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妻がごはんを作り、僕が食器を洗う

我が家では、妻がごはんを作り、僕が食器を洗う担当だ。妻のご飯は美味しいので、僕はありがたく食器を洗う。

だけど妻はときどき担当を変えたいと言う。僕は作るのが苦手なので洗う方がいい。だから洗うのがいかに大変かをアピールする。作る方は好き勝手に調理道具や食器を使っていいけど、洗う方はそれらすべてを洗うから大変だよって。味見しただけのスプーンもしっかり洗うし、乾き物をちょっとのせた小皿ひとつだって洗わなくちゃいけないんだよと。

キムチ系とか色の濃い料理や、油汚れの多い料理のあとは予洗いがポイントだし、スポンジを長持ちさせる秘訣だってある。

でも妻は、洗うのは自分のタイミングでできるけど、作るのはお腹の空いたタイミングだからしんどいし、待ったなし、時間との戦いだよと言う。

それを言われると少し戦局が危うくなるので、僕は手荒れについてアピールしてなんとか濁している。

だが結局のところ妻も僕も、お互いのしていることに感謝していて、相手の言い分も理解していて、メリット・デメリットを天秤にかけながら、異動コストを考慮をして、なんだかんだ最後には担当はそのままになる。

さて、今日は妻が外食でいないので、久しぶりに自分で何かを作らなくてはいけない。洗う担当が染み付いているので、どうすれば器具やお皿が少なくなるかばかりを考えてしまう。きっと今日も野菜炒めを作って大きなお皿にご飯と一緒に盛り付けるだろう。

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