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発達障害の話その2

こんにちは。前回の世の中の発達障害の情報は嘘ばかり!の続きです。
今考えれば衝動的にあの記事、題名…まさにADHDの衝動性が出ていると我ながら感じます。なんて事を考える事が出来れば、あなたはかなり理解が進んでいます。

前回は
視覚情報処理が優位である
注意の向け方に違いがある
について説明しました。
具体的には前回の記事を見てください。

今回は発達障害の方の生き辛さの根幹にある
「実行機能の違い」について触れていきます。

人は何をするにもこの実行機能に基づいて行動しています。
朝起きてから出勤するまで。通勤通学。はたまた入浴。
料理なんかはわかりやすいですね。

では皆さんが学校、または職場へ行くまでの間で例にあげます。
皆さん家を出てから目的地へ向かうまでの
行動を想像してみてください。

思い出してみましたか?
はい、それをルーティンと言います。

このルーティンについてもよくわかっていない方
すごく多い印象です。
特にASD系の情報で変化に弱い、いつもと同じを好む
なんて情報が平然と出ていますが…

いやASDだけやなくおまえらもやから…

それでは説明します。
通勤通学路が工事で通れない道があったらどうしますか?
電車が遅延、ストップしていたら?
事故で渋滞して車が動かなかったら?

めちゃくちゃ不安になりません?
ここで「別の道を使えばいい」「遅れてもそもそも…」
なんて考えたあなた、素晴らしい実行機能です笑

誰もが変化には弱いです。
変化があった場合、目的遂行のため様々な決断と
意思決定をしなければなりません。
それはすごいストレスになります。
だから皆さん毎日行っている行動はルーティン化されます。
それが実行機能のひとつです。
たまたま高機能なあなたが
無意識に出来てしまっているだけです。

ここで変化があった場合のリカバリーの差が
いわゆる発達障害とそうでない方との違いです。

いつもと違う方法や行動を
明文化されていない状態で
想像し、計画するというのは
視覚情報に優位な発達障害の方には
難しい環境となりえる。
そこに実行機能の違いが発生します。

ここまで結構難しい話なので
今回もここまでとします。
次回発達障害とコミュニケーションの問題
環境調整
この2つ、もしくは1つ笑

難しかったらコメントとかでも質問お願いします!
意見批判も大歓迎です、戦います笑



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