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時間を充実させるための案

虚無感の原因

時々、何か充実していない、最近楽しみが少ないと感じる。動画を見て、「この原因には、以下の2つがあるのかな?」と思った。

  • 作業に集中している時間がない

  • 時間を使うことで何も蓄積されていない

動画は、「スマホ依存」と「マルチタスク」に関する以下の2つである。

ざっくり言うと、以下の話をしていた。

  • スマホで欲求を満たし過ぎたひとは、他の喜びで満足できない

  • 作業に集中しないマルチタスクの状況では、効率が落ち、幸福度も下がる

二つの動画を関連させて考えると、以下のようにも言える。

  • スマホを使っているひとは集中力が低い傾向にあるため、スマホを使うと作業に集中できなくなり、幸福度を下げる可能性がある

  • 作業しながらスマホをチェックするなら、当然それはマルチタスクの状況であり、作業に集中できていないため、幸福度が下がる

これはつまり「『スマホ依存』と『マルチタスク』によって『今日何かをした』という記録がほとんど消されてしまうことで、虚無感に襲われる」ということなのかなと考えた。

無気力に対する認知療法の対処

無気力さから抜け出す方法の一つとして、認知療法では、以下のような「日常活動スケジュール」というのがある。

「日常活動スケジュール」
- 朝、その日にやろうとすることを1時間おきに書いておく
- その日の終わりに振り返って以下を記録する
   - 実際に何をしたか、義務だったか楽しみだったか
   - 楽しさや難しさはどうだったか

(『いやな気分よ、さようなら』pp.94-97より)

http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/26089849.html

これを続けることで、「自分は効果的に時間を使えるんだ」ということに気がつくことができ、その結果、無気力さから抜け出す一助になるそうだ。

これも「一日にしたことが日々の記録からごっそり抜けてしまうと、何もしていないという虚無感に襲われる」ということを示していそうだなと思い出した。

結論と対処方法

これらの観点に従うと、虚無感は、以下のような状態と言える。

作業に集中している時間がなく、時間を使うことで何も蓄積されていないため、作業の記録が記憶に残らず、「何も進められていない」という感覚に襲われている状態。

こう考えると、虚無感から抜け出す方法として、以下が考えられる。

  • スマホを使う時間を制限する(動画の通り)

  • 意図的に、作業以外全てシャットダウンする時間を作る(動画の通り)

  • ポモドーロテクニックを使って、25分間集中する

  • 一日の終わりに何をしたかを振り返り、自分の前進を褒め称える

また、スマホ依存の動画では、作業の内容として次のようなものを選ぶといいと言っていた(この辺りは動画の紹介も分かりやすく、書籍の紹介もあったので、詳細はそちらを参考)。

  1. 段階的に進歩、向上していくもの

  2. 徐々に難易度を増していくもの

  3. 強い社会的な結びつきがあるもの

これらを意識しながら、1日の中で集中する時間を意識的に試していけば、少しは充実感が生まれてくるかもしれない。


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