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設計の価値がわからない

住宅を検討される方等で、設計が入っていた方がなんとなく良いのはわかるけど、
設計料の価値が今ひとつわからないと言われる事があります。
著名な建築家を除く、設計をされる誰もが直面するのテーマでもあるかもしれません。


結論から申し上げますと、『フィーリングさえ合えば、かけがえのない価値がある』と思います。

ロジックに判断出来る事は除き、フィーリングというのがご本人の『感』的要素があるので、判断しづらい方に対してはクライアント様と建築家の間に立ち、建築家をプロデュースする会社があったりします。
例えれば、建築家のソムリエみたいなお仕事でしょうか。


因みに僕の事務所では事務所立ち上げて間もない頃、プロパー(直接)の仕事依頼がなかった時から、チャンスであるご相談があっても、

『フィーリングが大事ですから、いろいろな建築家にお会いされて下さい。』とお伝えし、後追い営業することなく、今もそのポリシーは変わりません。

デザインや建築の考え方があっていても、人のキャラクター的に合わないと言った事もあると思います。

例えば僕の事務所では、僕が高卒な上に、巨匠に憧れて難しい用語を使うタイプでもなく、比較的フワッとしているところがあるので、

アカデミックなノーレッジに趣を感じる方や、パリッとされているビジネスマンのような方は、デザインと建築の考え方では気に入って下さりご相談には来られても、依頼頂く事はまずありません。(笑)


一筋縄では伝え切れないので

次回は「普通」と「なんかいいな」って具体的に一体何が違うのか?

について綴っていければと思います。


クリエーティブの力で人がもっと本質的に豊かな状況を作り出す活動費に使っていきます。 先ずは自分自身で体系化出来た事などをお伝え出来ればと思います。 次に、過去にクリエーターズシェアオフィスや、デザインアートの実行委員長をしていたように、周りの人と共に新たな活動をしていきます。