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YOUTRUSTを、日本人全員が知る“強いブランド”に。 『ユートラシップ』 YOUがYOUTRUSTを選んだ理由 #009

新たにYOUTRUSTという船に乗ってくれたメンバー達に、なぜYOUTRUSTを選んだのかを聞いていく“YOUがYOUTRUSTを選んだ理由”企画。第9回となる今回は、2024年4月にクリエイティブディレクターとしてジョインした根本大地さんが登場!

また、YOUTRUSTは2024年2月7日に、「YOUPROMISE(私たちの約束)」を策定しました。そんなタイミングで実施する本企画。一人ひとりの「入社への想い」に迫りつつ、「YOUPROMISE」への想いも訪ねました。

今後、YOUTRUSTが日本のモメンタムを上げる 偉大な会社を創るために欠かせないメンバーたち。関わり始めた今だからこそ感じるリアルな想いを語ってもらいます。

▶︎▶︎▶︎根本大地(ねもと・だいち)さん|クリエイティブディレクター
2012年広告制作会社→博報堂 統合プランニング局へ出向勤務→2018年サイバーエージェント 広告事業本部 ブランドクリエイティブ局へ中途入社。ディレクターとして、飲料・食品、自動車、電化製品、アパレル、スマホ決済、HR、化粧品、音楽・漫画など多種多様なエンタープライズ企業の広告プロモーション制作を担当。YOUTRUSTでは全社ブランディング、事業マーケティング企画など、全クリエイティブのディレクションを担当。母校でもある専門学校 桑沢デザイン研究所にて、ビジュアルデザイン専攻科 アドバタイジングの講師を務める。Youtube Worksファイナリスト、 ACCグランプリなど、受賞歴多数。

「まだチャレンジできるのでは?」副業を経て気づいたモヤモヤの正体

――まずは、根本さんのこれまでのキャリアを教えてください。

根本:グラフィックデザインを生業にして、15年ほど働いてきました。

遡ると、大学の前半はバンド活動と遊び三昧で、後半は絵に没頭。不真面目な学生でしたね(笑)。

就職対策も全然してなくて、職人になるぐらいのつもりだったんですけど。「ちゃんと就職しろ」と親に言われて、なんとか就職した地元の会社で名刺や看板を作ったりしていました。

そこで、社会や人に役立てることのやりがいや喜びを体験できたことがきっかけで「ものづくりを仕事にするために、ちゃんとデザインを学び直したい」と思うようになり、2年の社会人経験を経て自分のお金で専門学校に入り直しました。

根本:卒業後は広告制作会社に就職し、総合広告代理店へ6年ほど出向。その後サイバーエージェントに入社し、デジタル広告の代理店部門にて、おもに大手企業様へのプロモーション提案・制作を、アートディレクターとして担当していました。

前職では、飲料・食品、自動車、電化製品、アパレル、スマホ決済、HR、化粧品、音楽・漫画などなど、多種多様な領域のプロモーションを経験。

幸運なことに、たぶんみなさんも見たことのある、企業の顔となる商材のCMや駅広告、ドラマや映画のポスター、音楽アーティストのジャケットなど、実に多種多様なプロジェクトを経験させていただきましたが、基本的にはいつも重圧に負けそうになっていたように思います(笑)。

――そんな根本さんが、YOUTRUSTに出会ったきっかけは?

根本:前職の仲間がYOUTRUSTに転職したのがきっかけで、2年ほど前から副業でデザインのお手伝いをしていました。

東京の主要駅に張り出されたOOH広告や、新バリュー「YOUPROMISE」のビジュアライズなど…「そんな大事なモノを副業の僕が作っていいの?」と思うくらい、たくさんの仕事を任せていただきました。

YOUTRUST内に投稿された「熱い募集」を集めたOOH広告

根本:オフラインイベントや打ち上げなどで社内メンバーに会う機会もあり、みなさんがとても熱く、仲良く、楽しそうに仕事をしている姿を見て、羨ましくなったこともありました。

社内で“モメンタム”と呼ばれている、いい意味での暑苦しさや勢いをひしひしと感じましたね。

一方で自分は、前職の社内でのポジションを確立し、日々の業務にも慣れてしまっていた状態。「今のままでいいのか?まだチャレンジできるのでは?」と、良い刺激を受けていました。

――根本さんの中で「チャレンジしきれていない」モヤモヤがあったんでしょうか?

