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【ビジネス書解説】「Deep Skill ディープスキル――人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」」

こんにちは。
今回は、石川 明さんの「Deep Skill ディープスキル――人と組織を巧みに動かす 深くてさりげない「21の技術」」について解説していきます。

はじめに

ビジネスパーソンであれば誰もが、「仕事ができる」という評価を得たいと思っています。
しかし、「どういう人が『仕事ができる』のか?」と聞かれると、明確に答えるのは意外と難しいです。
それでも、「仕事ができる人になりたい」と願う多くのビジネスパーソンは、本を読んだり、セミナーを受講したり、学校に通ったりして熱心に勉強をします。

そこで得た知識やノウハウを仕事に活かすことができれば、より成果を出しやすくなります。
しかし、豊富な知識やノウハウを身につけたビジネスパーソンが、会社の中で「仕事ができる」と言われるかというと、必ずしもそうではないです。

重要なのは「実行力」です。
知識やノウハウを活用しながら、具体的に仕事を前に動かしていく「実行力」こそが決定的に重要になります。
しかし、実行力だけでは弱いです。
仕事を実行し、結果を出すためには、人と組織を動かすことが必要だからです。

人や組織は、理屈だけでは割り切れない複雑な存在です。
経営陣、上司、部下など社内の人々を味方につけるには、「人間心理」への鋭い感性が求められます。
そして、そんな人々が集まっている組織は、さらに複雑な力学のもとに動いています。
つまり、「組織力学」に対する深い洞察(どうさつ)が無ければ、組織を動かすどころか、組織に押しつぶされてしまいます。

要するに、人と組織を巧みに動かす「実行力」、そして「人間心理」と「組織力学」に対する洞察力を身につけたときに、はじめて「仕事ができる人」という評価を勝ち取ることができます。
この能力を「ディープスキル」とこの本では呼びます。
今回は、仕事ができる人になるディープスキルを7個紹介します。
この記事がタメになった、参考になった人は、いいねやコメントを是非お願いします。


具体的なアクションプラン


【1個目】 「ずるさ」ではなく、「信頼」を積み重ねる

「ディープスキル」とは、人と組織を巧みに動かして、結果を出す技術のことです。
このスキルを磨くためには、「人間心理」や「組織力学」を学ばなければいけないです。
しかし、多くの人は、「人と組織を巧みに動かす」ことを、ずる賢く立ち回ることをイメージします。
しかし、組織の中でずる賢く立ち回ることによって、それが裏目に出ることが多いです。

人や組織を動かすとは、「この人に任せてみたい」「この人に力を貸したい」「この人の言うことなら信用できる」などと、周囲の人たちに自発的に思ってもらうことです。
相手に「信頼できない人間」と思われている限り、どんなに正しいことを言っても、受け入れてもらえないです。
信頼を勝ち取るためには、誠実であることです。

「礼儀正しくする」「約束やルールを守る」「嘘をつかない」など、幼稚園や小学校のときから学んできた「当たり前のこと」を忠実に守り続けることです。
それ以外に、信頼を勝ち取る道はないです。
日々、当たり前の小さな信頼を積み上げることができなけれ
ば、多少の成果が出ても、活躍の場が広がることはないです。

重要なのは、コツコツと信頼を積み重ねることです。
周囲の人々からの信頼をコツコツ積み上げることこそが、長期的にはあなたに大きな力を与えてくれます。


【2個目】 優柔不断な上司に「決断」を迫る

組織で仕事を進めるうえで、「上司の決裁」は不可欠です。
即座に意思決定できる上司であっても、イレギュラーなものに対しては慎重になります。
イレギュラーな起案に対して、あらゆる角度から慎重な検討をしようとしない上司は、単なる「無責任な上司」「いい加減な上司」に過ぎないです。

しかし、そもそも上司というのは、意思決定したくない存在です。
誰だって判断を誤ったら、痛い目に合う意思決定には恐怖を覚えます。
できれば、そのような意思決定には関わりたくないと考えるのが、普通の人間の感性です。
上司を責めても仕方がないです。
そんな上司に意思決定させる方法は、上司に「言い訳」を用意することです。

