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17年勤めた消防職を途中退職してまで成し遂げたいこと

日本は今、3人に1人が65歳以上の高齢者です。
 

近い将来、若者と高齢者が
ほぼ半分ずつになると予想されています。
 

避けられない未来に向けて
数年前から私の中で芽生えた想いがあります。
 

それは
 

すべての高齢者が一生健康でアクティブに活躍し
若者と高齢者が支え合う社会を実現したい。
 

なぜ、そんな社会にしたいと思っているかというと
 

① 消防士時代中期の、救急隊として活動していたときの経験
② 消防士時代晩年期(41歳で退職)の、私自身の生活環境の変化
③ 日本は本当に終わってしまうかもしれないという危機感
 

からです。
 

それでは、消防士時代の心と環境の変化について
お話させていただきたいと思います。
 


【消防士時代の想いの変化】

新人時代

平成18年に消防士になり
「これから頑張って救助隊に入って
多くの人の命を助けるぞ!」
と意気込んでいた新人時代。
 

実際、消防士になってみると
火事や救助事案というのは頻繁にあるわけではなく(あってはならない)
1日のほとんどが訓練と雑務で終わっていました。
 

それでも
「早く一人前になって人の命を助ける」
という想いで訓練や勉強を積み重ね
毎日必死でした。
 

また、年間数回ある炎上火災では
毎回、命の危機を感じながら任務をおこない
 

活動が終われば身体の疲れを忘れるくらい
「すごいことを仕事にしてるな」と
充実感を感じていました。
 

訓練の中のひとつ体力錬成は
腕立て、腹筋、背筋、懸垂などの筋トレはもちろん
 

真夏でも「10キロ以上ある火災対応装備」を着て
数十分のランニングなど
嫌でも身体は強くなっていきました。
 

日々の訓練と充実感のおかげか
健康診断の数値も良く
とにかく病気をしない健康体でした。
 

特別救助隊時代

新人時代から4年目に
目標にしていた「特別救助隊員」に
なることができました。
 

特別救助隊は、災害現場では最前線で活動する隊で
特殊な救助技術や知識をつかって
 

活動している他の隊の安全や
自分自身の安全を確保しながら
市民の生命と財産を守る任務が
課せられていました。
 

この頃はますます
「人命救助」という任務に対して
誇りをもっていました。
 

火災では人命検索・避難誘導
交通事故では挟まれた人の救出など
人の命に関わる仕事ができて
幸せだと感じていました。
 

また、この頃から少しずつ
災害を未然に防ぐ「予防」という分野にも
興味を持ち始め
 

そもそも災害が起こらないようにしたり
起こったときに速やかに逃げられるような指導を
市民に対して行っており
 

そもそも災害が起こらないようにする仕事も
楽しいと感じていました。
 

考えが大きく変わった救急隊時代

憧れの特別救助隊として任務に
従事していたのですが
出場件数が圧倒的に多い「救急隊」
として活動したいと思い
 

自ら志願して入庁から7年目に救急隊の
養成過程に派遣させてもらい
晴れて救急隊になることができました。
 

救急隊として活動し始めると
毎日10件を超える救急要請が続きました。
 

救急要請の半分以上は高齢者で
実際は緊急性がない患者さんもいたりして
 

本当に救急車が必要な患者さんへの
救急車到着時間が毎年遅れてきているのが
今かなり問題視されています。
 

さて、救急現場に到着すると
まず、患者さんや
 

患者さんが話ができる状態ではない場合は
ご家族さんにこれまでかかったことがある病気と
今かかっている病気を聞きます。
 

そのときの答えがまあ当たり前のように
一定の決まった病名ばかりでした。
 

「高血圧」「糖尿病」「脳梗塞」「心筋梗塞」
 

ほぼどれかを患っています。
耳にしない日はありません。
 

どれも生活習慣の乱れから肥満となり
それが元となって起こる病気
いわゆる生活習慣病です。
 

問題は、高齢者だけではなく
40歳以上の中年層で救急車を呼ぶ場合
かなりの確率でこれらの病気を抱えていました。
 

中には、40代で糖尿病が原因で
「足の切断」をされている方も・・・
 

生活習慣病のこわいところは
自覚症状が出にくく
気づいたころには重症になっていることが多いので
 