根本:そうですね。広告代理店には長年お世話になりましたし、アイデアフルで素晴らしい世界だと思っていますが…

一方で、言葉を選ばずに言うと、代理店のデザイナーはあくまで“第三者”の立場。プロモーションの責任を取れる立場ではないんですよね。取れないし、取らなくてもいい、というか。

それに、常に10社以上の案件を抱えているのが普通だったので、1つの案件に100%コミットするのがどうしても難しい状態。

この先、自分がクリエイターとしてもっと伸びるためには、事業サイドで「1つの会社に、自分のすべてのリソースを注ぐ」経験が圧倒的に足りていないと思うようになりました。

――そこからすぐにYOUTRUSTへの入社が決まったんですか?

根本:いや、実はずっと悩んでいて。元同僚の金子さんに半年くらい口説かれてたんですが…毎日忙しいのもあり、なんとなく交わす日々を送ってました(笑)。

最後の決め手になったのは、岩崎さんとの面談でした。「HRのSaaSで儲けたい」みたいな魂胆は一切なく、ひたすら「日本全体を元気にするためのサービスを本気で作って広めて、日本を盛り返す」という想いを聞かせてくださったのがすごく響いたんですよね。

人材流動性を高めることで、企業も人ももっと盛り上がる。それって最高だし、僕も一緒にやりたいなと純粋に感じて。

僕自身の原動力も「社会に役立つ、人に役立つモノを作る」ことなので、シンパシーを感じたんだと思います。気づいたときには入社承諾書にサインをしていました(笑)。

“らしさ”を表現して、YOUTRUSTのブランドを強くする

――YOUTRUSTでは、どんなことをやっていきたいですか?

根本:「YOUTRUSTのブランド力をクリエイティブで強くすること」です。

日本人全員にYOUTRUSTを覚えてもらうためには、施策1つひとつをもっと強くしていく必要があると思っています。

――なるほど。「ブランド力」とおっしゃいましたが、根本さんが思う「ブランド」の定義とは?

根本:一言で言うと“らしさ”じゃないですかね。

たとえば、CMの冒頭を数秒見ただけで「あそこのCMだ」とわかるブランドとか、量販店で安売りされていたとしても「かっこいい」イメージを維持できているブランドとかは、“らしさ”が強いですよね。

“らしさ”が強ければ強いほど、企業やサービス価値が上がります。もちろん、デザインの力だけで“らしさ”が醸成されるわけではないので総力戦にはなりますが、僕はクリエイティブでそこにお力添えしたいと考えています。

そこで、今のYOUTRUSTが持っている“らしさ”を僕なりに表現したのが、今年2月に制作した新バリュー「YOUPROMISE」のビジュアルです。

新バリュー「YOUPROMISE」

根本:デザインするにあたり、岩崎さんから「とにかく圧と覇気が欲しい」というリクエストをもらって。“圧”を感じるクリエイティブにするために、デザイン的には邪道とされる要素も取り入れています。

たとえばカラーバランス。YOUTRUSTのブランドカラーである緑に、補色(反対色)の赤を合わせています。

補色同士を隣合わせると色の境目がチカチカして見えるので、普段だったら避けるところですが、今回は“圧”を表現するためにあえて採用しています。

根本:文字からも強い“圧”を感じさせたかったので、文字組みやフォントにもこだわりました。

文字間や行間を詰め、画面いっぱいにレイアウトしています。決して読みやすくはないですが、ここでは強い圧迫感を表現することを優先しました。

左:意図的にパンパンにしたレイアウト  右:余白を設けたベターなレイアウト


さらに詳しいプロセスを知りたい方は、根本さんのnoteもぜひご覧ください!