万が一よい結果が得られず、上司の意思決定責任が問われる局面が訪れたとしても、「これだけの根拠をもとに下した合理的な判断だった」と言い訳させることです。
そのためには、できる限りの安心材料が必要です。
インタビューやアンケートのデータを集めたり、研究者や実業家、コンサルタントなど「その道の権威」とみなされている人のお墨付きをもらってきたりするといいです。
多少の手間はかかりますが、このような「安心材料」を提供することができれば、上司の不安も和らぎます。
そして、起案に対して前向きな反応を示し始めます。


【3個目】「専門性の罠」に陥らない

専門性を高める努力が、ビジネスパーソンに求められるのは当然です。
「IT・プログラミング」「マーケティング」「法務」「会計・財務」など、業種・職種によって求められる専門性は様々ですが、これらを日々磨いていく努力を続けるのは、非常に大切なことです。
だからこそ、多くの人がビジネス書で学び、ビジネススクールに通い、自己研鑽(けんさん)に励んでいます。
ただ、ここに矛盾が隠れています。
専門性を高めれば高めるほど、ビジネスの本質から遠ざかるリスクも高まってしまいます。
この矛盾を常に意識しておかなければ、せっかく磨いた専門性が、「宝の持ち腐れ」になってしまいます。
時には、ビジネスを損ねる原因にすらなりかねないです。

これを考えるためには、「そもそも、ビジネスとは何か?」を考える必要があります。
ビジネスとは、「世の中の不平や不満などを解消して、お客様に喜ばれることで、その対価をいただくこと」と言えます。

つまり、ビジネスにおいて何よりも大事なのは、まず「人がどんな不平や不満を抱えているのか?」を的確につかみ取ることです。
「どんな人が」「どんな場面で」「どんなやりにくさを感じているのか」を想像してください。
「どうすればそのやりにくさを解消できるか」を考え抜くことが大事です。

しかし、ここに矛盾があります。
お客様の不平や不満を解消するためには、ビジネスパーソンの持ち場での専門性を高める必要があります。
しかし、その結果、お客様の考えとはどんどん離れた状態になります。
専門性を高めれば高めるほど、「専門家にとって当たり前のことが、普通の人々にとっては難しい」ということが分からなくなってきます。

オススメの解決法は、できるだけ多様な人々と接することです。
学歴や年齢、職業が違う様々な人と楽しいひと時を過ごすためには、相手の気持ちに寄り添いながら会話を重ねていく必要があります。
これがいいトレーニングになります。
相手が日頃感じている「楽しいこと」「嬉しいこと」「悲しいこと」「腹が立つこと」などに耳を傾けていると、同じ人間同士、どこかで必ず共感できます。
こういう経験がビジネスに活きてきます。


【4個目】 「敏腕ビジネスマン」のように話さない

仕事ができる人の話し方を想像してみてください。
その時に、テレビドラマに登場する「敏腕ビジネスマン」のように、やや理屈っぽい話し方を思い浮かべる人は多いです。
しかし、実際は違います。知識や理論を振り回して、相手をねじ伏せようとしてはダメです。
知識や理論を「教えてあげる」という態度を取れば、反感を買うだけです。

本当に仕事ができる人は、喋りすぎないです。
一般に、「話し上手」な人が営業マンに向いていると思われています。
しかし、お客様の話にじっくり耳を傾ける「聞き上手」な人の方が、断然成功しやすいです。
「自分が話す」のではなく、お客様に気持ちよく話していただくことが大切です。

人間は「誰かに自分の話を聞いてもらいたい」生き物です。
「自分の話を聞いてもらいたい」という欲求は、「誰かのよい話を聞きたい」という欲求よりも圧倒的に大きいです。
だからこそ、相手の話を上手に引き出すことができれば、お客様との距離感はあっという間に縮まります。

大切なのは「相槌」です。
お客様の話に余計な口を挟むのではなく、「なるほど」「そうなんですね」などと適切なタイミングで相槌を打つことです。相槌で、お客様の話にリズムをつけるイメージです。
そうすれば、どんどん気持ちよく話したいことを話してくれるはずです。

