「攻め」と「守り」?

昨日からネットで燃えているベイカレントの公式アカウントによるポスト(ツイート)。

https://x.com/baycurrent_inc/status/1692388603605987570?s=46&t=sq-e4DDsoRk3H1YPBj9LCA

そもそも「IT」と「デジタル」を二項対立にする発想には賛同できないですが、下に書いてある「ウォーターフォール」と「アジャイル」を一番上に持ってくると、この表と同じような対比で語る人をそこそこ見かけます。個人的にはそれにもモヤモヤすることがあります。

「守り」「失敗の回避」「順守」、本来は何ら悪い意味を持たないこれらの言葉が、あたかも時代遅れ、定型で付加価値が低い、最近だと「AIに代替されるべき」という主旨で語られすぎてる風潮がある気がします。人事の仕事にも「守り」レッテルを見かけることがありますし。
それに悪ノリ(?)してしまったことが、このポストの炎上を招いたのかも。

もちろん、時代や技術の進歩で仕事の価値は変わるものですが、ある機能や概念を十把一絡げでとらえて安易に価値の高低を論じにかかるのは危険、ということを象徴したのが本件かなと感じました。

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