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自由を求めて

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仕事や生活や遊びにおいて、最も重要視しているのが「意思決定の自由」です。意思決定の自由をテーマにして仕事の仕方や、人間関係などについて書いた記事を入れています。
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創意工夫を育むのは、記憶力と他者の存在

創意工夫を育むのは、記憶力と他者の存在

子供は遊びの天才だと思っていた。

何か適当なモノを見つけては、適当に遊び始める。そういう生き物だと思っていた。幼児なんてだいたいそうだろう、と。

そんな天才は一部に、あるいは一定の年代に限られるみたいだ。

多くの子供はそうでもない。

特に、小学校の高学年とか中学生にもなってくると、天才的な子とそうでもない子に分かれる気がする。

そうでもない子の特徴は「誰かが決めたルール」が必要になること

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失敗を笑いにする

失敗を笑いにする

テレビ番組やYouTubeとかで、「上手くできない」のを笑うコンテンツがある。

自ら積極的に「下手にやって」、自分から笑ってもらおうとしていたり、笑う方と笑われる方の合意(フィクション)の上でやっているのだと思っている。

クイズ番組のヘンテコな回答もわざとやっている場合がある。

笑ってもらいたい人がやってるのはそれでいいかもしれない。

でも、それを見ている視聴者は「失敗や上手くいかなかった

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教えてください!ベーシックインカム

教えてください!ベーシックインカム

ベーシックインカムの話題を目にするのが増えてきている気がする。

ベーシックインカムは無条件で国民にお金を配るのとは違うはず。

ここの部分の解釈が私の中でまとまっていない。知っている人に教えて欲しい。

ベーシックインカムって、国から毎月お金がもらえる制度なのですか???

「違う」を前提にして私の解釈を書いてみよう。

もしもベーシックインカムが始まったら、健康保険や年金というものを含んだ内容

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歳を取ると注意してくれる人がいなくなるから

歳を取ると注意してくれる人がいなくなるから

あるドラマを見ていたら「50を過ぎたら、注意してくれたり導いてくれる存在はいなくなる。だから易(占い)をやる」みたいなニュアンスのセリフに出会う。

小さい頃は親がたしなめ、導いてくれる。

学校の先輩、職場の上司、年上のお客さん、などなど年齢が進むにつれて親以外にも導いてくれる存在は現れる。

それとタイミングを同じくして、親の導きは得られにくくなる。

親は弱っていくから。親はいずれ死ぬから。

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ウケるコンテンツには解説が多い?

ウケるコンテンツには解説が多い?

流行の最前線を追いかけているわけでもないけど、それとなく空気感みたいなのは気にしている。

と言っても、私程度が感じることができる空気感は、すでに世間で相当の認知がされているレベルにあるわけなのだけど。。。

テレビをあまり見ないし、街には出かけないし、そもそも人との交流が少ないので、触れられる情報には限りがある。

限りがあるというよりは、選別されてしまう、と言ったほうがいいか?

Google

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紙の本と電子書籍、私の好きな読書体験

紙の本と電子書籍、私の好きな読書体験

私は活字が好き。

読むのも見るのも好き。

なので、本が大好きなのだ。

写真集とかも見る時はあるけど、活字の配分が多い方が好きかもしれない。

画集はあまりみたことがない。

でも、坂口恭平さんのパステル画の本はちょっと興味がある。

坂口さんのパステル画は、何かを語りかけてくるような、呼吸しているような、そんな雰囲気があるから。

現代は、本の楽しみ方は大きく分けて2通りある。

従来の紙の

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多様性社会って、みんなで1つのものに興味を持つことが減るの?

多様性社会って、みんなで1つのものに興味を持つことが減るの?

何から書き始めたら良いのか、まとまらないまま書き始めることにした。。。

これは、時代による家族という集団の変化から感じたことなのだけど、私が感じている「時代」も、私が目にする「家族という集団」も他の多くの人と違うものかもしれない。

だから、一概には言えない。

全く違う感じ方をしている人もいるとは思う。

でも、私の感じたことを書いてみることにした。

私が子供の頃、家には祖父母、両親、私を含

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お気に入りの筆記具は万年筆

お気に入りの筆記具は万年筆

物語や文章を読むのが好き。

そもそも、文字を読むのも文字を見るのも好き。

では文字を書くのは?

