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海外にいる間、恐らく投票できない私

お久しぶりです。イギリスの大学に通っているナミです。最近大学が始まり、忙しくてnote更新しませんでしたが、ちょっと疑問に持ったことがあったので半分怒りに任せてこのnoteを書いています。

実は今日(10月14日)にイギリスの在英国日本国大使館から第49回衆議院議員総選挙の在外投票の日程について以下のメールが送られてきました。

○ 公示日       :令和3年10月19日(火)
○ 在外公館投票開始日 :令和3年10月20日(水) 
○ 日本国内の投票日  :令和3年10月31日(日)

1去年あたりに在外選挙人証に申請し、登録した私にとって衆議院選挙は初めて投票できる機会でした。在外投票には3つの投票方法があり、1)在外公館投票、2)郵便等投票 と 3)日本国内における投票です。大学で非常に忙しく在外公館投票に行く時間がない為、郵便等投票を検討していました。ただ、初めて知ったのは投票用紙請求書と在外選挙人証を日本の選挙管理委員会に直接送付しないといけないことでした

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これには大きな問題があり、そもそもイギリスから日本に郵便を送るのに早くても二週間程度かかること。今日選挙管理委員会に投票用紙請求書と在外選挙人証を送ったとしても、31日あたりにやっと投票用紙が選挙管理委員会から送られてくる。その投票用紙を記入し、31日の投票日までに選挙管理委員会に送る事は不可能だ大使館が全てやってくれる在外公館投票に対し、投票用紙請求書を日本の選挙委員会に送らないといけないなど、何から何まで自分でやらないといけない郵便等投票のやり方には疑問を感じる

ちなみに上の外務省のウェブサイトには「(注)投票用紙等の交付は、次のとおり開始されます。あらかじめ郵送日数を考慮して、交付開始時期の前に請求書類が選挙管理委員会あてに届くようにしておきましょう。参議院議員通常選挙、参議院議員の任期満了の日前60日に当たる日」と注意が書かれている。

今回は百歩譲って通常に参議院議員の任期満了が迫ってきたことを把握していなかった私が悪かったとしよう。ただ言いたいのは任期満了の日前60日を把握し、投票用紙を請求する人はそもそもあまりいないと思う。また、突然解散されたら、郵便等投票で投票するのにはさらに難しくなる。選挙に行きたいだけなのに、こんなに難しくしたら誰も行きたくないし、私も行く気を無くした。

在外公館投票に行けばいいのでは?と思う人もいるかもしれない。ただ、在英国日本国大使館・総領事館はロンドンかエジンバラにしかなく、そこに住んでいない人にとっては行くのだけで時間がかかる。また、在エディンバラ日本国総領事館の投票期間は、10月20日~24日と短く、行ける人は限られている。

せめて、選挙の公示日が決まった時点で日本の各選挙管理委員会が投票用紙を請求するのではなく、代わりに在英国日本国大使館や領事館に請求し、大使館が投票用紙を送れば、待つ大幅に時間は省かれる。在外選挙人名簿に登録する人たちは選挙に行きたい人だからこそ、そういうシステムにでもすれば、投票しやすくなると思う。noteで呟いたって、何にも変わらないのは目に見えているので、恐らくこのままだったら海外にいる間は選挙に行くことはないと思う。解散60日前なんて覚えてられないし、投票する為にわざわざ大使館まで行きたいとは全く思わない。

余談ですが、大使館に上の図の1-3を31日まで行う事を不可能で、それなら郵便等投票は事実上できませんよね?、と今日電話で訪ねてみたところ、「選挙委員会に連絡してください」と言われてしまいました。8時間時差を考慮し、国際電話代を払ってまで連絡したいとは思わないし、メールで連絡したら返信が来るまで数日待たないといけないことは目に見えているので、今回の衆議院選挙での投票はもう諦めました。なので、選挙に行ける方は、気軽に選挙に行ける環境にいることも感謝しながら、私の分まで行ってください。

最後に:
最近は大学で思った以上に忙しい状態で書く暇が中々なく、note更新の回数は確実に減りますが、その代わりにどこでも読めないトピックについて書きたいと思っています。誤字脱字はたくさんあると思いますが、それでも読んでいただけたら幸いです。

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