あんなに映画が好きだったのに
三度の飯より映画が好きだったのに、いまでは、まあ好きですよ、くらいになってしまった。
週に一度以上は映画館に行き、暇さえあればNetflixやAmazonプライムで鑑賞していた。
なのにいまでは、よし、見るかと決心してから見るまでに減った。嫌いとまではいかないが、めちゃくちゃ大好きだったのに、まあ、ちょっと好きにくらいになってしまったのだ。
おそらくだけど、原因はたぶん4カ月ほど入院していたときに、病室で過ごす以外ほとんど何も出来なかったことで価値観や興味が変わってしまったからだろう。
本当のところはよくわからないけど、自分自身を納得させるために、そう考えるようにしている。
好きなものが好きじゃなくなると、人生の豊かさが失われたようで、なんとも悲しい気持ちになる。
はぁ、僕は一体どうなってしまったのか…頭がおかしくなってしまったのか、とも思った。
そんなとき、このツイートが救ってくれた。
正確に言えば、解決してくれたわけではない。だかしかし、この先ずっと暗いと思っていた未来に光があることを教えてくれたのだ。
状況や事情は違っても、僕と同じように好きなものが好きじゃなくなってしまった人、もしくはそうなりそうな人を同じく救ってくれるのではないかと思って、この記事を書いている。
これから僕は、多少無理矢理にでも好きだったことやものに、もう一度向き合っていく。
どこかのラインを超えたとき、また以前の自分に会える、そしてより好きになれると思うと、わくわくするし、めまいにも似た感動を禁じ得ないのだ。
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