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休校のおともにプログラミング!子どもに拒否されないサジェスト

学校でもプログラミングの授業がスタートする(はず)ので、習い事としても注目が高くなっていますが、意外と!月謝が高い… 

そこで、息子がひとりでできるように、巧妙に誘導してみたら、見事ドハマり!PCを触ったことすらなかったとこかろから始めて、今では自分で本を読みながらプログラムを作って遊んでいます。

「プログラミング学習」というより、「ひとりでできるようになった」というプロセスが、もしかすると今後の人生のどこかすみっこで、0.1㎜くらいは役に立つかもしれないなと思っています。

それでは、臨時休校のおともにプログラミングをハメてみたい大人の方へ、私がやってきたサジェストをご紹介します。

拒否されないためにやった4つのこと

1 テレビの力で「楽しそう」レベルを1にする
2 すぐに「ほんもの」を目の前に
3 初めは遊ぶだけでOK
4 少しわかってきたら、本をプレゼント

1 テレビの力で「楽しそう」レベルを1にする

Eテレ「Why!プログラミング」という番組をご存じですか?

Scratch という教育用プログラミング言語を使って、プログラミング的思考やプログラミングの能力を身に付けていくことを目的とした番組です。厚切りジェイソンさんとその仲間が、プログラミングのバグを修正していく、という内容です。

「分かりやすい」の最上級の言葉があれば、この番組の為にあるはず!それくらい分かりやすいです。

たまたま番組を見て衝撃を受けた私は、再放送の日をチェックし、後日、息子と一緒に鑑賞。

「何これ?おもしろそう!」

しめしめ。これで、ゼロからイチに踏み出せました。

2 すぐに「ほんもの」を目の前に

「テレビと同じやつ、おうちでもできるけど?」

すぐに番組サイトを開きました。このサイトには、実際に番組で作ったScratchのゲームがたくさんあります。ゲームで遊ぶだけなら、特別なものをインストールしたり、複雑な操作を行う必要はありません。もちろん無料です。

ここで、また後日…となると、熱が冷めてしまったかもしれません。鉄は熱いうちに打て、です。

3 初めは遊ぶだけでOK

とりあえず、番組サイトにあるScratchで遊んでみました。高学年や中学生には幼稚に感じるかもしれませんが、当時、小1だった息子はすぐみ夢中になりました。
プログラミングと言っても、見た目はゲームですからね 笑

ひたすらできあがったプログラムで遊ぶだけ。これじゃあ、ゲームで遊ぶのと変わらないじゃんと思ったりもしましたが、焦りは禁物!多分ですが、ここで自由に遊ぶ時間があったから、のちにプログラミングにドハマりする土台ができたのかも…と思う節があったり、なかったり。

それから、一応、単純なPC操作も身に付きます。

4 少しわかってきたら、本をプレゼント

Scratchのいいところは、できあがったプログラムをリミックスできるところ。マウスでちょっと線を書き込んでみる、メインのキャラクターを他のものに変えてみる、など簡単に作り変える事が出来ます。こうして徐々に、ちょこちょこプログラミングっぽいことをやっていきました。

「まま、これをこうしたいんだけど、どうするの?」

この質問が出てきたころ、私のキャパは完全にオーバーしていました。
昔、多少勉強しましたが、そんな杵柄は忘却の彼方にかなぐり捨ててしまいました。今は知識ゼロです。

そこで、本屋の子どもコーナーへ。
今は、子供向けプログラミングの本が充実しています。とにかく子どもに拒否されない本を探しました。難しいプログラミングの専門用語は一切なくひらがな多め、ふりがなつき、イラスト多用で、子どもがひとりで読んでもできる本がいっぱい。ありがたやー

「最初の本」選びのちょっとしたコツ

特に「最初の本」って、今後ハマるかどうかを左右する重要なものだと思います。私が選んだのはこちら。

おすうもうさんが出てきて、先生と対話しながらプログラムを学ぶという本です。設定が謎すぎますが、当時小1の息子は、「なにこれー笑」と楽しく読んでいました。学習ドリルなんて書かれていて難しそう感じるかもしれませんが、読んでみるとかなりライトでさくっと読めました。

ちなみに、よくあるゴリゴリのプログラム本は、最初にScratch の基本操作があり、次に機能の詳細が延々と書かれているパターンが多いです。説明しなくても子どもは勝手にできるようになるから、「最初の本」としては向いてないかもしれません。どちらかというと上級者向けな気がします。

その後も本を見たり、リミックスしたり、最近ではScratchのチュートリアルが使いやすくなったので、それを利用しながら、プログラミングを楽しんでいます。

小3が作った実際のプログラム

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つい最近になってようなく、本を見ながら、丸パクリではなく、ほんのちょこっとだけ変えて、オリジナルな作品を作ることができるようになりました。

親の知識がゼロでも、子どもが独学でできるようになるプログラミング。
個人的には、やはり、「こどもがひとりでできる」というプロセスが後々役に立つといいなと期待しています。

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