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アラフォー女子のつれづれ_身近な方とのお別れについて【心情編】

今回は、ちょっとイレギュラー企画です。ここ数日、多分きっと後々振り返ったらものすごく自分の中での岐路になりそうな事がありました。どこかに記しておきたいな、、と思った先がnote。想いが強いうちに書きますので、後から編集(もしかしたら恥ずかしくなって非公開)するかもしれませんが、今、絶対残したいので一旦お付き合いください笑

数日前、身近な方とお別れしました

と書くと、「なんやん、彼氏と別れたんかい!」と思う方が大半かと思いますがw(私が読者側ならそう思う)、もうちょいしんみり系です。

数日前、母方の祖父が亡くなりました。
93歳の大往生だし、ガンを患っていた割に元気だったし、まあ一般的には家族親族に見守られて幸せに旅立った、という"くくり"にはなると思います。
私にとっての従兄弟一家も一緒に住んでいて、ひ孫にまで見送られて。超絶幸せな部類ですよね。
(実家が静岡なので、サムネイルが静岡駅です)

私としては、父方の祖母を幼少期に、父方の祖父を成人式直後に亡くし、かなり久しぶりの親族のお葬式でした。
元々病を患っていた祖父だったので、頻繁に会いに行っていたし、他の親族共々、正直、覚悟していたことではあったんです。
ただ、やっぱり寂しいし切ない。
そして、久々のこのお式ということもあり、足元から自身を振り返る一つのタイミングとしてめちゃくちゃ衝撃だったので、残しておきたいと思います。

生ける時は有限である

当たり前なんですが、命は有限。
改めて目の前に突きつけられたなー、というのが一番の印象でした。

これまでの毎日の中で、悩むことももちろんあるけど楽しいこともたくさんあって、それってやっぱり幸せで貴重なことなんだな、と。
感じる、体験する、ってとても凄いことなんだなーと。

そしてそれらの事象を、"生々しくダイレクトに"受け取っているのって、生きているからこそだよね、とも強く強く感じてしまいました。

"ダイレクトに"というところが大事だと思ってて、例えば、数年前は美味しさがそこまで理解できなかったお料理を大好きになったり、逆に昔大好きだったカルビがそんなに食べれなくなったりw
経験や年齢を経るごとに変わる、"今コレ"感。
今の私にはコレ!!って言えるものに出会えるのって幸せですよね。

有限なら、もっと"自分"でいいんじゃない?

よく「やりたいことやろう!」って言いますが、うーんもうやってるかなと思ってた。
でも、そうでもないかも、、と感じてしまったのが結構な衝撃でした。
自分らしいってなんだろう、といいますか。。。

丸々2日間、ずっとご葬儀に向き合った結果、"好き"の姿がようやく見えてきた感じ。
今までは、ちょっと見栄を張ったりとか、もしかしたら自分自身にちょっと無理をしたり嘘をついたりしていたかも。
"ほんとの曝け出した自分"もあるけど、どちらかというと"理想の自分"を知らず知らずに演じてしまっていたのかなーと。
それに気づいた時に、なぜか一気に肩の力がおりて、ストン、と落ちてきました。(まだちょっと様子見しながらだけど)
今まで他人の目を気にして、もしかしたらちょっと無理してたのかな。

でも。有限な命なら、今しかできないことに、もっとまっさらに向き合ってもいいかなと感じました。

もちろん、お仕事用の限度は守りますw
そして、ゆうても私の"好き"は、(たぶん)そこまで過激ではないはず。

例えば、ファッションに落とすと、ほんとは大好きなパターンはめちゃくちゃ色々あって。
1つ目は、「がっつりヒールのデキる秘書・OL系」。
先日お仕事で久々にヒールの日が続いたんですが、やっぱり気合いの入り方が違ったわ。新卒で社会人になった当初は営業だったから、8-9cmヒールでガンガン歩いて電車の階段を駆け登ってた時期を思い出しましたw
続いて2番目に好きなのは「Aラインロングスカート+ぺたんこパンプスのITゆるふわ系」。
最近はコロナで外出も減ってたから、圧倒的に動きやすくて楽ちんなこちらのスタイルだったんですよね。作業には集中できるけど、もしかしたら気合いの入り方が違ったのかなー🤔
ヒールの時みたいに浮腫みにくいのは、最高。
3つ目は、「綺麗めシャツ+デニム or ラフワンピースのカジュアル系」。
休日はほぼこの格好。完全にオフってるので、この格好の時に声を掛けられても人に気づかないくらいですw

