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金沢用水歩き14(辰巳用水・前編)

こんにちは。「用水の街 金沢」です。金沢市には約50本の用水が流れていて、様々な風景を構成しています。その素晴らしい用水の魅力を調査すべく用水沿いを全て歩き、制覇しようと思いました。その記録をnoteで発信して、皆さんが金沢市の用水沿いを一人でも歩きたくなったら嬉しいです。

今回は辰巳用水(前編)です! 辰巳用水は長すぎるため、二回に分けて調査へ行こうと思います!下流(街)から上流(山)へ向けて歩くことにしました。

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今回は21世紀美術館から歩きました。画像からも分かるように日光がものすごく降り注ぐ日に歩いたので溶けそうでした。

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そして、辰巳用水はあまり知られていないかも知れませんが21世紀美術館の横に流れています。「金沢の街中には現代的な美術」と「何百年も前から流れている用水」といったように新・旧が共存した風景がごく当たり前に様々な場所で見られます。こういった風景は他の街では中々見られないのではないでしょうか。

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21世紀美術館を抜けると辰巳用水が滝のようになっている場所がありました。これは「歴史の小径」と呼ばれる道で石川県立美術館へと続いています。用水を滝のように見せる手法はお見事です。

やはり、滝は水が落ちる音が良いですね。水の音を聞くとなぜか人間は癒されてしまう。それはなぜだろうか。また、水とは音がセットで一つの「風景」或いは「楽器」ではないだろうか。滝のようなダイナミックな音を奏でる岩+水、庭園にある鹿威しの心が静まる音を奏でる竹+水、このようにまだ水と組み合わされていない音色があるように思える。活動を通して新しい音を発見していきたい。

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崖を登り切るとゆったりとした用水が広がります。先ほどの滝と同じ用水とは思えないほど落ち着いた雰囲気でした。

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用水沿いに窪んだ場所がありました。この場所は昔、用水から取水して池にでもなっていたのでしょうか。

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ここからは一直線の用水が続きます。暑い・・・。

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一直線の用水の途中に石引商店街を通りました。近江町市場でも暗渠でしたが近江町用水が近江町市場の下を通り抜けていましたので商店街や市場といったお店が集まる場所には用水が通っていることが多いですね。それとも、綺麗な用水の風景があるからこそ商店街や市場が発足するのでしょうか。


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今回は一本道が終わった所にあったお寺前まで歩きました。次は辰巳用水の始まりまで歩けるといいですね。暑い!

ここまで読んで頂きありがとうございました。他の用水についてもこれから発信していくのでこれからもよろしくお願いします。

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