健康診断で少しでも悪い数値がでたら
運動・食事など生活習慣の見直しをしてください。
 

「少しでも」ですよ。
 

救急隊にできることは
すでに症状が悪化してしまった患者さんを
 

かかりつけの病院や
適切な病院へ
 

できる限り早く症状が悪化しないように
搬送すること。
 

「自分たちでは患者さんを治すことができない」
そのように、無力感を感じていました。
 

だったら
「病気になる前にこの人たちを
救うことはできないだろうか」

と考えるようになっていきました。
 

しかしこの時は
「公務員という立場では何もできない」と
 

その想いにフタをしました。
 

特別高度救助隊時代

救急隊として2700件以上の
現場へ出場し
 

患者さんへの処置について
経験を経て
 

自信をつけて
救助隊のトップ組織である
「特別高度救助隊」に任命されました。
 

また、組織編成もあり
38歳で「隊長」を任せていただく
ことになりました。
 

救急隊時代に感じていた
「病気になる前に救う」
という想いが
 

隊長に任命された時の
想いとして
 

現場活動に対する考え方に
影響を与えていました。
 

これまでの受身的な考え方
「災害に遭われている市民の命を救う」
という想いから
 

予防的な考え方
「自隊の隊員は必ず無事に家に返す」
という想いに変わっていました。
 

つまり
「事故が起こる前に防ぐ」
ということです。
 

現場活動時や危険な水難訓練時など
崩落危険・落下危険・溺水危険など
 

事故が起こりそうな状況を
徹底的に管理して
 

「あらかじめ」絶対に部下が事故が起きないように
現場を観察し予測し、細心の注意を払って
現場活動を行っていました。
 

その想いもあってか
わたしが隊長在籍期間中は
 

自隊の誰も事故なく
無事に任務を遂行することができました。
 

この頃から
ますます「未然に防ぐ」という
想いが増していったと感じています。
 

総務課時代

消防歴16年目。
初めての日勤業務。
 

毎日朝早くに出勤して、
夜遅くまでデスクワーク。
 

毎日慣れない仕事で
ストレスを感じていました。
 

日課だった野球や自転車トレーニングも
思うようにできなくなり
 

気がつけば1年間で
体脂肪は6%増え
体重は5kg増えて
70kgになっていました。
 

高校から20代後半にかけて野球に打ち込み
打球を遠くに飛ばすために体重を重くしようと考え
 

ご飯茶碗3〜4杯食べていても
太れなかったのに
 

野球や訓練などの運動ができなくなることと
ストレスでこんなに体重と体脂肪が増えるのかと
正直驚きました。
 

また、健康の数値も
これまではいわゆるスポーツ心臓といわれるもので
たまに心電図で引っ掛かる程度でしたが
 

まさかのコレステロール値に
異常が出始めました。
 

この生活が続けば近い将来
自分自身が救急隊のお世話に
なってしまうかもしれない。
 

そうなると
やりたいこともできなくなって
 

60歳で薬漬け
70歳で車椅子
80歳で寝たきり・・・
 

そんな人生絶対に楽しくない。
 

そう考えると
決断せずにはいられませんでした。
 

41歳、消防士を辞める

正直、これまでの経験

  • 野球歴30年

  • 自転車歴10年

  • 消防歴17年

  • 学生時代スポーツインストラクター4年 など

 

ヒトの体に関する種々の生理学学習や
様々な運動・トレーニングを実践してきましたので
 

自分の知識と経験があれば生活環境を変えなくても
健康的に痩せることはできたと思います。
 

しかし実際に自分が
 

今、社会で起きている生活習慣の悪化による
健康が脅かされる理由を総務課時代に
体験して知ったので
 

「自分を含め40歳以上の病気リスクが
高くなる人たちの生活習慣を見直す
お手伝いがしたい。」
 

「若者も高齢者もなく、誰もが一生健康で
アクティブ動いて生きていけるそんな社会を
作っていきたい」という
 

本当にやりたいことができた。
 

だから消防士をやめる決断をするのに
迷いはありませんでした。
 

【生活習慣が未来を変える】

デスクワークになって
感じたことは
 

毎日

  • ほとんど動かず

  • 好きなだけ食べて

  • ストレス抱えて

  • そしてまた食べて

  • 寝るだけ

 

