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ブラック企業が教えてくれること

前回の記事(嫌いな人の意味)に関連して、どうしてもブラック企業に縁のある方に向けて、今回はお話していこうと思います。

僕は今までの人生で、ブラック企業だなぁと思う職場に2箇所ほどお世話になりました。今は個人で会社をしているので、今後取引先に自分が選ばなければ、出くわすことはないかな?笑と思っています。ですが、ブラック企業真っ最中の頃の自分を思い出してみると、あるマインドを持っていたなという心当たりに行き着きます。

自分に厳しいというマインドです。以前の記事にも書きましたが、一見美徳にも思えるようなこの厳しい精神。ストイックだからこそ成し得ることがある、なんて聞いて、そんな感じがするという方は多いのではないでしょうか。社会の風潮がそういうところ、ありましたからね。

これが通用するのは基本、陽の性質の人で、生まれつきさほど気苦労なく育った、あってもうまく感情を解消してきた、フラットな状態の人はこのスポ根魂が功を奏します。男性に多いですが、それは性質的な方面で、やればやった分だけうまくいくからおもしろい。プラスのスパイラルですね。こういう人は、3次元的正攻法、足し算でうまくいくタイプと言えます。

一方、多くの女性や、負の感情を溜めたままになっている、いわゆる”陰キャラ”の人たちがこの加算方式で頑張ってしまうと、現実がカオスになってしまいます。自身が持っている負のエネルギーで、現実に嫌な出来事を立ち上げてしまうからです。自分に厳しいマインド=ストイックに頑張るがこのエネルギーを加速させます。負のスパイラルですね。やってもやってもうまくいかない、しまいにはどうせやってもうまくいかないと、諦めの状態になります。この現代病がうつ症状だと、僕は思っています。

どこに行ってもブラック企業に出会ってしまうこのタイプの人は、その前提、自分を責める意識の中、自分の中でブラック企業をやっています。一人ブラック企業という感じです。パワハラも同じです。自分の意識の中で、自分に対してパワハラをしています。

これに気づいて、そうかも〜という方、まずは自分を責めないでほしいと思います。前提、責任感の強い方たちですから、自身に辛い思いをさせてきた自分を反射的に罰してしまいます。

それをするのではなく、今まで辛かった自分、大変な思いをして傷ついてきた自分に共感してあげて下さい。辛かったよね、悲しかったよね、と。自分自身に寄り添ってねぎらってあげることによって、心に安心感が戻ってきます。

相手や周りの環境、自分に対して怒っている人は、そのまま怒っていて下さい。感情表現を素直にすることで、自然に自分自身がフラットになっていきます。

長くなってきてしまったので、続きは次の記事に書こうと思います。

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