見出し画像

〜難病とはりきゅう〜その20「6/3 第14診 体力向上の兆し」

遅刻!!


今日は遅刻をしてしまった。。

  

緊急事態宣言がなされてから

毎週、高速道路を乗りついでドライブしながら行くのだが

 

外出自粛が終わったからか、少し車が多く事故が2件ほど

それに工事?をしていていつもと道の感じが違ったように見えた。

  


降りるべき出口をすぎて随分先まで行ってしまった。

毎回5~10分ほど早く着くように向かっているのが幸いしたのか

10分遅れで到着した。

  

30分近く遅れるのでは?と思ってヒヤヒヤしたのだが、なんとか着いた。



今日のキタムラさん

今日も、リビングで座っていた。

また午前中にデパートに買い物に行ったのだと笑顔で話してくれていた


先生、今日もぜひお茶をしましょう。

そんなお誘いを受けて、また話をした。



「先生、今度わたしも診てもらえませんか?」

旦那さんが、肩の痛みを訴えられていてそんな風に声をかけて下さった。



旦那さんは楽器をされるのだけれど

それを構える時に痛みがおこるのだという。



眺めてみるとどうやら動き方がおかしいので

(治療技術が上がってくると、眺めているだけで大体異状な点が見えてきます。)

ここ押したらいいかもしれません。

と「手の水かき」のポイントをお伝えした。

 

触ってみると、むにゅ。っと浮腫んでいる所が痛い。

「アタタタタ」と見つけた後、

押しながら「さっきの動きをしてみて下さい」というと


肩がすーっと上がって

「あれ、全然痛くない。あれ!?」と旦那さん



ね!ほら言ったでしょ!先生の治療は不思議なんだから!!

とキタムラさんにも念押され?

「いや、すごいですね〜。」と言ってくださった。


応急処置ですよ。と伝えた上でまた治療のお約束をした。


画像1

これは、別の機会の時の写真なのだが「水かき」を押さえている写真



体調の変化。古傷の処置の影響は?


先週、古傷の治療をしたあとで

キタムラさんは少しだるくなったようだが


・とっても気持ちが前向きになって、動きたい!と思った

・今はほとんどトイレの立ち上がりで困らない

・全体的に動きは緩慢だし、動きづらいが気持ちは強い

・昨日はむせたが、それまでゼロだった

・夜は眠れている


という変化が出てきた。

「難病:筋萎縮性側索硬化症」という高い壁、少し削る事が出来ている気がする。



今日は、古傷の処置の影響を見ながら

治療を進めていこうと思っている。場合によっては、また改めて行う必要があるからだ。



体をみていくと

左右の足の土踏まずの前後が腫れているように膨らんでいる。

そして、左右を比べると右足の指の関節が膨らんでいて

左に比べて痛みが強そうだ(実際に強かった)


足首の反応も出ていて、今日は左右同等の痛みだった。



首回りや肩周りは張りはないが、キタムラさんいわく

左肩の方がコリが強く痛む感じがするそう。

しっかりと把握してみていきたいと思う。



お腹の痛みは、

胸の骨の痛みが無くなっていた!!

これは、とても大きな事で

「のぼせ(体の上方の症状)」とリンクするので

前回処置した首の傷がのぼせを生んでいたのだと思う。


帯状疱疹や、顎周りの痛みなども

多分、古傷の影響で出ていたんだろう。



今日は、恥骨の右側に痛みが有った。

やはり「お腹と症状は連動する」のだなぁと改めて思ったが

右足の腫れ(むくみ)具合と恥骨の連動が今日のポイントになりそうだ




背骨の痛みはかなり落ち着いていて

押されても咳が出ないと言っていた。



肩周り、臀部周りの緊張も緩みやすくなっている。

(ちなみに、治療中も旦那さんが水かきを揉みながら肩を回しているのが目に入っていて、何だか一気に2人治療している気分になった)



改めて仰向けでお腹を診ると

痛みはかなり落ち着いていた。

しかし、足周りの症状はあまり引いてはいなかった。



右足首の腫れと、左足首の痛みが残っていたので


今日は、左足の指にお灸をすることにした。



熱めのお灸を3つ。


1つ1つ重ねるごとに

痛みは取れ、腫れは引いていった。

3つ目の頃には、足首の痛みは全く無くなっていた

(以前も治療後にまた出てきたので、要観察だ。)



つちふまずを挟んで前後して浮腫んでいたのは

どうやら外出時に「装具」をつけるからだそう。



捻挫などの予防には優れいてるが

足の循環としては、あまり歓迎できない所がある。


「不要な時は、外しておいた方が体にはいいかと思います」

とお伝えした。



次回は、変則的に曜日が変わる。


来週の水曜日に遠方に治療に行くのだが、木曜日に変更しようかと思ったのだが、学校での講師が始まることで予定が前後してしまった。



幸い、前回は木曜日に行ったことで看護師さんと出会えた。

点滴中にも関わらず、治療をするという経験もさせていただいた。


火曜日にはまだお邪魔するのは初めてだ。

お邪魔にならないか心配しつつ、また来週を迎えたいと思う。



ー支援についてー

閲覧ありがとうございます。
この活動は「治療をギフトに」というプロジェクトです。

安心して治癒に向けて専念していただくために
治療者は一切の費用をいただかず「サポーター」の方からの寄付のみで活動を継続しております。

治療者とその施術が「ギフト」になる。
そんなプロジェクトです。

本プロジェクトではALSという難病の治療を行なっています。
徐々に身体の動きができなくなるという難病で、いまだに治療法が確立されていません。
今回、その症状に対して「東洋医学」とくに鍼灸治療で治癒を狙っていきます。

積聚(シャクジュ)治療という治療法を行なっていますが、東洋的な発想に基づいて体系化された治療で、「古傷」も含めて治療をします。過去、この治療法でALSと向き合った症例は無いのでは無いかと思います。前例が無い挑戦です。
原因不明、治療不可となっている現代医学とは違ったアプローチで、何かしらの糸口を見つけるためにも「継続的な施術」が必要になります。ご本人やご家族にしか分からない負担も多いものです。

その為ご支援くださるサポーターの皆さんから私の治療を「ギフト」として送ってください。

ご本人:受取人
施術者:ギフト
サポーター:送り主

としてそれぞれの役割の中で、全員が笑顔になっていければ嬉しいです。
ただ、読み物として共感した。という思いもとても嬉しく思っています。

ご協力下さる方は、下記の口座にお振込をお願いできませんでしょうか?
(note内でのサポート機能では手数料などで引かれてしまう為、継続性が減ってしまうと判断しました)

支援金の金額は皆様にお任せします。
※noteでは500円からサポートがあります。
※一度の往復で2,000円ほど交通費が掛かるので、2,000で一回の治療と思っていただいて構いません。今は、継続性を優先している為治療費ではなく交通費や物品代などに充てています。


三菱UFJ銀行 鶴見支店 (普通) 口座番号0184252】
太鼎堂鍼灸院 髙橋洋輔(タイテイドウシンキュウイン タカハシヨウスケ)


支援は「コメント」や「スキ機能」でも嬉しく思います。
文章を書く気力になります。

どうぞよろしくお願いいたします

【全て治療費に充てます】 ここで書かれる「難病患者」さんからは治療費をいただきません。皆さんのサポートは全て治療費に充てます。全て「ギフト」になります。 この記事では治療のドラマをリアルタイムでお伝えします。 サポーターとして継続的な難病への治療の為、応援してくだされば嬉しいです