問われるのは話術というよりも、相手を観察する力です。
どの話題に触れたときに、相手は強い反応を示すのか?
どのような相槌を打てば、相手は話しやすいのか?
そうしたことに配慮しながら、相手が話したいことを引き出します。
それこそが、本当の意味で上手な話し方です。


【5個目】 まず、自分の機嫌をマネジメントする

「人が寄ってくるかどうか」は、その人の力量を測るうえで非常に重要なポイントです。
その差は、職場を少し観察するだけで、残酷なまでに丸わかりになります。

ある人のもとには、次から次へと様々な人が近寄ってきて、雑談を楽しんだり、相談事をしたり、アドバイスを求めたりします。
一方で、まるで人を遠ざけるかのように、誰からも話しかけられず黙々と仕事をしている人もいます。
これは、あらゆる職場で観察できる現象です。

自然と人が寄ってくるということは、その人物が周囲の人を動かしているとも言えます。
これは、「人や組織を動かす能力」という観点から見ると、とても大きな意味があります。
特に、チームをまとめるマネージャーにとって、この力は必要不可欠なものです。

人が寄ってくる理由は、「機嫌のよさ」です。
当たり前のことですが、どんなに実力や強さを兼ね備えていても、不機嫌な人に積極的に話しかけようとは思わないです。
また、優しい人だと分かっていたとしても、機嫌が悪いときには話しかけるのを躊躇(ちゅうちょ)します。
誰だって「機嫌のよさそうな顔色」をしている人の方が話しかけやすいです。

マネージャーとしてチームを上手にまとめたければ、機嫌よくいることが大切です。
自分の機嫌をマネジメントするためには、「自分を知る」ことがオススメです。
「今、自分は機嫌がいいのか、悪いのか」を常にモニタリングしてください。
起床時、出勤時、業務中、会議中など、時折、自分のメンタル状況を客観的にチェックします。
不機嫌な時や不機嫌になりそうな時は、一呼吸おいて、気分を変えることを習慣にしてみてください。

特に、ストレスがかかる状況に陥った時は注意が必要です。
強度のストレスがかかると、人間は視野が狭くなります。
「目の前の問題」に意識を集中するあまり、不機嫌になっている自分に気付けなくなります。
このような時こそ、自分のメンタル状況を客観視することが不可欠です。
それさえできれば、ネガティブな感情に飲み込まれて、失態を演じるような事態は避けることができます。


【6個目】 他者の脳を借りて考える

仕事において、考えることはとても重要なことです。
すべての業務プロセスで、考えることが求められます。
思考力は、「仕事ができるかどうか」において、重要な要素」であることは間違いないです。

しかし、「考える」という行為を誤解している人が多いです。
「考える」というと、ひとりでデスクに向かって黙々と考えることをイメージしている人がほとんどです。
ひとりで正解を見つけようと問題を抱え込むことで、かえって思考停止状態に陥る危険性があります。

ひとりで黙々と考えることには限界があります。
ひとりで黙々と考え続けたところで、思考は堂々巡りを続けるだけです。
思考を広げたり、深めたりするためには、他者の脳を借りることがとても有効です。

他者は、自分とは異なる経験をし、自分とは異なる情報をもち、自分とは異なる思考回路を持っています。
だからこそ、同じものを見ても、人はそれぞれ異なる反応をします。
自分の考えていることや、頭の中にあることをさらけ出して、他者からフィードバックをもらうことによって、新たな視点が与えられます。
それも、欠かすことのできない重要なプロセスです。
もちろん、自分の頭で徹底的に考え続けることは不可欠です。

しかし、それだけでは限界があります。
その限界を超えていくためには、自分の考えていることや悩んでいることをどんどんオープンにしていくべきです。
「中途半端な状態で見せるのは恥ずかしい」「ダメ出しをされるのが怖い」などという感情をもったり、余計なプライドが邪魔をしたりして、人に頼ることができない人が多いですが、小さなプライドを守るためにひとりで問題を抱え込むのではなく、周囲の人々に打ち明けてしまった方が、長い目で見るとプラスになります。
これも重要なスキルです。


