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やる気ゼロでも勉強するしくみ⑧

⑧漢字を反復してみたら・・・漢字7周!

成績アップの鍵は基本の徹底反復にある

これは百ます計算や朝5分ドリルなどで有名な
陰山英男さんのお言葉。
https://benesse.jp/kyouiku/201711/20171110-1.html

「基礎的な内容のプリントをくり返し行うことで、
クラス全体のテストの点が上がる方法を確立させていったのです。」

陰山さんが学級担任時代に作成したこのプリントが
のちに、「百ます計算」や「漢字プリント」などの
教材として発売されているそうです。

陰山メソッドといえば、「読み書き計算」の基礎学習。

その中でも、特に漢字については、
徹底反復が重要だそうです。

徹底反復とは具体的にどれくらい?

ズバリ、7回!

漢字苦手の最大の理由は漢字嫌い。
逆接的ですが、ユニットを区切り、満点になるまで最低7回は繰り返す。
2~3回やって繰り返しで諦めるからいけない。覚えるまでやる。
すると次のユニットからは、加速し、やがて一発で覚えられるようになります。
漢字書き取りって、覚えない練習で罪深いのです。

https://twitter.com/Kageyama_hideo/status/1387917699620098049

「書き取り」宿題について
ここまで言い切れる人は、もうこの人しかいないと思います^^;

というわけで、7回反復してみました!

Yousou流 漢字学習法

期間:小3の4月から2月
内容:小3漢字(200字)
教材:①『三年生の漢字』(陰山英男 著)
   ②ノート
方法:・毎日5分間だけ
   ・書ける漢字から書く(ノート)
   ・読み仮名を見て漢字が書けたらOK
   ・書けない字はお手本を見て1回書き、後日再トライ
   ・200字全部OKになったらゴール

この方法を7回くり返しました。

「え!7周も!!」

という声がパパから出てきましたが・・・
(息子の家庭学習の内容も知らんかったんかいッ!!)

これについて息子ハルは、
「別に、大変なんて思わなかった」
と。

実際に、毎日の漢字練習時間はたった5分。
時間的な負担は少ないと思います。

(時間が短すぎて、息子ハルは「漢字練習なんて
やってたかな?」と忘れていたくらいです・・・)

また、自分が書けると思う漢字から書くので
どの漢字にしようかな?と選ぶ時間を楽しんでいました。
(大人が決めすぎると、窮屈に感じるタイプなので)

さらに、7周目になる頃(3学期)には、
学校でも漢字学習が進みますので、
学校と家庭のWで練習した漢字が増えています。

当然、書ける漢字も増えて、
あっという間に1周を終えていました。
(息子の場合、7周目は10日間で終了)

子供にとってはラクな学習で、
しかも達成感がある方法だと思います。

漢字7周させてみて

結果から言うと、
息子ハルの場合は、完全習得に至りませんでした。

小4の5月に、小3の漢字の復習がありました。
そこでの正答率は8割。

忘れちゃうもんは、忘れちゃうんだね・・・涙

でも、漢字が大の苦手だった息子にすれば、
この成果は上出来◎

ここからが本当にスタートです!


漢字学習の本当に意味

結局、なんのために漢字を勉強するのか?

読解力が弱い子は、基本的に漢字の読み書きが苦手だ。
漢字の習得に力を入れるのは、そこから熟語学習につなぎ、語彙力を高める為だ。
その上に基本的な読解のスキルを学習させれば、教科書レベルの読解は難しくない。
しかし、自分の意見を持つにせよ、その文や言葉に根拠を持つのが基本。
それを崩すか?

https://twitter.com/Kageyama_hideo/status/891112087438491648

漢字を「使える」レベルにするには、熟語が必須。

熟語が身につけば、文章も読めるようになり、
結果的に、全ての教科の底上げになるそうです。

そのレベルにはまだ10000歩くらいありますが・・・

千里の道も一歩から
万里の道も一歩から
今日もコツコツ漢字の練習!

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