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【ビジネス書解説】「45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法」

こんにちは。
今回は、佐藤敦規さんの「45歳以上の「普通のサラリーマン」が何が起きても70歳まで稼ぎ続けられる方法」について解説していきます。

はじめに

「早期退職」「リストラ」という言葉を聞いて、ぎくりとする人もいるかもしれないです。
2021年に早期 退職、希望退職募集を開示した上場企業は84社あります。
上場企業で働いている人が、45歳を過ぎて急に能力が衰えるわけではないです。
それなのに会社が退職させたがるのは、そのあたりからモチベーションが低下する社員が一定数いるからです。
45歳前後になると組織の中でどれだけ出世するかが見えてきます。
その先の希望がなくても努力できる人はそう多くないです。
今後20年以上働き続けるには、知識とスキルをアップデートするしかないです。

この記事では何が起きても稼ぎ続ける秘訣を12個紹介します。
普段と違うことを始めるのは、覚悟とエネルギーがいります。
しかしいったん軌道にのってしまえば、それほど苦しくはないです。
肩の力を抜いて始めてみてください。

勉強になった、もっと知りたいと思った人は、いいねやコメントを是非お願いします。


具体的なアクションプラン

【1個目】 誰でも身につけられる普遍的スキル

40代のビジネスパーソンは総合職といって特に専門分野を決めず、色々な部署の仕事についてきた人が多いです。
勤め先の仕事はできても、他の会社で通用する普遍的なスキルを身につけているかは疑問です。
今働いている会社か同じ業界の中だけで通用するスキルしか持っていない人が多いです。

そこで本書が提案しているのが、国家資格の試験に挑戦するという手段です。
国家資格を取得すれば、その分野の知識を持った人として認知されます。
総務・人事で20年の経験がある人が社会保険労務士の資格を持っていれば、その分野の専門家として認知されます。
営業畑を歩んできた人が中小企業診断士の資格を持っていれば、「提案型の営業のプロです」とア ピールするよりもインパクトがあります。
国家資格というと独立営業をイメージしますが、企業内でも評価されることが多いです。
資格試験は、点数が取れれば合格できる公平な制度です。
40代50代になってから始めても、決して遅くはないです。

この本の著者の佐藤敦規さんは、学生時代の勉強は得意ではなかったですが、46歳で社労士試験に挑戦し、49歳で合格しました。
資格試験は学歴などに関係がなく誰もが挑戦できて、点数さえクリアできれば合格できます。
社会人大学や大学院に通うのとくらべれば、費用も少なくて済み、誰にでも門戸は開かれています。


【2個目】 なぜ資格を取ると長く働けるのか

60歳を過ぎると今まで通りの収入や責任がある仕事に就くことは難しいです。
しかし資格を取得して独立すれば、次の3つの理由から、年齢に関係なく働き続けることができます。

1つ目、副業で稼ぎやすい
副業では初めから稼ぐことは難しいです。
しかし資格があれば能力の証明になります。
Webライターであれば、最初は下請け的な仕事が中心となりますが、資格があればその分野の署名記事が書ける可能性が高まり、原稿料も大幅に上がります。

2つ目、Iターンも可能
Iターンとは、地元から別の地方などに移住することを言います。
Iターンを望む時も、資格があれば比較的仕事が見つかりやすいです。
独立開業しなくても、宅建士や施工管理などの資格があれば転職しやすいです。

3つ目、本の著者や講師としてデビューできる可能性がある
今のセミナーは、実際の運用面のノウハウが重要になっています。
士業の経験が短くても会社経験が長い人に機会が回ってくることがあります。


【3個目】 会社を辞めずに合格できる準難関資格を選ぶ

1,000時間を超える勉強時間が必要とされる資格試験はお勧めできないです。
会社を辞めずに働きながら1、2年で合格するのが難しいからです。
1,000時間前後の勉強時間で合格できる資格試験の中から、自分の希望と職歴を加味して、目標とする資格試験を選んでください。


【4個目】 目指してはいけない資格の5つのタイプ

目指してはいけない資格の5つのタイプは次のとおりです。

1つ目、難関すぎる資格
司法試験、公認会計士、税理士、司法書士などは、合格までに必要とされる学習時間が3,000時間をオーバーします。
1、2年で合格するためには、会社を辞めて勉強に専念するしかないですし、それでも合格する保証はないです。

