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本質に向き合ってみる

仕事でも人生でも本質に向き合えたら一歩前進して行く感覚があります。

仕事の例では、

設計のヒヤリング時に注意している事に、要望=本質のニーズではない事があると言う事です。

例えば「30帖のリビングが欲しい」と言う要望があったとします。それは現在住んでいるリビングが20帖で、物理的な広さが欲しいわけですが、

背景にはあくまで「広がり感」だったり「家族がリビングに自然と集まり、ゆったりと快適に過ごしたい」と言った事だったりします。

限られたコストの中、その他の全体の要素と、どう向き合って行くかと言いますとキリがないので少しの例で言いますと、

空が気持ちよく見える開口を設けたり、

プライバシーが保たれたデッキや中庭がある外部空間を設けたり、

物理的にはあえて少し大きめのテーブルを計画してみたり、

専門的な事で言いますとディテールをスッキリさせると不思議とそれだけでも広く感じたりします。


相手のニーズの本質を掴み、複合的な建築的要素としていかにまとめるかが大事ですし、建築の面白いところかと思います。


本質といかに向き合うかという事も、もっと自由で豊かな仕事やライフスタイル、未来がつくられる要素な気がします。


クリエーティブの力で人がもっと本質的に豊かな状況を作り出す活動費に使っていきます。 先ずは自分自身で体系化出来た事などをお伝え出来ればと思います。 次に、過去にクリエーターズシェアオフィスや、デザインアートの実行委員長をしていたように、周りの人と共に新たな活動をしていきます。