お味噌汁はシンバイオティクス

みなさんは、腸内環境を良くしたい時の食べ物で思い浮かぶものはなんですか?
納豆、ヨーグルト、果物、キムチ・・・
色々あるかと思います!!
腸内環境を整えたいときに大切なのが『シンバイオティクス』の考え方!!

腸の中には腸内細菌が住み着いていて、腸内環境の良し悪しはこの細菌のバランスがポイントです!腸内環境が良い=細菌のバランスが良い!!

どうすればいいのか?
ポイントは2つ!!
1.良い細菌を増やすためのエサを与える
 すでにおなかに住んでいる細菌にエサをあげて育てましょう。腸内細菌がエサにするものは『食物繊維』『オリゴ糖』『未消化のたんぱく質』です。
 腸内細菌が食物繊維やオリゴ糖を食べることにより、腸内が酸性に傾きます。この酸性の環境が良い細菌が育つにはもってこいの環境なんです。
  一方で、たんぱく質が多いと、悪い細菌が育ちやすい環境に。便も黒くなったり、臭くなったりします。前回投稿した記事で、腸内環境を整えたい時はたんぱく質を控えると書いたのも、良い細菌を育てる環境を作るため。ただし、環境が整えば、必要量のたんぱく質はしっかり食べます。キレイなBODYにたんぱく質は欠かせないので・・・^^
 >食べたいもの:雑穀、野菜、キノコ、海藻、果物など(食物繊維)

2.良い細菌を外から取り入れる
 腸まで届く○○菌、のような言葉を聞いたことがあるかと思いますが、文字通り、おなかの中に良い細菌を取り入れるということも大事!生きたまま届かなくても、死んでしまった良い菌でも腸の中で有効に働くとも言われています。
 >食べたいもの:ヨーグルト(乳酸菌)、ぬか漬け・味噌など発酵食品(植物性乳酸菌)、納豆(納豆菌)
 (余談:わたしの大好物「すぐき漬け」には植物性乳酸菌がいっぱい)

良い菌だけをおなかにいれてもダメで、その菌を育てるエサも大切。つまり、1も2も両方が大切なのです。
・良い菌を育てること = プレバイオティクス
・良い菌を取り入れること = プロバイオティクス

この2つをあわせたものを『シンバイオティクス』といいます。

具だくさんのお味噌汁は・・・
たっぷりの野菜、キノコ、海藻など = プレバイオティクス
天然醸造のお味噌 = プロバイオティクス
⇒ シンバイオティクスな食べ物!!!
腸内環境を整えたい時にはもってこいの簡単に作れるお料理です。
お味噌は菌が生きている天然醸造のモノを。
スーパーで購入する際は、菌が呼吸するための空気穴が開いているものを選んでくださいね^^

それでは今日はこの辺で。今日もご覧いただきありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?