2つ目、簡単に取得できる資格
簡単に合格できる資格を複数取るのもお勧めしないです。
それぞれ100時間かけて ITパスポート、 英検2級、簿記3級を取るよりは、300時間をかけて簿記2級を目指した方が効率がいいです。

3つ目、英語とITに関する資格
英語とITはサラリーマンにとって必須のスキルですが、競争相手が多いため、転職や独立の際の効果は薄いです。
ただ実務経験がある人が、その能力を証明するために目指すのはありです。
経理の経験があって英語が得意なら米国公認会計士試験を目指してみる。
といったように職歴を掛け合わせて目標を変えてみると、希少性を売りに成功しやすいです。

4つ目、専門学校を卒業していることが要件となる資格
医師や薬剤師になるには医学部や薬学部を卒業する必要があり、現実的ではないです。

5つ目、大型運転免許など人命に関わる資格
今までデスクワーク中心だった人が、中年を過ぎて運送業界に転向するのは肉体的に厳しいです。


【5個目】 働きながらでも手が届き仕事につながりやすい7つの資格

おすすめできる資格は、1,000時間前後の勉強時間で合格できることに加えて、次の要件のいずれかを持っているものです。

独占業務がある。
転職に有効。
独立開業できる。

この3つの要件です。

独占業務がある資格は資格がなければ参入できないため、独立開業する際に有利です。
独立開業というと身構えてしまう人も多いですが、業務委託として今まで働いていた会社から仕事をもらうこともできます。

3つの要件を複数満たしている7つの資格を紹介します。

1つ目、社会保険労務士
必要勉強時間約1000時間
労働社会保険の問題の専門家として社会保険の書類や申請書等を依頼者に代わって作成し、提出します。

2つ目、行政書士
必要勉強時間約700時間
行政書士法に基づく国家資格です。
役所に対して行う手続きの専門家です。
許認可の代行を行う他、身近な街の法律家として、業務は多岐に渡ります。

3つ目、土地家屋調査士
必要勉強時間約1,000時間から1,500時間
不動産を登記する際に必要な土地家屋の測量を行います。
測量の機材を揃えたり、屋外の作業があることが新規参入の障壁になり、競争相手が少ないです。

4つ目、中小企業診断士
必要勉強時間約1,000時間
中小企業の経営課題に対応するための診断助言を行う専門家です。

5つ目、宅建士(土地建物取引士)
必要勉強時間約400時間前後
不動産業者は一定数の割合で専任の宅建士を置くよう法律で定められているため、年齢経験不問で採用される可能性があります。

6つ目、米国公認会計士
必要勉強時間約1,000時間
英語と会計がわかる人材として、外資系企業に転職する際、または海外で働く際のアピールポイン トになります。
受験費用は高いですが、日本の公認会計士よりも少ない勉強時間で合格ができます。

7つ目、一級建築施工管理技士
勉強時間約400時間
建築業法に定められた業種や工事に関して必要な専任の技術者、監理技術者等になることができます。
有資格者が不足しているため需要が高まっています。


【6個目】 長期計画は駄目、サラリーマンこそ短期合格を目指す

試験は一回で合格するという強い意志を持ってください。
中年のビジネスパーソンこそ資格試験に最短で合格できるようにしてください。
その理由は次の5つです。

1つ目、リストラは待ってくれない
会社の人員削減計画は突然始まります。
退職勧奨などを受けると勉強どころではないです。

2つ目、慣れない仕事への異動や転勤
異動や転勤で慣れない仕事についたら、当面は資格試験の勉強に集中する余裕はないです。

3つ目、両親の介護親が介護状態になり、毎週実家に通う状況になれば、勉強どころではない

4つ目、年齢が一つ上がる度に転職では不利になる
採用時の年齢による差別は禁止されています。
しかし現実として転職で複数の候補者がいれば、年齢が若いほど有利です。

5つ目、長期戦になると費用がかかる
この本の著者の佐藤敦規さんは、社会保険労務士試験を受けるにあたって独学を選択しましたが、結局スクールの直前講座や模擬試験を使い、トータルで60万円近い金額がかかりました。
最初からスクールに通って2回目で合格できれば、合格までにかかった費用は半額で抑えられたそうです。
独学が難しい試験に関しては、スクールに通う覚悟も必要です。


