見出し画像

人生をまるごと語る会vol.4|イベントレポート

こんにちは!大学生ユースワーカーのしんちゃんです!
先日、ユースセンター金沢ジュウバコで恒例イベントとなっている「人生をまるごと語る会」の第4回が開催されました。今回はそのイベントレポートをお届けしていきます!

過去の「人生をまるごと語る会」はこちらから読めます!

今回のゲストは、普段ジュウバコで大学生ユースワーカーとして関わってくれている ''おだちゃん'' こと「小田波優矢」さんです!
※以下、''おだちゃん''で統一します!

実はおだちゃん、一度大学を辞めてから地元の金沢大学に入り直すという、なかなか珍しい経験をしています。そんなおだちゃんだからこそ語れる言葉に注目して、イベントレポートをお届けしていきます!!

<プロフィール>
コロナ真っ只中で入学した信州大学を半年で辞め、地元の、新設された金沢大学融合学域先導学類に再入学。バイトと遊びが中心だった大学生1年生の後半、性教育や生理に関心を持ち、そこからいろんなイベントに出始めました。長期インターンや起業部の発足を経て、ユースクリニックの設立に向けて活動しています!

おだちゃんの人生

まずは本イベント恒例、ゲストのライフラインチャートを用いたこれまでの半生の振り返りです。

ちなみにライフラインチャートというのはこんなイメージのものです。今までの人生の幸福度を一本の線で表し、幸福度の変化を一目で見えるようにします。幸福度が上がっている時期や下がっている時期、あるいは急激に変化している時には、何か転機になる出来事やその理由がきっとあるはず。それを書きだしながら、過去の体験を振り返るというものです!

こちらがおだちゃんの半生。

おだちゃんの人生を見ると、高校入学以前は基本的に幸福度が高かったとのこと。本人曰く、「昔は何にも考えていなかったから~!」だそうです。笑
高校に入学してから少し下がるものの、受験期にまた上がる。勉強自体は楽しかったから頑張れたそうです!

が、大学入学と同時に新型コロナウイルスの感染が拡大、緊急事態宣言が出される事態に。先が見えない不安の中、やりたいことが見つからずに焦っていました。

しかし、当時塾講師としてアルバイトをしていた関係で、地元の金沢大学に新しい学類が設立されると知ります。
新設学類でかつ幅広く学べることに魅力を感じ、一度入った大学を退学し受験勉強を再開。無事合格し、「やりたいこと」を探しに金沢大学に入学しました!

大学に入り直してからは、その柔軟な学類の特徴を活かし、授業、インターン、様々なプロジェクト、アルバイト等を通して、やりたいことを探していったそうです。

質問が止まらない!

一通り人生を振り返ってくれたおだちゃん。
この日僕が一応司会をしており、ユースに質問を振ろうとしたところ、僕の言葉を待たずとも質問が一つ、また一つと飛び出してきました!
やはり普段から関わっているからか、ユースにとっても話しやすいのでしょうか。質問が止まりませんでした!

僕の存在感はすっかり薄くなっていましたが…笑


というわけで、ここからは当日出た質問とその答えを抜粋してお届けします!

Q.やりたいことってどうやって見つけた?
A.とりあえず、興味のあることに色々手を出してみた!今は性教育とかユースクリニックに興味があるけど、前は観光とかも興味があって、観光系のプロジェクトをやっていたかな。今はやっていないけど!笑
でも、一度色々やってみると、そこからどんどんそぎ落とされてブラッシュアップされていく。失敗もたくさんしていい。
並行していろいろなことをやってみると見えてくるかもね。
個人的には、やり直しは効くと思っています!自分は一度選択を間違えたかもしれないけど、結果やり直せているし、今はやりたいことも見つかっているし!

Q.本当にやりたいことがない場合は、どうしたらいい?
A.将来とかキャリアとか抜きにして、何かしら好きなことや興味があることがあると思う。その好きなことの、どういうところが好きだったのかを考えると、何かやりたいことが見つかるかも。

例えば、昔「合唱コンクールの練習が楽しかった」としたら、何故それが楽しかったのかを考えてみる。
単純に「歌うことが楽しかったから」「音楽が好きだったから」かもしれない。もしかしたら「人と一緒に何かをすることが楽しかったから」という理由もあるかもしれないし、もしクラスのリーダをやっていたとしたら「人をまとめるのが楽しかったから」かもしれない。
好きなことや楽しかったことを分解していくと、何か見えてくるかもね!

おだちゃんの話に、真剣に耳を傾けてくれています…!

Q.何故「性教育で起業」なの?
A.元々はパートナーの苦しみがきっかけ。その話題を周りの人にしたところ、共感の声が挙がった。
最初は「自分のパートナーのために」だったけど、だんだん社会全体で必要なことだと思うようになって。だから性教育の分野で起業したいと思うようになりました!
自分の「やりたい!」という想いを口に出して言うことが大事だと思う!

「ゴール」とは…?

最後に、おだちゃんの今後の野望を聞いてみました!

その答えは、「大切な人に寄り添える社会」をつくりたいということ。
そのためにおだちゃんは色々な手段でそれを叶えたいそうです。性教育の分野で起業してみたいし、ユースクリニックもやってみたい。そしてお花屋さんもやりたいとのこと!
チャレンジ精神が伝わってきました!

終わりに

今回は、普段ジュウバコで大学生ユースワーカーをやっているおだちゃんから発表をしてもらいました。
普段ジュウバコで会っているので、ユースにとっても質問がしやすい時間になったのかなと思います。たまには大学生ユースワーカーバージョンの回もいいですね~。

個人的には「やり直しは効く」という言葉が響きました。
これは、ゆらぎの時期にいるユースたちにとって勇気を与えるような言葉だなと思います。通常ではなかなかない経験をしたおだちゃんだからこそ言える言葉かなと思います!


ジュウバコでは定期的にこのイベントを実施しています。
このイベントでなくとも、ジュウバコに来れば色んなユースワーカーたちにお話を聴くことができますよ~!
気になる方は、今後もSNSやnote等をチェックしていただけると嬉しいです🔥

今回は以上になります!最後まで読んでいただきありがとうございました~!

各種SNSのURLはこちら!
Instagram:
https://www.instagram.com/yc_kanazawa/
X(旧Twitter)
https://twitter.com/yc_kanazawa
ホームページ:
https://youthkanazawa.studio.site/

ライター:坂上慎太朗(しんちゃん)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?