根本:逆に“らしくない”クリエイティブにチャレンジしてみたのが、ステークホルダーのみなさまに感謝を伝えるために開催した「THANKS PARTY(通称:ユートラ感謝祭)」のクリエイティブです。

関係者のみなさまにお送りした招待状

根本:開催場所が「TRUNK(Hotel)」と決まっていたので、会場に合わせて品のあるクリエイティブを作ろうと決めました。

場の空気はとても大事なので、ここで暑苦しいものやウケを狙ったものを作るのは違うなと思ったんですよね。

もうひとつ意識したのは、YOUTRUSTの今のフェーズです。今年5月に20億円の資金調達を発表し、さらなる成長に向かっていくこれからのYOUTRUSTには、熱さや勢いだけでなく、成長企業らしい“品格”も必要なのではないかと考えました。

とはいえ、YOUTRUSTはまだまだチャレンジャーでもあります。球根よりは育ってきたけれど、ようやく芽が出たくらい。そこで思いついた「新芽」というモチーフをもとに、手書きでコンセプトを固めていきました。

手書きのアイデアスケッチ
招待状やメッセージカードのデザイン

根本:コミュニケーションチームのアイデアもあり、事前にお渡しする招待状では蕾を、ドレスコードとしてお渡しするコサージュや会場の装飾では新芽をモチーフに。

最後のお土産で、ついに咲いた一輪の花をお渡しするというストーリー仕立てで感謝をお伝えしました。

お土産の一輪の花

――あえてデザインの邪道を取り入れたり、らしくないクリエイティブにチャレンジしたりといった“逆張り”は、他のお仕事でも意識されているんでしょうか?

根本:そうですね。何を作るにも「驚き」は必須要素だと捉えて、予定調和より少し外れたもの、想像を少し超えたものを提案したり作ったりしようと心がけています。

今後も、会社の「顔」になる強いクリエイティブをたくさん発信していきたいですね。

――では、YOUTRUSTのブランド力を高めるにあたって、これから強化したいのはどんなことですか?

根本:自分がぜひ提案したいと思っているのは「インナーブランディング」の強化です。

今のYOUTRUSTには、熱い、勢いがある、奇想天外…みたいなイメージこそあるものの、確固たる“人格”があるわけではありません。

「YOUTRUSTってこういう性格で、こういう話し方をする人だよね」という人物像を明文化すると、みんなの共通認識ができて、ゴールに向かいやすくなると思うんですよね。

根本:これから仲間が増えていくと、僕一人でクリエイティブをチェックするのはどうしても難しくなってきます。

そういうときにメンバー全員が「YOUTRUSTはこういうことを言いそうだな」「YOUTRUSTならこういうことはやらないだろうな」と判断できるようになると、より強いブランドに育っていくはずです。

とはいえ、人物像を定めることでの良し悪しもあると思うので、岩崎さんや金子さんと相談しながら「ちゃんと機能する、進化するブランド作り」として、慎重に進めていきたいですね。

元気な会社が作るサービスは、必ず人を元気にできる

――根本さんも携わっている「YOUPROMISE」では、YOUTRUST社員の約束として、「元気は、利益。」「変化を起こせ。」「やりきってるか?」の3つの項目を掲げています。根本さんが特に共感できるのはどれですか?

根本:「元気は、利益。」です。元気な人が集まった元気な会社が作るサービスは、必ず人を元気にできるはず。まさにYOUTRUSTらしいバリューだと思います。

僕個人はこう見えて真面目で、元気がなくなりがちではあるので(笑)。考え過ぎてしまうこともありますが、そういうときこそ努めて元気に「やれる!」と思い込むことがパワーになるなと痛感しています。

――“努めて”元気でいるために、根本さんが意識していることはありますか?

根本:これはYOUTRUSTのメンバーから学んだことでもあるんですが、メリハリをつけることですね。

YOUTRUSTのメンバーは、飲み会が好きなんですよ(笑)。辛いことや苦しいことはもちろんありますが、いつまでも引きずらず、騒ぐときは騒いで忘れる。

デザイナーというのはいくらでも考えられてしまう仕事ですが、時間をかければいいアイデアが出るとも限らないので、煮詰まったら一回忘れて飲んでしまうのも意外と大事だなと思います。僕も入社してすぐ、田口さんと飲みの場で熱く語った覚えがあります。

――YOUTRUSTでは、一緒にブランディングを強化してくれるデザイナーも募集中とのことですが、根本さんはどんな方に来てほしいですか?

根本:やっぱり事業会社なので、自分の作るクリエイティブの良さを信じられる人かなと思いますね。

当たり前ですが、みんなの顔を伺っても誰も決めてくれない。逆に言えば、自分の感性を信じて、伸び伸びボールを投げられる環境でもあります(笑)。

YOUTRUSTは、人とのつながりから新しいキャリアや生き方が生まれる、新しいプラットフォームです。あらゆるパートナー様と連携した、多種多様で面白い企画もたくさん実施しています。

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