【7個目】 より少ない時間で合格する方法

仕事や家族などの事情で標準勉強時間に達しそうもない人は、勉強に工夫が必要になります。
ここでは勉強の工夫の仕方を2つ紹介します。

1つ目、教材を絞る
テキストは1冊、問題集は過去問だけと決めて、少ない教材を繰り返してください。
この本で紹介している資格試験も難易度が上がっていて、市販のテキストや過去問では網羅でき なくなっています。
テキストを一冊で済ませるには、スクールの教材でないと難しいです。

2つ目、通信講座を倍速で聞く
スクールの通信講座の中には、講義のスピードを調節できるものがあります。
講義を倍速で聞けばインプットの時間を短縮できます。
どちらの方法も独学では難しいです。
必要な学習時間が同じでも、年に一回しか実施されない試験は複数回実施される試験よりも難易度が上がります。
ビジネスパーソンは仕事をコントロールするのが難しく、試験の直前期と繁忙期が重なったりすると合格の可能性が下がります。


【8個目】 時間が取れない人のための方法

営業職など外回りで時間がない人は、移動時間も多く時間管理が難しいです。
しかし移動時間や、 面談の空き時間を勉強にあてることができれば、勉強時間を確保できます。
電車で座れない時や 車を運転する際は、音声教材を聞く方法がおすすめです。
通勤時間が長い人は、営業職と同じように通勤時間を勉強時間に変えられれば解決できます。
ポイントはとにかく座ることです。
始発電車に乗るなど工夫して勉強時間を作ってください。
家族がいて時間を取れない人は、家で落ち着いて勉強することが難しいです。
そのような人はカフェや図書館を活用してください。
コワーキングスペースを利用するのもいいです。
それでも思うとおりに勉強が進まないときがあります。

対処法は次の2つです。
1つ目、学習時間が不足している場合
1ヶ月に60時間勉強するつもりが40時間しか勉強できなかったのであれば、翌月以降の学習時間 を増やさなければいけないです。
その場合は次の月に20時間増やすのではなく、毎月10時間増やしてください。
遅れた分を取り返そうと急激に学習時間を増やすと、体が疲れて息切れします。
直前の1ヶ月以外は無理をしないでください。
予定よりも勉強できない月が続くのなら計画を見直してください。

2つ目、手ごたえが感じられない場合
いくら勉強しても手ごたえがなく、合格するイメージが湧かない場合もあります。
学習の途中で理解できなくても、一通り終わると知識が繋がり理解できることもあります。
不安で勉強が手につかないようであれば、勉強方法を変えてみたり、合格者に勉強方法を聞いた りしてみてください。
勉強時間を確保できれば直前期で急激に伸びる可能性もあります。
学習時間が大幅に不足している人は2年計画に変更することもできます。
その場合でも中途半端にするのではなく、何か一つは完璧に終わらせてください。
スクールの講義だけは出席する、過去問だけ、一通り解いてみるなどすれば、2回目以降の学習の指針が立てられます。


【9個目】 覚えるのが苦手な人のための暗記法

40代以降で試験に臨むには記憶力の衰えを気にする必要はないですが、それでも最低限の基本事項は頭に叩き込む必要があります。
サブノートや暗記カードを作ることはお勧めしないです。
作成に時間を取られ、演習に割く時間が無くなります。

資格試験合格の近道と言われるのは、テキストの余白に追加情報を書き込んでいくことです。
自分なりに気がついた点、過去問で問われた表現や追加情報をどんどん書き込んでください。
テキストを持ち歩かない人は、覚えにくい箇所や、過去問模擬試験で間違えた論点をメモして、 こまめに見るようにしてください。
問題を解いてみて、どのような形式で問われるのかを実感しないと、記憶は定着しないです。
テキストを読んだら問題演習を行う、問題演習を行ったら改めてテキストを読む、といったようにテキストと問題集を交互に行ってください。
勉強した内容を人に教えるのもおすすめです。
教える人がいなければセルフ講義をするのもいいです。
録音して聞いてみると、見落としていたポイントに気づきます。


【10個目】 お金はあるが時間はない人のための教材選び

お金があっても時間がない人は、スクールに通い、その教材に絞り込んで学習してください。
市販教材はコンパクトにまとまっていますが、情報量が足りないです。
またスクールのテキストはそれぞれの分野の専門家が執筆することが多いので、説明のレベルに差が出にくいです。

問題演習をする際は、正解かどうかよりもそれを導き出した過程を確認することが重要です。
スクールのカリキュラムでは問題演習が組み込まれていることが多く、正しい勉強方法が分かります。
独学で学習方法を誤ってしまうと、いくら時間をかけても効果を得られないおそれがあります。


