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『みんな生きている~二つ目の誕生日』試写会に参加!

以前noteで取り上げていた映画『みんな生きている~二つ目の誕生日』が、2023年2月4日(土)ついに公開されました!
 
それに先駆け、1月26日(木)に東京・アキバシアターにて特別試写イベントが開催され、YAメンバーも2名参加させていただきました。コロナウイルスによる影響で、なかなかYAの活動ができない中、久しぶりの対面の活動で貴重な機会になりました。
 
今回は試写会ということで初めに映画が上映されました。
 
映画は、実際に骨髄移植を経験された樋口大悟さんが企画・主演を務めている作品のため、とてもリアルに描かれていました。また、医療関係者の方や骨髄バンク職員の方などが携わっているとのことで、他では知ることができない内的側面が表現されていました。特に、YAをしていても知ることができない骨髄採取のシーンや骨髄液が患者の元へ届けられるシーンが印象的です。
 
他にも取り上げたい点は多くあるのですが、これ以上言ってしまうと…ぜひ劇場でご覧ください!
 
映画の上映に続いて、出演されていた主演の樋口大悟さん、ドナー役の松本若菜さん、監督をされた両沢和幸監督による舞台挨拶が行われました。さらに、劇中で主人公大介の友人を演じていた榎本桜さんが司会をされていました。
 
樋口さんは骨髄移植により、名前も顔もわからない方に助けてもらったこと、感謝の思いを伝えたいと思っていた中、今回の映画を公開できることになった感謝を語っていました。また、ドナーは55歳で卒業となることを取り上げ、今回の映画が少しでも多く若い世代の登録者を増やすきっかけになればとおっしゃっていました。
 
劇中に松本さん演じる美智子が「私が断ったら、この人死んじゃうかもしれないんだよ」というシーンがあるのですが、本来の台本とは異なるとのこと。松本さんご自身の思いを言葉にしたとおっしゃっていました。この言葉を美智子が言っているシーンみて、現実味・命のもろさ・おもさ色々なものを感じました。
 
これまでにも、骨髄移植を取り上げた映画やドラマを見たことがありますが、患者さん側だけを取り上げたものが多くある印象です。ですが、今回の映画『みんな生きている~二つ目の誕生日』は、患者さんだけでなくその友人、ドナーさんやその家族といった側面に着目し描かれています。両沢監督がこだわった描写のひとつのようです!
 
今回演じられていた樋口さんや松本さん、榎本さんや両沢監督のお話を聞かせていただいたことで、さらにYAの活動の重要度に気が付かされました。コロナウイルスによる制限が緩和され始めた今、さらに積極的に活動し尽力できたらと思います。
 
舞台挨拶の途中、YA二人も登壇させていただき、YAの思いを語らせていただきました。まずは、実際に骨髄移植を受けた経験やYAとなったきっかけ、YAでの活動についてといった点をもとに、ユース世代に興味を持っていただきたいという旨を伝えさせていただきました。
 
すでにドナー登録されている方や興味を持っている方、なんとなくこの記事を見て頂いた方など様々な方にぜひご覧いただきたい映画です!