何も考えずにただただ書くのは好き。

でも、自分の字や文章には好きとか嫌いとかの感情は乗らない。。。

小学生の頃4年間くらい書道を習っていた。

一向に字は上手くならなかった。

母は綺麗な字を書く人だった。

その母の勧めで書道を習ってはみたけど、私の字は綺麗にはならなかった。

兄や弟は上達

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最近の洗剤、本当にどうにかしてもらえませんか…

最近の洗剤、本当にどうにかしてもらえませんか…

世の中の「匂い」が苦しい。。。

嫌いな匂いは山ほどある。

タバコ、排気ガス、飲み会の次の日の服、、、などなど。

匂いをどう感じるかはそれぞれの脳の処理だし、記憶や感情とも関係してくるので、我慢できる匂いと我慢できない匂いの線引きは多様だ。。

好きだった人が使っていた香水があるとする。

その香水の匂いを気に入っていたと思っていたけど、違う人が使っていても何とも思わないし、違う匂いに感じる。

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内なる情熱と作られた熱狂

内なる情熱と作られた熱狂

アイドルグループ?小学生の子供が口ずさむ曲がある。YouTubeをみながら曲の振り付けを覚えて踊っている。

どうやら、仲の良い友達の影響みたいだ。あるいは学校のクラスで話題になっているようだ。

なにやら、その曲を歌っているグループは一般応募の中から選抜して、アイドルグループをプロデュースするテレビ番組の企画らしい。子供たちに教えてもらった。

朝のワイドショー番組の企画なので、全く知らなかった

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学校行事に参加すると、いろいろ見えてきて苦しい

学校行事に参加すると、いろいろ見えてきて苦しい

小学校に行って、子供達を見ていると、個性の違いがよく見える。

それはその子達特有の認識パターンで、そのほとんどは家庭で作られているモノだと思う。

だから、子供を見ていると親の思考や振る舞いがだいたい見えてくる。

どういう家庭で、どんな親からのどんな教育を受けたか。

そこに優劣はなくて違いがあるだけ。勉強ができるとかできないとかの話ではない。

どういう振る舞いの子供が優れているとか、そうい

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「自分」なんてものは最初からなかったのではないか?

「自分」なんてものは最初からなかったのではないか?

昨日書いたnoteを後で読み返して、少し引っかかった。

専門家やその道に詳しい人が解説したもの、評価したものを参考にしてしまって、脳内で感覚が変換されてしまうことがあるよね。

そういうのって周りの評価に流されているよね。

それって、自分らしいのかな?

そういうつもりで書いてはみたけども、「そうか?」と思えてきた。

一流料理人が「美味しくない」と判断しても、自分が食べて「美味しい」と思えば

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ランキングや他人の評価に振り回されない

ランキングや他人の評価に振り回されない

コンビニのデザートをホテルの料理人とか、有名店のパティシエとかが食べて評価して「合格・不合格」の札を出す、というテレビ番組を見たことがある。

コンビニの開発担当者が、考えに考えて、改良に改良を加えて、実際に売り上げも立っている「人気商品」をジャッジされるわけだ。

すごい肩書の料理人たちは、もちろん舌が肥えている。

味にうるさいのは間違いない。(悪い意味ではない)

自分たちの作った食べ物は高

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自然に触れるのが予防であり治療

自然に触れるのが予防であり治療

朝が寒くなってきたので、薪ストーブに火を入れるようになった。

一般的な暖房器具とは違い、部屋はすぐに温まるわけではない。

細かい温度調整はできない。

「手のかかる」暖房器具だ。

でも、私にとっての薪ストーブは「ただの暖房器具」ではない。

寒い時期の沈みがちな精神を落ち着かせてくれる「友」のような存在であり、子供の頃の気持ちに戻らせてくれる「おもちゃ」のような存在でもある。

キャンプがち

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