【11個目】 まずは会社にしがみつくことを考える

独占業務がある資格試験に合格したあとは、無理して独立する必要はないです。

資格試験に挑戦する人は次の2つのタイプに分けられます

1つ目、業務に直結した資格を目指すのであれば、資格を取って仕事に活かすことができます。
転職を考えるときも、実務経験に資格がプラスされて有利です。

2つ目、今の会社に満足できず、資格を取って転職したいと考える人は、合格後に実務経験を積むことが必要です。
まずは社内異動で経験を積む、経験を積める転職をする、資格に直結した士業事務所などに転職する、独立するなどの順序で検討するといいです。
士業事務所は待遇面で劣るので、一般企業を優先してください。
独立はいつでもできます。
まずは経験を積んでください。


【12個目】 資格を転職に効果的に使う方法

今までと異なった仕事に転職する場合は、年収がダウンすることも覚悟して下さい。
ただ七十歳まで働くことを視野に入れるのであれば、一時的に年収が下がるのを受け入れるのもありです。
経験を積むことができる上、いきなり独立の勝負をかけるよりはリスクを軽減できます。
一定の実務経験があれば大企業以外にもベンチャー企業や外資系企業で大幅な年収アップを狙 うこともできます。
収入面だけではなく、仕事面でも非常にやりがいがありますが、長年勤務するのは難しいです。
独立のためのキャリアと考えるのであれば挑戦してみて下さい。
実際に働いた経験があれば顧問先になった場合も良い関係を築いていけます。
社会保険労務士法人など士業事務所の求人情報は、転職サイトやハローワークなどには掲載され にくく、紹介や有資格者の勉強会などから採用につながることが多いです。
最近では LinkedInなど、SNS を利用した求人もあります。

また、派遣社員として実務経験を積む方法もあります。
士業や国の仕事は波があり、法律の改正 や大型助成金補助金の処理で一時的に大量の人員が必要になると派遣会社を頼ります。
派遣社員は、残業があまりないのがメリットです。
空いた時間を利用して、さらなる転職や独立の準備をすることができます。


まとめ

それでは、まとめていきましょう。

【1個目】 誰でも身につけられる普遍的スキル

《国家資格に挑戦する》
国家資格を取得すれば、その分野の知識を持つ人として認知されます。
業務委託として今まで働いていた会社から仕事をもらうこともできます。
40代、50代になってから始めても遅くはないです。


【2個目】 なぜ資格を取ると長く働けるのか

《資格を取得すると働き続けられる3つの理由》
1つ目:副業を始める場合、資格があれば能力の証明になり、収入を得やすい
2つ目:Iターンを望む時も、資格があれば比較的仕事が見つかりやすい
~Iターンとは、地元から別の地方などに移住すること~
3つ目:本の著者や講師になるチャンスがある
→資格と会社員経験がある人に機会が回ってくることがあります。


【3個目】 会社を辞めずに合格できる準難関資格を選ぶ

《資格を選ぶ際に大事なのは資格試験の難易度》
1,000時間前後の勉強時間で合格できる資格試験の中から、自分の希望と職歴を加味して、目標とする資格試験を選んでください。


【4個目】 目指してはいけない資格の5つのタイプ

1つ目:難関すぎる資格に合格するためには、会社を辞めて勉強に専念するしかないですし、それ でも合格する保証はないです。
2つ目:簡単に取得できる資格は、即戦力の証明にはならないです。
3つ目:英語とITに関する資格は競争相手が多いため、効果が薄いです。
4つ目:専門学部を卒業していることが要件となる資格は現実的ではないです。
5つ目:中年を過ぎて大型免許などを取って運送業界に転向するのは肉体的に厳しいです。