【7個目】 「効率化」で墓穴を掘らない

効率性を追求することは、ビジネスを成功させるうえで欠かせないテーマです。
ビジネスに投入できるヒト・モノ・カネなどのリソースには限りがあります。
できるだけ少ないリソースで、最大限の成果を上げる工夫をすることが、効率性を追求することです。

効率性が低いと判断されれば、「ムリ」「ムラ」「ムダ」を見つけ出し、それらを省いたり、減らしたりしながら、業務改善を推し進めています。
ただし、ここには「落とし穴」が存在します。

この世の中に、最初から楽に儲かるビジネスというものは存在しないです。
他社に勝るビジネスをつくり出そうとすれば、どこかで「ほかの会社よりも努力をする」ことが必要です。
しかし、ビジネスの効率性を上げるために、闇雲に「ムリ」「ムラ」「ムダ」を省き続けることによって、その大事な「努力」も省いてしまうことがあります。

一見非効率であったとしても、そのビジネスを成立させる肝となる部分において、惜しむことなく努力をする企業は、着実に成功へと歩みを進めることができます。
決して、効率性を軽視すべきだと言いたいわけではないです。
問題なのは、効率性を追求すること自体を仕事の目的にすることです。

ビジネスの目的は、「世の中の不平や不満を解消して、お客様に喜んでもらうこと」です。
効率性の向上は最終目的ではないです。
大切なのは、「本来の目的」を達成するために、必要な努力をすることです。
この努力の量と質が、ビジネスが成功するのか、失敗するのかを決定づけます。

「本来の目的」さえ見失わなければ、効率性を追求することは、ビジネスを強化するうえで極めて重要な手段のひとつです。
つまり、自分の仕事の「本来の目的」を達成するために、どこで努力をするのかを明確にしておくことが必要不可欠になります。
「自分の仕事の本来の目的は何か?」「その目的を達成するために、絶対に手を抜いてはならないポイントは何か?」を徹底的に考え抜いて明確にしてみてください。


まとめ

それでは、まとめていきましょう。


【1個目】 「ずるさ」ではなく、「信頼」を積み重ねる

《重要なのは、コツコツと信頼を積み重ねること》

人や組織を動かすとは、「この人に任せてみたい」「この人に力を貸したい」「この人の言うことなら信用できる」などと、周囲の人たちに自発的に思ってもらうことです。
相手に「信頼できない人間」と思われている限り、どんなに正しいことを言っても、受け入れてもらえないです。

信頼を勝ち取るためには、誠実であることです。
「礼儀正しくする」「約束やルールを守る」「嘘をつかない」など、幼稚園や小学校のときから学んできた「当たり前のこと」を忠実に守り続けることです。
それ以外に、信頼を勝ち取る道はないです。
重要なのは、コツコツと信頼を積み重ねることです。
周囲の人々からの信頼をコツコツ積み上げることこそが、長期的にはあなたに大きな力を与えてくれます。


【2個目】 優柔不断な上司に「決断」を迫る

《上司に「言い訳」を用意する》

そもそも上司というのは、意思決定したくない存在です。
誰だって判断を誤ったら、痛い目に合う意思決定には恐怖を覚えます。
できれば、そのような意思決定には関わりたくないと考えるのが、普通の人間の感性です。
そんな上司に意思決定させる方法は、上司に「言い訳」を用意することです。

万が一よい結果が得られず、上司の意思決定責任が問われる局面が訪れたとしても、「これだけの根拠をもとに下した合理的な判断だった」と言い訳させることです。
そのためには、できる限りの安心材料が必要です。
安心材料を提供することができれば、上司の不安も和らぎます。
そして、起案に対して前向きな反応を示し始めます。


【3個目】 「専門性の罠」に陥らない

《できるだけ多様な人々と接する》

専門性を高める努力が、ビジネスパーソンに求められるのは当然です。
だからこそ、多くの人がビジネス書で学び、ビジネススクールに通い、自己研鑽(けんさん)に励んでいます。
ただ、ここに矛盾が隠されています。
専門性を高めれば高めるほど、ビジネスの本質から遠ざかるリスクも高まってしまいます。

