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【書籍サマリー】UXデザインの法則 / Jon Yablonski(著)

今回はJon Yablonskiさんが執筆された「UXデザインの法則」です。

本書は特に新たなプロダクト、サービスを企画・ローンチする上で重要な要素となる”デザイン”を構築する上で意識すべき点をインプットするために最適な1冊と考えます。

<本書の問い>
ユーザーが”ハマる”デザインの真髄とは?

ユーザーのメンタルモデルを知ること

”パクリ”は悪ではない。
「ヤコブの法則」では、ユーザーは他のウェブサイトでの経験の積み重ねを通じて”デザインはこうあるべき”という期待が構築されると記されている。
この期待に沿うユーザーインターフェースを設計することで、ユーザーはコンテンツ自体に集中することができる。一方、この慣習に沿わないことにより、ユーザーの混乱を招き、コンテンツ自体に集中することが困難になる。

意思決定しやすい選択肢と複雑さを知ること

脳の処理能力には限りがある。
「ヒックの法則」では、とりうる選択肢を増やすことで意思決定までの時間が増加すると記されている。また、ユーザーインターフェースの複雑さも同じくユーザーの意思決定にかかる時間を増加させる。人間の脳もスマホと同様処理数が増えることで、動作遅延や停止に繋がる。

脳の思考モードを理解すること

脳の思考モードにはシステム1とシステム2がある。
システム1は無意識に機能し、脳内負荷は少ないが、意図的な制御が難しいもの。システム2は注意力が必要であり、脳内負荷が高い。
”ハマる”デザインにおいては、システム1を機能させる必要があり、システム1を機能させるための条件として、「デザインの美しさ」が必要となる。





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