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あの夏、箱に詰めた缶ビールとモダンバレリーナについて

 ついさっきまで寝てた。人の一日は24時間というが、俺はこの時点でその内13時間を無駄にしてしまったと考えられる。ちなみに14時半ぐらいまでこのnoteを書く予定なので、実際に無駄にしてしまう時間は13時間では無く14時間半である、どちらにせよ、時間はもっと有効に使うべきだ。

 今回のnoteはいつもと趣向を変えて、短い話題をたくさん書き連ねる形式で行こうと思う。まあ、どういう形式かは読んでみれば分かると思う。


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 最近ゆるゆりというアニメを全話見た。大分前に一期だけは履修していたが、我が故郷である富山県が舞台のアニメということもあり、いつかは全部見ようと心に決めていた。そのため、時間が開いている今を好機と捉え、一期二期OVA三期全て視聴してみた。結論から言うと、めちゃくちゃ面白い神アニメだったし、全40話の体感時間はマジで2秒ぐらいだった。特に好きな話の話を挙げると、二期11話「時をかけるあかり」が挙げられる。この話は、主人公でありながら作中で散々影が薄いだの無個性だの指摘され、終いには公式にまでいじられている憐れな女子中学生、赤座あかりにスポットを当てた回である。話の内容をかい摘まんで説明すると、ひょんなことから部室にあるタイムマシン(!)を作動させてしまい一年前にタイムリープしてしまったあかりが、自分の未来を変えるために奔走するといった回である。この話は、一年前つまり一期1話の裏側で何が起きていたかについての種明かし的な要素も含みつつ、未来を変えてしまった結果友人達との思い出がなくなってしまうのではないかと葛藤するあかりに焦点が当てられている。無個性扱いされる未来を変えたいが、友達との思い出も無くしたくない、そんなジレンマに悩んだあかりが出した結論や、それに至るまでの走馬灯のような映像達も含めて、マジで一期二期の総決算と言える回だ。ここまで読んでくれたら絶対ゆるゆりを見てくれよな!、杉浦綾乃は可愛いよ。


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 カレーを作るのにめちゃくちゃ失敗した。いや、失敗したというか俺は分量通りに水を入れたのにめちゃくちゃ水っぽいカレーが出来上がったので責任は俺じゃなくてバーモンドカレーを製作したハウス食品にあると考えられるのだが、それにしても失敗してしまった。他の料理は多少失敗してもその1回の飯の内に食べ終わってしまえばいいのでダメージは少ないが、カレーは一度作ると4日間ぐらいは作ったカレーと向き合っていく羽目になるので、失敗した時にダメージがデカい。カレーが無くなるまで自己に対して「はぁ~、つっかえ」等と言い続ける日々を過ごすことになる。かなりじゃが芋をいれたので、もしかしたらじゃが芋が溶け出していい感じにとろみが出てこないか?と温め直す時に期待しているが、カレーを火にかけている時に明らかに液体みたいな感じで沸騰してるカレーを見るとそんな希望も打ち砕かれてしまう。というわけで俺は今から液体みたいなカレーを食べます、この気持ちを誰にぶつければいいんだ…。


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 初めて組んだバンドは出たライブ全てで赤っ恥をかくという最悪の変遷を辿り、最終的に空中分解してしまった。メンバーは俺も含めてどのつく初心者しかおらず全員まともに楽器を弾けなかった。「バンドを組んだとき皆楽器経験がなくて~」みたいなバンドはたまに見るが、そのようなバンドは初期時点でギターはある程度コードが押さえられたりベースはルート弾き位は出来るだろう。それすらもできない状態で始まったバンドは、普通に解散します。特にACIDMANの造花が笑うをコピーしたときがひどかった。ボーカルは間奏の尺を忘れて間奏明けから歌うのを忘れるし、ギターは完全に練習してこなかったし、ドラムは信じられないほど走っていた。そして俺は歪みすぎていた。最悪すぎるライブだった。そのバンドはそもそも音楽性が合っておらず、ボーカルとギターはミスチルが好きで、ドラムはクイーンが好きだった。ここまではまあいいのだが俺はその頃オルタナティブロックしか聞いておらず、もう一人のベース(!)に至ってはよく分からない曲ばかりをやろうとしていた記憶がある。完全に方向性の違いどころか方向性が合っていたタイミングがまるで無かった。もう思い出すだけで蕁麻疹がしてくるので思い出さないが、俺はよくそのようなバンドをして、恥をかきまくった後も楽器を続けたもんである。相当暇だったんだと思う。ちなみにもう一人のベースとはまだ関係性が続いており、何なら親友である。かつて組んでいたバンドの話はお互いに禁止ワードにしている、発作が出るので。


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そこそこ書いたんでスマプリ見てきます。


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