睡眠中の夢と現実の世界
夢を見ました。
ずいぶんと押しの強い女の子と出会う夢。
細かい描写は全く思い出せないけど、その子のおかげで「愛されること」を学んだ経験は実感として残っています。
その子は、眠たそうな顔をして、飛び抜けてかわいいという子ではない。
でも、
「私がいないとダメでしょ?」
といわんばかりにあれこれと手を出し、口を出してくる。
そして、とにかく押しが強い。
愛するということが赦しなのだとしたら、愛されるということは赦されるということか?
そんなふうにぼんやり思いが巡りました。
「あなたはそのままでいい」
ということをその子から伝えられている気がしました。
普段、あまり夢を見ないで、眠ったかと思ったら朝を迎える感じなので、久しぶりの感覚でした。
人はどんな条件が揃うと夢を見るのでしょう?
夢が表す意味があるらしいことを何かで見たことがありますが、別に意味なんて求めていません。
日々の現実にいちいち意味を求めていないのと同じです。
ただ、ある時振り返ると、何かしらの意味を受け取る、そんな存在なのでしょう。
夢も現実も、誰かに意味を診断されるのではなく、自分で意味づけていくものなのだと思います。
吉田松陰の言葉で
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
っていうのを父から教わってずいぶん時間が経ちます。
父は「だから夢を持て」と言いました。
この場合の夢は「目標」のことなのでしょう。
今回、私が言う「夢」は睡眠中の体験です。
それが何を指すのかを知ろうとするのは、「自分自身」を知ろうとする行為かと思います。
寝ている時に見る夢では、「何かを体験している自分を客観視している」瞬間があります。
(他の人はどんな体験をされているかわかりませんが・・・)
現実の自分と少し違う体験をしてるのですよね。
その意味で、私は「夢を大切」にしています。
なぜだかわかりませんが、夢を覚えている時と、覚えていない時があります。
夢の世界での体験を楽しみにしているのですけどね。
現実と呼んでいる世界に偏りすぎていると、抜け出せないのでしょうか?
それとも夢と現実の境界線が曖昧になってきたのでしょうか?
夢を自分で分析してみると、開かれる世界がありそうです。
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