そりゃあ太るわってこと。
 

正直、私は太らない体質なんだろうと
勝手に思っていました。
 

でも、太った。
 

生活習慣次第で
誰でも太ると確信しました。
 

逆にいえば
生活習慣さえ身につけられれば
誰でも健康な身体を手にいれられるということ。
 

私は、デスクワーク歴2年で退職したため
大きく健康を乱すことはありませんでしたが
 

長年仕事でストレスを抱え
生活習慣が乱れて心身ともに疲れ果ている方たちは
かなり肥満が進行していると思います。
 

でも大丈夫です。
 

しっかりと生活習慣を整えることができれば
必ず身体は応えてくれます。
 

私自身、退職をしてから生活習慣を見直し
体脂肪が1ヶ月で1.5%落ちました。
 

特に頑張っていません。普通の生活に戻しただけ。
 

食欲が乱れたりするのには理由があります。

  • ストレス

  • 睡眠不足

  • 運動不足 など

 

その原因一つ一つ対処していくことで
身体が整ってきますので
1日でも早く、症状が今より重くなる前に
改善に取り組んでいきましょう!
 

【支え合うことへの想い】

冒頭でもお伝えしましたが
今や3人に1人が65歳以上の高齢者です。
 

こうなってくると
若者だけでなく高齢者も
一生主役でなければなりません。
病気になっている場合ではないんです。
 

世間では
「若者2人で1人の高齢者を支えなければならない」
といわれていますが
 

誰が高齢者が支えられる側の人間だと
決めつけているのですか?
 

高齢者には若者にはない
これまで培ってきた圧倒的な
知識・経験・技術があります。
 

若者たちはこれに頼り
高齢者はこれをもって若者を育て
 

お互いが必要とする活性化した社会に
なっていかなければならない。

 

そのためには高齢者は肥満に
なっている場合ではなく
健康で動ける身体を維持し続ける
必要があると思います。
 

【ヒトは一生現役であるべき】

肥満をほったらかしにして

  • 病気と闘い

  • やりたいことができない

  • 行きたいところへ行けない

  • 食べたいものも食べられない

  • 一人で歩けない

  • 車いす生活

  • 寝たきり

 

一生懸命、家族や社会のために働いてきた代償が
これでいいですか?
 

私は、絶対に嫌です。
 

だから、40歳を超え病気のリスクが高くなる今
しっかりと自分の生活習慣を身につけて
健康を維持するために
 

「一生健康でアクティブに動ける身体づくり」
をしています。
(41歳の今でも50m6秒台で走れます。)
 

そして、一人でも多くの方が
無理なダイエットなどする必要がない生活習慣を
手に入れ肥満と縁のない健康的な人生を
歩んでもらえたらと思います。
 

私は、70歳や80歳になっても
同世代で一生元気に遊べるような
社会を目指していますし
若者と共に社会に貢献したいと思っています。
 

今後の人生で
日々の自分自身の身体のケアもそうですが
いろんな方々の肥満改善を中心とした
身体づくりや健康のサポートをしていくことが
楽しみで仕方ありません。
 

今後、私と関わっていただける方々が
 

死ぬその日まで
好きなことを好きなだけできる人生を
歩むことができる「生涯現役」の
お手伝いができたら
こんな素晴らしい人生はないなと心から思います。
 

【さいごに】

最後までお読みいただき
ありがとうございました。
 

誠に恐縮ながら、私が実現したい
理想の社会について語らせていただきました。
 

消防職は退職しましたが
人を助けたいという想いは今も変わりません。
 

これからもその想いを忘れることなく
人の役に立っていきたいと思います。
 

こんな私ですが
暖かく見守っていただけたら幸いです。
 

 
 

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