〜難病とはりきゅう〜その19「5/27 第13診 古傷の治療-②」

今日の様子

今日は伺うと、キタムラさんはリビングにいた。


先生、今日は少しお茶をぜひ

と声をかけてくれ、旦那さんにコーヒーを入れていただいた。


今日は、外出自粛が終わったのでデパートに行ってきたんです

とても楽しそうに話してくれた。

出かけようという思いや、気持ちなどが

元気になってきたように感じてとても嬉しかった。



会話の流れで、夫婦の馴れ初めや

今までの思い出なども伺えてとても楽しく感じた。

こういうドラマを聞くと、改めてグッと気持ちもこもる。



治療について

今日のキタムラさんは、左右の足の冷えがばらつきがあり

右足のムクミや冷えが強かったが、左は前と比べてとても温かかった。


足の関節も少し痛みが出ているが

前回の点滴の際よりむくみや痛みなどが減っているのは心強かった。


立ち上がりも楽で、嬉しいんですよ。

そんな声をかけてくれた

手は動きにくさも出てきてしまったのが気になったそう。



今日のお腹は恥骨のみに痛みがあり

いつもの胸の痛みは無くなった。

体の変化が点滴の影響があるのだろうか。

胸の痛みがない時には、のぼせが減るので顔や首回りの痛みがない事が多く

今日はのぼせが無くなっていた。



今日は、点滴が無い週なので

古傷の治療に入る。


前回も気になった背骨の痛みも古傷だと思うので

そちらの処置も頭に入れたが

首の怪我を優先した。



ちなみに、背中の痛みを押すと少し胸元に響くのだという。

首の怪我に触れると、不思議と咳が出てむせてしまう様子。



古傷の処置は、2分ほどで終わったが

終わった後に、お腹の痛みは無くなり足元も温まってきた。



状況の改善は段々と変化が出てきている

まだまだすべきことはある。



これからも、現代医学で手の届かない位置に

手を差し伸べられればと思っている。



キタムラさんの人生を襲った難病は確かに難しい。

ただ、何も出来ない訳ではない。

迷路のように複雑だが、ゴールが無いようには思えない

一歩一歩前に進もう。




ー支援についてー

閲覧ありがとうございます。
この活動は「治療をギフトに」というプロジェクトです。

安心して治癒に向けて専念していただくために
治療者は一切の費用をいただかず「サポーター」の方からの寄付のみで活動を継続しております。

治療者とその施術が「ギフト」になる。
そんなプロジェクトです。

本プロジェクトではALSという難病の治療を行なっています。
徐々に身体の動きができなくなるという難病で、いまだに治療法が確立されていません。
今回、その症状に対して「東洋医学」とくに鍼灸治療で治癒を狙っていきます。

積聚(シャクジュ)治療という治療法を行なっていますが、東洋的な発想に基づいて体系化された治療で、「古傷」も含めて治療をします。過去、この治療法でALSと向き合った症例は無いのでは無いかと思います。前例が無い挑戦です。
原因不明、治療不可となっている現代医学とは違ったアプローチで、何かしらの糸口を見つけるためにも「継続的な施術」が必要になります。ご本人やご家族にしか分からない負担も多いものです。

その為ご支援くださるサポーターの皆さんから私の治療を「ギフト」として送ってください。

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太鼎堂鍼灸院 髙橋洋輔(タイテイドウシンキュウイン タカハシヨウスケ)


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【全て治療費に充てます】 ここで書かれる「難病患者」さんからは治療費をいただきません。皆さんのサポートは全て治療費に充てます。全て「ギフト」になります。 この記事では治療のドラマをリアルタイムでお伝えします。 サポーターとして継続的な難病への治療の為、応援してくだされば嬉しいです