「子供の頃の自分がこのドラマを見たらどれだけ励まされただろう。」

こんにちは、最近Heart Stopper を見てキュンキュンしているあゆです。

このドラマでは、もしかしたらバイセクシュアルかもしれないって悩む男の子の姿が描かれているんですけど、なんかこの設定新しいなって思って。

ゲイとかレズビアンを描く作品は最近よく見るけれど、バイセクシュアルって珍しい気がしました。また、作中では同性同士の恋愛が描かれるものの、キャラクターはバイセクシュアルかもしれない。しかも完全に自覚しているのではなく、悩んで葛藤しているシーンを描くってなかなか斬新だなって感じました。

ところで、先週のPodcastでも少し触れたんですけど、自分みたいなキャラクターが画面で活躍しているところを見ると、なんだか励まされたり、肯定された気分になったりしませんか？

前回のpodcastはこちらから
→https://open.spotify.com/episode/49Rih8xH3tU1SBl5UEalmQ?si=3PuJuPuGTnupLwx62mTOBg

先日とある俳優さんのインタビューを見ていて、

「子供の頃の自分がこのドラマを見たらどれだけ励まされただろう。」

っていう言葉が本当に心に残りました。というのも、その俳優さんはムスリムでゲイの高校生の役をドラマで演じていたんです。
彼が言うには彼のような存在は画面ではなかなか描かれて来なかったそう。
「自分に似ている」とか「自分に重なる」キャラクターが画面で活躍していたら自分の存在を肯定された気持ちになって嬉しいですよね。

そういう意味でやっぱり「glee」はすごいなって思うんです！
ちなみに「glee」というのは、2009年から2015年にアメリカで放送されたドラマのことです。高校で負け犬と呼ばれている弱小グリー部（合唱部）の学生たちがクラスメイトや家族との関係、アイデンティティなどに悩みながらも成長していく姿を描いています！

このドラマの何がすごいかと言うと、登場人物が本当に多様で、自分に重なるキャラクターや感情移入する悩みを持つキャラクターを見つけられることだと思うんです。

ゲイやトランスジェンダーの高校生が出てきたり、障がい者に対する偏見やアジア人差別、高校生の妊娠、といったイシューをティーン向け番組で取り上げたりしたのはやっぱり伝説だなって思うんですよね。

放送当時中学生だった私は、

歌が素敵だな〜
サムかっこいいな〜

くらいの気持ちでしか見ていなかったけれど、なんとなくずっと自分の中で大切なドラマだったんです。
一昨年、改めておうち時間で6シーズンを一気見したら、

うわ、これやっぱりすごいな

って感じたんです。

中学生の頃の自分が知らず知らずのうちに「いろんな人の存在」に触れられていたこと、そして、今の自分が自分の好きなものとか目指したい方向に忠実に生きられているのは、やっぱりこの「glee」のおかげなんだな、ってつくづく思いました

これからもたくさんの映像作品の中で、いろんな人と出会えたらいいなと思っています。多様な社会の多様な面をどんどん可視化していけたらもっと素敵な世の中になると思います❤️

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