故郷の石川県が嫌いではないが苦手だ【Edge Rank 1081】
お盆の時期だけど東京にいる。35歳で上京してから10年が経つけれど、お盆に故郷の石川県に帰ったことは数回しかない。理由は人混みが苦手で、なおかつ旅費が高くなる時期を避けたいから。
なので行くにしても9月や10月など時期をずらしている。そして今年は、9月に両親が東京観光に来るのでやっぱり帰らない。
故郷が石川県だと「石川県すきです!うらやましい」と言われることが多い。北陸新幹線が開通してからはさらに言われるようになった。魚が美味しい、温泉がたくさんある、金沢21世紀美術館や兼六園とか、他にもいろいろあるのは確かにそう。でも僕は特に石川県に思い入れはなく、東京の生活が大好きで、いつか石川に戻って暮らしたいとも思わない。
こんなことを書くと石川県のことが嫌いみたいだけど、「苦手になった」がいちばん近い気持ちかもしれない。嫌いじゃないけど、知りすぎている街というか、楽しいことよりも煩わしいことばかりを思い出してしまったり、嫌なところが目についてしまったりするのだ。
これは自分だけなのだろうか。故郷の何かが嫌で飛び出してきた人にはわかってもらえるだろうか。故郷が大好きな人にはわかってもらえないかもしれないが、石川以外の土地ではそんなことはないのだ。例えば、福井県や富山県などの隣県はもちろん、石川県と同じような土地に行った場合は純粋にそこを楽しむことができる。
でも、石川県だと何かが違う。旅行者の顔ができないような、観光気分になれないような。そこにいるのにいないような。なんとなく居場所がないというか、落ち着かない。例えば、知っている人に会い「いま何してるの?」など近況を聞かれるが嫌なのだろうか。それは東京でも同じなのに。
あまり深く考えても、今の生活が大好きなことは変わらないし、何度も言うけど石川県が嫌いなわけではないので仕方がないのだけど、同じような気持ちを持っている人がいたら話を聞いてみたい。
数学のテストで悔しすぎる思いをしたこと
故郷の話をしたら、中学生時代の納得いかなかったことを思い出してしまった。数学のテストで方程式の問題を解いたのだけど、「X」(エックス)が「×」(掛ける)に見えるので不正解になったことがある。
自分の字が読みにくかったことは申し訳ないとは思いつつ、バツにされるのは本当に納得がいかなかった。もちろん答えは合っていた。でも「×」(掛ける)に見えるからダメ。式の中の文字がどう見えるかじゃなくて、答えが合っているかどうかで判断してほしい。国語や英語じゃないんだからと。
そもそも方程式の問題だから「X」(エックス)であることは明白なのに、先生はなんと意地悪なんだと悔しさで震えた。未だに根に持つくらいだから自分も相当な意地悪なのだろう。いまとなっては先生の名前も顔も忘れたから、いいかげんこの記憶も忘れてしまっていいのだけど、ふと思い出してしまったので書いて忘れることにする。
執筆用端末としてポメラ「DM250」を買った
もっとちゃんとエッセイを書こう、そもそも日記を書こう、いろんなことや気持ちを文章にしてすっきりしようと思い、執筆用端末としてポメラ「DM250」を買いました。ぶっちゃけMacBookのほうが便利なんですけど、いろんな誘惑に負けて書かずに他のことをしちゃうのでとか、とにかく自分を言い聞かせて、ようするに欲しくなったので買いました。
専用機だけあって恐ろしいほど集中できるけど、集中力さえあれば必要ないものなので、なんか複雑な気持ちです。もし今後あまりポメラの話をしなくなったら、僕に集中力がついたと思ってそっとしておいてください。
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