BUNKYO MACHITABI~プロローグ~
みなさん、こんにちは!
地域おこし協力学生団体Your Local Clubです。
「BUNKYO MACHITABI」は、文京区(本郷地区中心)を歩きながら、学生目線で隠れた魅力やワクワク!を発信していくプロジェクト。
今年度から本格的に活動を開始しますが、
今回は昨年度実施した「プレウォーク」の中から、学生街本郷〜菊坂〜西片エリアをご紹介します👣
このエリアは多くの文人と深い関わりがあり、
また、先の大戦では戦禍を免れたために、戦前からの趣きある建築物やお店が残っています。
ということで、
今回の主なテーマはこちら💁♀️
・歩きながらまちの歴史を体感する
・日曜でも空いている純喫茶を訪れる
スタートは丸ノ内線「本郷三丁目駅」。
そこから菊坂通りへ。
本妙寺坂をのぼります。
かつてこの地にあった本妙寺は、現在も坂の名前となって残されています。
通りに面したマンションの柱に。
一帯にゆかりのある文豪たちの名がずらり。
本妙寺坂を下ると、行きとはまた違った景色が見られます!
下町の商店がなんとも味わい深いですね。
坂下から通りを隔ててさらに南へと続いている坂を歩くと、文人マップ発見!
いたるところに足跡を伝える案内板が立てられています。
ふるさと歴史館の前を通り、炭団(たどん)坂へ。
趣ある石段。
坂下には木造家屋がひしめき合うように建っており、細い路地がいくつも存在しています。
このあたりでは珍しい日曜営業のパン屋アトリエ・ド・マヌビッシュ
お隣にはこちらも日曜営業のアップルパイのお店マミーズ・アンスリール本店があります。
ここから胸突坂へ😵👣
文字どおりの急勾配を上ると、旅館・鳳明館本館と台町別館が見えてきます。
明治38年創業、起源は下宿屋。
本館は登録有形文化財に指定されています。
ネットで検索すると「幽霊」がセットで出てくるのですが、果たして真相は…⁉︎
休憩はお待ちかねの万定フルーツパーラーへ。
こちらは大正3年創業。
当時は青果店でフルーツパーラーも経営されていたそうですが、カレーとハヤシライスを提供したところ学生に好評で、今では喫茶店として営業されています。
あたたかい雰囲気の上品なお母さんが出迎えてくださいます。
(写真)クリームソーダ450円。
写真はありませんが、会計の際には「ガチャンガチャン」と味わい深い音を立てるレジスターも現役で活躍しています。
ほっとひと息つきたい時にぴったりのお店です♪
こちらは先ほどの鳳明館の森川別館です。
続いて、ここから住宅街西片エリアへ。
雰囲気が山の手風情へと変わります。
この一帯は夏目漱石・佐佐木信綱などかつては多くの文化人・学者が西片に住居を構えていました。
そして最後は東大農学部のハチ公像。
実はハチ公像は渋谷だけではないんです👀!
こちらはハチが待ち続けた上野教授と再会した瞬間を切り取っています。
(上野教授は東大の先生だったんですよ!)
《まとめ》
学生街である本郷は、書店・下宿屋であった旅館・喫茶店や食事処・商店・医療品店と独特の町並みを形成してきました。
今回歩いた「本郷地区」は山の手エリアですが、一本路地へ入ると木造民家がひしめき合う下町風情溢れる菊坂界隈、山の手風情漂うかつての学者まち西片と、いわゆる「文学のまち 菊坂」「住宅街 西片」というだけではないそれぞれの特色を、肌で感じられたまち歩きでした!
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