真珠腫性中耳炎 手術治療日記 中耳炎の原因は何気ない癖にある
「真珠腫性中耳炎 手術治療日記 医者でもない人間が中耳炎の原因について考える」の続きです。
鼻すすり
真珠腫性中耳炎の診断を受けた時に、主治医は私に向かって聞いてきました。
「鼻すする癖あります?」
なぜこんなことが聞かれるか。
中耳炎は、中耳という場所で炎症が起こるから「中耳炎」です。
ちなみに「外耳炎」は、外耳道で炎症が起こるから外耳炎。
だから、体の外の要因で起こることがほとんどです。
耳かきで傷つけたとか。
鼻すすると・・・
鼻水が垂れてくる、または垂れそうな時、鼻すすることは誰でもしますよね。
鼻すすると、とりあえず鼻水が鼻に収まる方向になります。
一件落着・・・。
ではないです。
鼻と耳は奥の方で繋がっています。
すすった鼻水が耳の管の方に行くと、そこで感染が起こり炎症につながります。
そもそも鼻水は、体に不要なものを外に出すために出てきます。
どんな理由があろうとも、体に溜め込んで(戻して)いいものとは違います。
耳の管での炎症は、中耳炎に発展します。
(真珠腫性中耳炎はそれが複雑に進行した場合のもの。)
予防するのは自分以外いない
いくら手術という真珠腫性中耳炎の治療を行っても、耳の奥の方に感染源となる物質を届けることになれば、再び病気になります。
どんな病気にも言えることですけど、「症状(現象)に対して」の治療と「原因に対して」の予防ができていないと、何度でも繰り返します。
手術や投薬での治療は、医師を中心に「医療者」が手伝ってくれます。
では予防は誰が行いますか?
予防は本人(自分)でやらない他、誰もできません。
鼻すすりが中耳炎の原因の一つ、と言われているのだから、まずは「鼻すすりしない」ことが基本ですね。
鼻すすりが必要な状況を生まないようにするのも大事です。
鼻水が出てくるということは、どこか粘膜の炎症が起きているからと考えられます。
自分の免疫機能を適正に保ったり(攻撃力が高すぎても自分を攻撃しちゃいますから)、粘膜の保護機能を高めたりすることが、中耳炎の予防になるわけです。
私の耳は「構造的な特徴」で中耳炎となりやすいようなので、予防も何もあったものではないようですけど・・・
具体的予防法
予防は日々の生活です。
鼻すすらない、鼻すすりする状況を生まない。
つまり、鼻水が生まれないように、粘膜の保護にはビタミンA(食べ物でいうならバターとか)がいいようですし、抗酸化作用はビタミンCがいいようです。
基本的には食事から取り入れるに越したことはないですが、サプリメントで補いたいという方は、ドラッグストアとかよりも輸入通販の方がお得です。
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