専門性を高めれば高めるほど、「専門家にとって当たり前のことが、普通の人々にとっては難しい」ということが分からなくなってきます。
オススメの解決法は、できるだけ多様な人々と接することです。
学歴や年齢、職業が違う様々な人と楽しいひと時を過ごすためには、相手の気持ちに寄り添いながら会話を重ねていく必要があります。
これがいいトレーニングになります。


【4個目】 「敏腕ビジネスマン」のように話さない

《話術というよりも、相手を観察する力》

知識や理論を振り回して、相手をねじ伏せようとしてはダメです。
知識や理論を「教えてあげる」という態度を取れば、反感を買うだけです。
本当に仕事ができる人は、喋りすぎないです。
「話し上手」な人が営業マンに向いていると思われています。
しかし、お客様の話にじっくり耳を傾ける「聞き上手」な人の方が、断然成功しやすいです。

「自分が話す」のではなく、お客様に気持ちよく話していただくことが大切です。
大切なのは「相槌」です。
お客様の話に余計な口を挟むのではなく、「なるほど」「そうなんですね」などと適切なタイミングで相槌を打つことです。
そうすれば、どんどん気持ちよく話したいことを話してくれるはずです。
問われるのは話術というよりも、相手を観察する力です。


【5個目】 まず、自分の機嫌をマネジメントする

《自分を知る》

人が寄ってくる理由は、「機嫌のよさ」です。
マネージャーとしてチームを上手にまとめたければ、機嫌よくいることが大切です。

自分の機嫌をマネジメントするためには、「自分を知る」ことがオススメです。
「今、自分は機嫌がいいのか、悪いのか」を常にモニタリングしてください。
起床時、出勤時、業務中、会議中など、時折、自分のメンタル状況を客観的にチェックします。
不機嫌な時や不機嫌になりそうな時は、一呼吸おいて、気分を変えることを習慣にしてみてください。


【6個目】 他者の脳を借りて考える

《自分の考えていることや、頭の中にあることをさらけ出す》

思考を広げたり、深めたりするためには、他者の脳を借りることがとても有効です。
他者は、自分とは異なる経験をし、自分とは異なる情報をもち、自分とは異なる思考回路を持っています。
だからこそ、同じものを見ても、人はそれぞれ異なる反応をします。

自分の考えていることや、頭の中にあることをさらけ出して、他者からフィードバックをもらうことによって、新たな視点が与えられます。
自分の頭で徹底的に考え続けることは不可欠です。
しかし、それだけでは限界があります。
その限界を超えていくためには、自分の考えていることや悩んでいることをどんどんオープンにしていくべきです。


【7個目】 「効率化」で墓穴を掘らない

《効率性の向上は最終目的ではない》

他社に勝るビジネスをつくり出そうとすれば、どこかで「ほかの会社よりも努力をする」ことが必要です。
しかし、ビジネスの効率性を上げるために、闇雲に「ムリ」「ムラ」「ムダ」を省き続けることによって、その大事な「努力」も省いてしまうことがあります。

ビジネスの目的は、「世の中の不平や不満を解消して、お客様に喜んでもらうこと」です。
効率性の向上は最終目的ではないです。
大切なのは、「本来の目的」を達成するために、必要な努力をすることです。
「自分の仕事の本来の目的は何か?」
「その目的を達成するために、絶対に手を抜いてはならないポイントは何か?」
を徹底的に考え抜いて明確にしてみてください。

更に詳しく学びたい方は、是非こちら動画をみてください♪

解説は以上です。
多くのビジネスパーソンは、「組織の壁」に日々ぶつかっています。
昨今では、「組織」というもののネガティブな側面ばかりが取り上げられています。
しかし、企業が持つ豊かな経営資源をうまく利用することで、インパクトのある魅力的な事業を起こせます。
転職や独立をして組織を変えるという選択肢もありますが、その前に今回紹介した7個のアクションプランを実践してみてください。
ディープスキルを身につけて、「仕事ができる人」として活躍できるはずです。
今回の解説が良かった、タメになった人は、是非いいねやコメントをお願いします。

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