【5個目】 働きながらでも手が届き仕事につながりやすい7つの資格

《1,000時間程度までの勉強時間で合格できることに加え、次の3つの要件のいずれかを持っているものがおすすめ》
独占業務がある。転職に有効。独立開業できる。

この要件を複数満たしている7つの資格を紹介します。
1つ目:社会保険労務士
社会保険の専門家として書類作成や申請手続きをします。

2つ目:行政書士
役所に対して行う手続きの専門家です。

3つ目:土地家屋調査士
不動産登記の際に必要な土地家屋の測量を行います。

4つ目:中小企業診断士
中小企業の経営課題に対応するための診断助言を行う専門家です。

5つ目:宅建士(土地建物取引士)
不動産業者は一定の割合で専任の宅建士を置くよう定められているため、年齢経験不問で採用されやすいです。

6つ目:米国公認会計士
外資系企業に転職する際、海外で働く際のアピールポイントになります。

7つ目:一級建築施工管理技士
配置が義務付けられている専任の技術者、監理技術者等として、需要が高いです。


【6個目】 長期計画は駄目、サラリーマンこそ短期合格を目指す

《中年のビジネスパーソンこそ資試験に最短で合格できるようにしなければならない5つの理由》

1つ目:リストラは待ってくれないです。
退職勧奨を受ければ勉強どころではないです。

2つ目:異動や転勤で慣れない仕事についたら、資格試験の勉強をする余裕はないです。

3つ目:親が介護状態になれば、勉強どころではなくなります。

4つ目:年齢が一つ上がる度に転職では不利になります。

5つ目:資格取得が長期戦になると費用がかかります。


【7個目】 より少ない時間で合格する方法

《仕事や家族などの事情で標準勉強時間に達しそうもない人へ。2つの工夫が必要》

1つ目:テキストは1冊、問題集は過去問だけと決めて、少ない教材を繰り返すことです。
2つ目:スクールの通信講座の講義のスピードを倍速で聞くことです。
それができれば、学習時間を減らせます。


【8個目】 時間が取れない人のための方法

《移動時間や面談の空き時間で勉強時間を確保》

音声教材を聞く方法もおすすめです。
通勤時間が長い人は、始発電車に乗るなどして座り、勉強時間を作ってください。
家族がいて時間を取れない人は、カフェや図書館を活用してください。

1ヶ月に60時間勉強するつもりが40時間しか勉強できなかったのであれば、次の月に20時間増や すよりも、毎月10時間増やしてください。
勉強できない月が続くのなら計画を見直してください。


【9個目】 覚えるのが苦手な人のための暗記法

暗記のためにサブノートや暗記カードを作ることはお勧めしないです。
資格試験合格の近道と言われるのは、テキストの余白に追加情報を書き込んでいくことです。
自分なりに気がついた点、過去問で問われた表現や追加情報を書き込んでください。
また、テキストを読んだら問題演習を行う、問題演習を行ったら改めてテキストを読む、といったようにテキストと問題集を交互に行ってください。


【10個目】 お金はあるが時間はない人のための教材選び

《スクールに通い、その教材に絞り込んで学習》
問題演習は、正解を導き出した過程を確認することが重要です。
スクールのカリキュラムでは正しい勉強方法が分かります。
独学で学習方法を誤ってしまうと、いくら時間をかけても効果を得られないおそれがあります。


【11個目】 まずは会社にしがみつくことを考える

《独占業務がある資格試験に合格したあとは、無理して独立する必要はない》

資格試験に挑戦する人は次の2つのタイプに分けられます
1つ目:仕事に直結した資格を取った人は、資格を仕事に活かすことができます。
転職をするときも、実務経験に資格がプラスされて有利です。

2つ目:今の会社に満足できず、資格を取って転職したいと考える人は、実務経験を積む必要があります。

まずは社内異動で経験を積む、経験を積める転職をする、資格に直結した士業事務所などに転職する、独立するなどの順序で検討してください。


【12個目】 資格を転職に効果的に使う方法

《今までと異なる仕事に転職する場合は、年収が下がることも覚悟をする》
70歳まで働くことを視野に入れるのであれば、一時的に年収が下がるのもありです。
実務経験があればベンチャー企業や外資系企業で大幅な年収アップを狙うこともできます。

長く働きにくいですが、独立のためのキャリアとすればありです。
社会保険労務士法人などの士業事務所は紹介での採用がメインです。
最近では LinkedInなどのSNS を利用した求人もあります。
また、派遣社員として実務経験を積む方法もあります。

更に詳しく学びたい方は、こちらの動画をみてください♪

解説は以上です。
資格は景気によって評価が変わります。
評価に左右されず、まずは資格に合格することだけを考えてください。
合格した後は資格を活用できるよう、関連した実務を積んでください。
最後は実践した人が成功します。
あなたの第一歩を踏み出すためのきっかけになれば嬉しいです。
今回の解説が勉強になった、参考になった人は、いいねやコメントを是非お願いします。

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