今までは、特に仕事の時は2番目のスタイルを意識してました。
楽なのもあるけど、このレイヤーで1番目のスタイルだと威圧感強すぎるかな、、、とか考えてしまっていた。

なんてことまで、考えてしまっておりました。
これからは、もうちょっと自分のテンション優先でファッションも選んでいこうと思います。

もう一つ決めたのは、「やりたくてできなかった(やらなかった)ことを、やっちゃおう!」
そのうちの一つが、「ピアス開けたい」!
今も4つ開いてるけど、あと3つ。。以前から、なんとなく「7つ開けたいなー」と思っていまして。
早速、次のヘアカラーが終わったらまずは一つ開けにいこうと思います。

最後に_やっぱり血は争えないな、と実感したこと

※ここからはちょっと生々しい表現が入りますので、苦手な方はスキップください。

仏式のお葬式や諸々の流れをご存じの方にはお分かりかと思いますが、よく納棺の際に故人が好きだったもの・大切にしていたもの・記念の品などを一緒に入れます。
あちらの世界に行っても、好きなもの・大切なものに囲まれていられるように、という意味があるそうです。
家族や一緒に住んでいる親族はもちろん、近親者であればモノを入れても良いらしい。(地域によって違いはあるかも)
あと、一緒に火葬するので、一応は"燃えるものであること"。

で、今回、母方の祖父の納棺時に、一緒に住んでいた私の従姉妹がいの一番に入れたのが「日本酒」(紙のパックのやつ)。
その次は、「おまんじゅう」と「豆大福」。
そうだよね、おじいちゃんお酒と甘いもの好きだったもんね、、、とみんなでちょっとふふっと柔らかい雰囲気になりました。

その時、フと感じる違和感。というか、既視感。。。。
私はこれと同じような光景を見たことがある。。。。。

そう、それは約20年前に父方の祖父(一緒に住んでました)が亡くなった時。
全く同じものを、納棺時に私が入れていたんです。
「日本酒」と「豆大福」!
しかも、豆大福はおじいちゃんが好きだったお店の商品を、当日朝にチャリを激走して買いに行った思い出も、、、、、

両家の祖父(本当は祖母も)が酒豪なのは当然知っていたけど、改めてこういう場で二人の"究極な好き"を実感。
両家祖父が酒豪なので、もちろんその子供である私の両親も酒豪。(日々は飲まないけど、飲むと凄いタイプ。)
ここまで突き付けられると、私の呑みっぷりも、もう仕方ない。
どれだけ飲んでも二日酔いしないのも、健康診断&人間ドックが超健康優良な結果なのも、絶対にこの血筋のおかげです。。極め付きの血統だわ。
ほんとに悪酔いしないし、変な事故に巻き込まれないのもこの体質のおかげw

「血は争えない」ってこういうことか。と妙に納得しました。

あなたが呑みたかったその1杯、誰かが呑めなかったその1杯。
だったら、私が代わりに呑むしかないじゃん!

ということで、おじいちゃん達の呑めなかった1杯と、明日の私の元気のために、今日も盃を空けにいきたいと思います。

おまけ

今回のご葬儀、かなり貴重な経験になりました。
上記の通り、心情的にも大きなきっかけになりましたし。

そして、これまでもいくつかのご葬儀に参加したことはあるけど、ある程度大人になって、しかも親族だけど近すぎない(内々のことも分かるけど、ちょっとは冷静に見守れるくらいの状態)なのは初めて。
世の中の環境が変わったことも含め、久々のご葬儀はかなりの発展を遂げていて、ついビジネス視点で見てしまうほど、驚きと感動の連続でした。

ということで、別途【ご葬儀の進化について(仮)】も書いていこうかなと思っています。
なかなか頻繁に接するものではないけれど、とてもとても大切な時間であるご葬儀。
いざという時の誰かのために、何かお伝えできたら嬉しい限りです。


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