「ケイティ・ミッチェルの演出術」
先日、ツィッターで見つけて購入し、読み始めている。
演出術ですが、演劇を立ち上げるリハーサルまでの準備、リハーサル、劇場入り、公演と一連の流れが書かれている。
戯曲分析についてを読み始めたところですが、俳優にとっても有益な本でしょう。
「かもめ」を例にしているため具体的でわかりやすい。
よく、ナショナルシアターライブを観た役者さんが、あんな風になりたいと言うのを聞きますけれど、このかたはRSCやRNTでもディレクターをされているそうなので、ヒントを得られるのではないだろうか?
ただ一つ言えるのは、リハーサルに入る前に膨大にやる事があるということだ。
とはいえ、これだけ準備したならばそれは、息をする様に劇空間に存在できる訳だとも思う。
因みに私は今月、忍翔さんが催したマイク・アルフレッズという英国演出家の戯曲分析法のWSに参加していたが、毎回準備が山のようでした。
偶然、「かもめ」を使っていた事もあり、興味深く読み進めている。
もう、締め切られてしまったけれど、「ケイティ・ミッチェルの演出術」についての勉強会にも参加します。
どうも私は英国演出家のやり方が好きなようだ。
きっと、私が学んだ新劇の演劇学校がRADAベースだったせいだろうか。