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【自分史ノススメ】自己の棚卸し

学生さんの就職活動シーズンになると、就活セミナーが多く開催されます。
私も何度か担当させてもらいました。

色々なセミナーがあるのですが、突き詰めると「自己分析」と「仕事研究」の2つに絞られるんではないかと思います。
自分のことがわからないと「エントリーシート作成」や「面接対策」でも自分の事を伝えることができませんし、世の中のことがわからないと「なぜその仕事がしたいのか」「その仕事を通じてどんな未来を生きていきたいのか」も話すことができません。

そこで自己分析する前に「自己の棚卸し」をするのですが、これが案外できないのですよ。自分を主観で見ていくと、自分の良いところに気がつきにくい(当たり前すぎて良いところだと思えない)のと、自分のダメなところが引っかかって一歩がふみだせない(自分が思っているより些細なことだったりもする)のですよね。

なので学生さんたちと向き合ってキャリアコンサルティングを行うわけですが、全部の学生さんに対応するのがまた難しいのです。
「何とかしなくては」と危機感を感じる学生さんは、キャリアコンサルタントの前に何度も足を運んで他人のアドバイスを自分なりに取り込んでチャレンジしていきます。
しかし、相談することがハードル高いと感じている学生さんも多くいます。

若い方にも自己の棚卸ししたものが成果物となって何度も読み返すことができたらええよな~と思う私なのです。

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