入るでしょう。
次にトーキング("talking")になります。
このトーキング("talking")こそいわゆる「英会話」が指すイメージかもしれませんね。トーキング("talking")とは相対する相手と、意見交換を行う事を指しています。自分の意見や考えを伝え、それに対しての相手の意見や考えを聞く、またその逆もしかりです。そしてビジネスシーンにおけるトーキング("talking")は、会食やお付き合いの中でのランチやディナーで会話から始まり、会議の中座での簡単な会話から、会議中の質疑応答などが含まれてくるのだと思います。
このようにビジネス英語におけるスピーキングにはスピーキング("speaking")とトーキング("talking")が含まれており、スピーキング("speaking")では自分の意見や考えを複数の相手に伝える事であり、相手がわかりやすいように自分の話をまとめるスキルが求められます。一方、トーキング("talking")では、相対する相手との会話のキャッチボールを指し、自分の考えや意見を伝える事だけでなく、自分の意見や考えに対する相手の意見を聞く事であり、また逆に相手の意見や考えに対し自分の考えや意見をぶつけていくこともまたトーキング("talking")となるので、自分の考えや意見を相手にわかってもらうように話すだけでなく、相手の話をしっかりと理解する為の聞き方、または質問の仕方もスキルとして求められるといういう事になります。
今日の記事では、ビジネス英語におけるスピーキングを掘り下げましたが、ここまで掘り下げると、ビジネス英語におけるスピーキングのスキルアップには何に取り組まなければならないか、少しは見えてくるのではないでしょうか?
まず今までの記事で取り組める方法は以下の通りになるので、ぜひ自己学習を行ってみてください。もちろんYouWorldの講師に力を借りても良いと思います。その際はぜひホームページよりお問い合わせください。
①単語強化
②基礎文法の理解を深める(文型、修飾、接続詞)
③英語の論法を習得する
④質問文を頭の中で作れるようになる
次回の記事ではスピーキング("speaking")とトーキング("talking")におけるテクニックを紹介してまいります。次回の記事は今週中にまたアップする予定です。
See you next time!
YouWorldビジネス英会話
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